女バス(ジョバス) ・2008年12月20日公開・
普通の少女が女戦士に(!?)アメリカの女子バスケ部を舞台に、
アマチュア・コーチとキャラたちまくりの選手たちが巻き起こす
汗と涙と笑いのサクセスストーリー(実話)
感動必至!! 女子力全開のスポーツ・ドキュメンタリー日本上陸!
先頃、開催された北京オリンピックで史上初のV4を成し遂げたアメリカの女子バスケットチーム。向かうところ敵なしともいえる。彼女たちの強さの秘密を鋭く考察したスポーツドキュメンタリーがついに登場しました。「女バス」は、文武両道の誉れが高いワシントン州のルーズベルト高校を舞台に、落ちこぼれていた激弱(?)な女子バスケ部ラフライダーズが州のチャンピオンに輝くまでを、実に7年間も撮り続けた映画史上稀にみる、“女子力”全開のバスケット・ムービーです。アメリカの高校ならばどこにでもある普通の女子バスケ部に長期間密着取材をし、スポーツにおけるメイク・ミラクルな瞬間を見事にフィルムにおさめたのは、本作で長編監督デビューを飾ったプリデューサー出身のウォード・セリル。試合の模様だけでなく、チームメンバー各々の日常に寄り添った構成で単なる記録にとどまらない娯楽性豊かなドキュメンタリーを誕生させた手腕は高く評価されています。
3人の娘の父親で、本職はワシントン大学の教授、趣味がバスケットというビル・レスラーが、ルーズベルト高校のバスケ部コーチに就任するところから始まる本作。アマチュアゆえのオキテ破りな指導で、技術よりもチームのムード作りに情熱をかけるユニークな教育者であるビル・レスラーは、毎シーズンたくみな比喩やテーマを設定し、選手達の思考をひとつにまとめ普通の少女らをコートの戦士へと変身させていく。「スラムダンク」の女性版ともいえる高校女子バスケのガチンコ・サクセス・ストーリーでありながら、巧みな継織論・教育論の映画とも解釈が可能な多重性こそが他のスポーツムービーと一線を画した本作の魅力である。
さらに特筆すべきことは、スポーツを主題にしながら、カメラはコートの外にも飛び出し、今のアメリカに生きるハイティーンたちの日常もスクリーンに投影している点である。「JUNO」で話題になった10代の妊娠や出産、依然として残る人種問題、収入格差による貧富、セクハラ等といった現代の社会が抱える様々な問題が10代の少女たちにどのような影響を与えているかを鋭く問題提起し、実話ならではの“真実の凄み”が、ラストの奇跡的な一瞬へと収束していく。スポーツだからこそ味わえる爽快なカタルシス、若者だからこそ感動する青春の1ページが、きっとあなたの体を熱くします。
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監督:ウォード・セリル
制作:リズ・マン
製作総指揮:ラリー・エステス
編集:エリック・フリス
音楽:ジ・エンジェル
出演:ビル・レスラー/ダーネリア・ラッセル/デヴォン/モード・リプリー/ほか