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恋極星 ・2009年3月14日公開・

3 月 13th, 2009

北海道。菜月は駅のホームで、幼なじみの颯太と再会する。ふたりは幼い頃、父親のプラネタリウムに一緒に通うほど仲が良く、「けっこん」の約束もしていた。しかし、颯太はその後カナダに引っ越し、いつのまにか連絡は途絶えていた。颯太から4年前に帰国し、東京の大学に通っていると聞いた菜月は、裏切られたような気持ちを抱き、失望感を感じた。颯太はいったい今頃何をしに来たのか、彼の気持ちが菜月には理解できない。

 颯太が引っ越してから11年。以前、菜月の住んでいる町は、星が綺麗に見える町として有名だった。だが、“星の降る町”として観光に力を入れていた時期は過ぎ、町にはネオンが増え、菜月の亡くなった父が経営していた小さなプラネタリウムも取り壊しが決まっていた。その歳月は、菜月自身にも大きな変化を与えていた。弟の大輝は、父の死をきっかけに精神的な障害が進み、今は施設暮らしをしている。時々施設を抜け出しては、廃屋同然のプラネタリウムにやってくる大輝。そのたびに大輝を連れ戻しに行く菜月。彼女にとっては、いつしか大輝の世話をすることが日常のひとつになってしまった。弟を大切に思いながらも、菜月は若くして大きな重みを背負っていた。これが自分の運命なんだと言い聞かせ、受け入れる日々を生きていた。

菜月は、父親の死以来、心から笑わなくなっていた。その彼女の心の中に、少しずつ颯太が入りこんでくる。颯太は積極的に菜月と大輝を外へ連れ出し、ふたりの笑顔をビデオカメラにおさめる。菜月は、強引な颯太に困惑しながらもどんどん惹かれていく。それでも「あたしの運命は、今更変えられない」と頑なな菜月に、颯太は言う。「生きてる以上、変えられないことなんてないよ」。颯太と大輝、3人での楽しい日々が続き、菜月は明るい笑顔を取り戻していく。しかし、ある日突然、颯太から「そろそろ東京に帰る」と告げられる。ショックを受ける菜月。そんな彼女に颯太はデートを提案する。初めて迎えたふたりっきりで過ごすデートの日、菜月は約束の場所に向かうが、その日颯太は現れず、連絡もいっさいとれなくなってしまう。そして、そのあと菜月は思いも寄らぬ事実を知らされる。それは、あまりにも切ない運命だった……。

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監督:AMIY MORI
脚本:横田恵理
プロデュース:木村元子/佐藤丈
音楽:小西香葉/近藤由紀夫
配給:日活
出演:戸田恵梨香/加藤和樹

公式サイト

admin 2009.03.14公開作品, 恋愛

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