映画ブロイラー

8月 7, 2007

ブラッド ・2007年8月11日公開・

Filed under: 2007年08月11日公開作品, ホラー, 洋画 — kuro @ 6:54 pm

 LAウィークリーの敏腕記者セイディー・ブレイク(ルーシー・リュ―)は、若者が興味をひきそうな記事を執筆し注目され、最新の記事はカバーページを飾ったばかりだった。気分がいいのはそれだけでなく、妹の卒業祝いをかね、母と妹と一緒にメキシコ旅行の計画を立てていた。

血の祝宴のはじまり

 ところが同僚のイーサンから連絡が入った。セイディーがカルト集団絡みで取材した若い娘……名前はトリシアで、彼女の電話番号が実はガセだったことが判明する。ところがイーサンがその番号から調べて、あるホームページにたどりつき、そこで、「道は血の中に……闇を進め……摂食は今夜始まる」の秘められた文面と、隠された透明の地図を見つけることができた。

 ある夜、さびれた路地裏で、セイディーが取材したトリシアの無残な死体が発見される。そこに駆けつけたローリンズ刑事(マイケル・チクリス)は、その死体を見て愕然とする。なんと、自分の娘だったのだ……!!

 セイディーは、イーサンが発見した地図が示す屋敷へと向かうが、そこは廃墟同然で薄暗い地下室には血染めのベッドが置いてあった。何か胸騒ぎを覚えた彼女は、イーサンのアパートに急ぐと、彼の部屋は無人で何者かによって部屋中が荒らされた後だった。そこに現れた男に突然襲われ、気を失ってしまう。

一度死んで、生き返って……

 セイディーが目覚めると、外見は豪邸のようだが、実はカルト集団のアジトだった。東洋人のポー(マコ)の他、イスに縛られたセイディーに熱い視線を投げかけるビショップ(ジェームズ・ダーシー)がいた。ビショップはテーブルの上に黒いビニール袋を投げつけた。彼女がその中を覗くと血だらけのイーサンの生首がっ!! セイディーが思わず泣き叫ぶ。

 ビショップとセクシーな雰囲気を漂わせたイヴ(カーラ・グギーノ)は、セイディーの頚動脈を切って血を吸い、彼女の肉体をもてあそぶ。彼らは人間社会に紛れて生きる、吸血鬼の集団だったのだ。

 ある夜、女医の死体がまた見つかった。ゴミ捨て場にうち捨てられたセイディーの死体は既に冷たくなっていて、外傷からトリシアの殺人犯と同一であることが判明。現場に駆けつけたローリンズ刑事は、娘を失った哀しみから冷静さを欠いているため、上司に今回の捜査から手を引けと指示される。

 深夜「ロサンゼルス検視所」の解剖室は静まりかえっていた。狭くて薄暗く、冷たいスチール製の囲いの中でセイディーが目覚めた。最初は自分がなぜ全裸で、こんな密室に閉じ込められているのか分からなかったが、力を振り絞って脱出することに成功。だが、そこで愕然とする。鏡に自分の姿が映らないのだ。

 セイディーは自分に何が起きたのか分からず街をさまよっていると、太陽光線がまぶしくて思わずサングラスをかけた。そして飢えを感じはじめ、やがて禁断症状が……その苦しみからなんとか脱しようと、ホームレスの中年男性を殺して血を吸うものの、人を初めて殺した嫌悪感からか吐き出してしまう。

ヴァンパイア同士の熾烈な闘い

人間でなくなったことを痛感するセイディーが母親に電話すると、「娘は死んだのよ」との返事……イタズラ電話だと思われている。なんとか本物のセイディーだと気づかせて涙ながらに別れを告げ、高架の歩道から自動車が激しく行き交う道路へと飛び込んだ。

 気が付くと、血だらけのセイディーを介抱してくれた謎の男アーチュロがいた。実は彼もまたビショップに興味を持っていて、セイディーの思いをくんで銀製のボウガンを与えてくれた。

 髪の毛を短く切ったセイディーは、ビショップたちの恐るべき陰謀を阻止するため、戦う決意をする。最初の居所を突きとめたのがイヴだった。イヴは少し驚いた表情を浮かべ、「セイディーは生への執着が強かったのね。吸血鬼に変わるのに3日間はかかるのに」と言い、「アーチュロは元支配者で追い出されたの」とつけ加えた。

 そして、セイディーはポーとの戦いを経て、ビショップに迫ろうとするが幾多のトラブルが襲いかかり、なかなか接近することができない。

 やがて、娘トリシアの悪夢に悩まされていたローリンズ刑事がセイディーと接触する。ビショップに大事なものを奪われ、哀しみを抱いた2人はお互いの傷ついた心を理解し、敵地へ一緒に乗り込む覚悟だった。

 そこでセイディーは、ローリンズに最後のお願いをする。「私は人間じゃないの。私がビショップを殺す代わりに、あなたは私を殺して」と。だが2人は、ビショップの恐ろしさをまだ知らなかった。セイディーは捕らわれて逆さ吊りにされ、ローリンズは死んだはずのトリシアと出会うことになる……。
 
 果たして2人はビショップを倒すことができるのか。そして彼らの運命は……!?

監督・脚本:セバスチャン・グティエレス
音楽:ネイサン・バー
衣装デザイン:デニス・ウィンゲイト
キャスティング:ナンシー・ネイヨー・バティーノ ケリー・マーティン・ワグナー
編集:リサ・ブロムウェル ロブ・サリヴァ
美術:ジェリー・フレミング
撮影監督:ジョン・トール
共同製作:ケイリー・コノップ
製作総指揮:カーステン・ロレンツ ロブ・タパート ジョー・ドレイク ネイサン・カヘイン
プロデューサー:グレッグ・シャピロ
出演:ルーシー・リュー マイケル・チクリス ジェームズ・ダーシー カーラ・グギーノ

公式サイト

コメント (0) »

この記事にはまだコメントがついていません。

コメント RSS トラックバック URL

コメントをどうぞ

Powered by WordPress ME