ヒートアイランド ・2007年10月20日公開・
オレの名前はアキ。渋谷を仕切ってる“ギルティ”のリーダーだ。この“ギルティ”の意味は……アレ? また忘れた(苦笑)。まあ、いいや。とにかくオレたち“ギルティ”の6人が渋谷を仕切ってるわけ。ほかのメンバーは、ケンカは弱いけど頭は超キレるカオル。渋谷で一番イケてるらしい、ダサいことが大嫌いなモデルのナオ。いつもヘラヘラしてるくせに見た目だけはすこぶるいいから、最強に女にモテまくりのジュン。たぶん世界で一番バカだけど仲間の数だけは異様に多い、オナニーに一生を捧げてるタケシ。そして、相撲部屋からスカウトされたことのあるちゃんこデブ、サトル。
オレたちには暗黙のルールがあって、それはドラッグとか窃盗とか意味のねえケンカには絶対に手を出さないこと。そんなことやるのは昔のチーマーみたいで超ダセえからさ。もっと有意義なことしなきゃ意味ねえっつうの。
で、カオルの提案でオレら6人は毎週木曜にミナミさんがマスターをしてる“PINK PINK”っていうバーを会場にして、ケンカの強えヤツらを集めてファイトパーティーを開催してたわけ。そう、ブラピの『ファイト・クラブ』みたいなやつ。もちろん、ヤクザとかは一切関わらせないでオレらの力だけで仕切ってた。もう、バカみたいに盛り上がるし、金もいっぱい入ってくるし、何もかもすげえうまくいってたんだよ。あの日まではね……。
あの日、バカタケシとちゃんこデブのサトルが“ギルティ”のルールを破ってモメごとを起こした揚げ句に、どこからどう見てもアヤしいボストンバッグを持って帰ってきてさ。中を見たら見たこともねえぐらいの大金がわんさか入ってたんだよ。で、調べてみたら予想どおり柿沢、桃井、折田っていうプロの強盗団が松谷組っていう関西ヤクザが経営するカジノからかっぱらったかなりヤバ〜い金で。ホント、マジで、全然笑えねえよ! そうこうしてるうちにオレらのファイトパーティーに目をつけてた、渋谷を仕切ってる麻川組の黒木ってヤツが出てきたり、あとになってわかったんだけど知らないところでエキゾチックなムード満載の南米マフィアまで関わっていて、気づけばオレらボストンバッグ争奪戦に巻き込まれてやがんの……! でも、このままジッとしてても最悪オレらは殺されるわけだし……どうする、オレたち!? 追い詰められたそんな時、ひらめいたある作戦。命に関わるヤッベー作戦だけど、やるしかないっしょ!
監督:片山修
脚本:サタケミキオ
原作:垣根涼介
出演:城田優、木村了、北川景子、小柳友、浦田直也、鈴木昌平、伴都美子、伊藤千晃、高岡蒼甫、パパイヤ鈴木、谷中敦、豊原功補、近藤芳正、松尾スズキ、細川茂樹、伊原剛志