映画ブロイラー

4月 23, 2008

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド ・2008年4月26日公開・

Filed under: 2008年4月26日公開作品, 洋画 — kuro @ 12:19 pm

石油――それは、欲望という名の《黒き血》…。
アメリカン・ドリームの闇をえぐる、鮮烈な大河ドラマ。

21世紀の《今》を代表する映画監督ポール・トーマス・アンダーソン―― その最新作が生まれた瞬間に『市民ケーン』『ジャイアンツ』と並ぶ《古典的な大作》として大絶賛を浴び、各映画賞を次々と制覇している。

この奇跡の大河ドラマは、20世紀初頭のカリフォルニアを舞台に、しがない鉱山労働者(ダニエル・デイ=ルイス)が石油採掘によって富と権力を手に入れていく姿を描き出す。だが、これは正統なアメリカン・ドリームの物語ではない。むしろアメリカン・ドリームを衝き動かしてきた闇の力――《欲望》を、冷徹なまでの誠実さで赤裸々に描ききった魂の叙事詩である。

 大地から噴出す石油は、まるで欲望というなの血のように主人公の魂を毒していく。彼の危険なまでの自立精神は、強欲、誘惑、腐敗、欺瞞といったあらゆる悪徳を糧にして、人との共存が不可能なモンスターと化していく。血塗られた破滅の予感を、密かに漂わせながら…。

「彼抜きではこの映画は成立しない」というアンダーソン監督の念願が叶い、アカデミー俳優ダニエル・デイ=ルイスが主演を快諾。ダークなユーモアと戦慄の狂気を揺れ動く渾身の演技は、映画界にセンセーションを巻き起こしている。まら、革新的音楽グループ、レディオヘッドのギタリストであるジョニ―・グリーンウッドが音楽を手がけ、意外性に満ちたアプローチで作品全編を支配する不吉な予感を増殖させている

監督:ポール・トーマス。アンダーソン
製作総指揮:スコット・ルーディン
音楽:ジョニ―・グリーンウッド
出演:ダニエル・デイ=ルイス/ボール・ダノ/ディロン・フレイジャー/キアラン・ハインズ/ケヴィン・J・オコナー

公式サイト

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