映画ブロイラー

4月 23, 2008

あの空をおぼえてる ・2008年4月26日公開・

Filed under: 2008年4月26日公開作品, 邦画 — kuro @ 1:01 pm

心の奥にしまっていた思いを静かに語り始めた……

とある地方に、幸せに暮らす4人の家族がいる。写真館を営む父・深沢雄仁とリトミック教室で働く母・慶子。
ちょっとシャイで心優しい小学4年生の長男・英治。
元気いっぱいの幼稚園児の長女・絵里奈、いらずら好きなゴールデン・レトリーバーの金之助もそこに加わる。

彼らが住むのは、雄仁が建てたアメリカン・ハウス。
美しい田園風景にとけこみ、木のぬくもりを感じる家の中には、父が撮った家族の写真が飾られ、庭には子供たちの秘密基地であるツリーハウスがあり、兄妹はここで元気よく遊んでいる。
絵里奈は、男の子顔負けのお転婆ぶり。
英治はそんな妹をハラハラしながら見守る、優しい兄だ。

慶子のお腹の中には新しい生命が宿っていて、家族みんなが赤ちゃんの誕生を心待ちにしている。毎日が楽しく、笑い声の絶えなかった深沢家に突然思いもよらない不幸が襲い掛かった。2人で買い物に出かけた兄妹が交通事故に遭い、英治は生死の境をさまよい一命は取り留めたものの、絵里奈の小さな命は無残にも散ってしまった。

子供たちだけで外出させてしまった自分を責める雄仁。
事故以来、泣き続けている慶子。病室で暗く沈んだ両親に英治は心を痛める。やがて退院の日が訪れ、久しぶりに帰った家の様子は一変していた。悲観に暮れる両親を何とか励まそうと、英治は無理に明るくふるまうが、家族の間には重苦しい空気が流れるばかり。笑顔の消えた家の中で、英治自身も深い喪失感を味わう。

健気な英治の姿を見続けていた慶子も、少しずつ前を向き始める。リトミック教室でも明るい表情を見せるようになり、生まれてくる子のために絵里奈の部屋を片づけ始める彼女を英治も手伝う。思い出のつまった品々を懐かしく眺める母と息子の目にはもう涙はなく、たとえそこに姿は見えなくても、絵里奈と一緒に新しく家族を迎える気持ちになっていた。
しかし、雄仁にはそんな2人の行動を受け入れることができず、慶子と激しい口論になり、慶子は家を飛び出す。

翌日、雄仁は英治の担任教師から、英治が学校を欠席していると連絡を受ける。雄仁は、行方のわからなくなった英治を探すため、夕闇の迫る山へと向かうが……。

監督:富樫森
製作:古澤寿斗/木村典代
製作総指揮:北川直樹
プロデューサー:藤田義則
脚本:山田耕大
主題歌:「いつか離れる日が着ても」平井堅
出演:竹野内豊/水野美紀/広田亮平/吉田里琴/小池栄子/品川祐/中島朋子/小日向文世

公式サイト

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