ラスベガスをぶっつぶせ ・2008年05月31日公開・
MIT(ボストンのマサチューセッツ工科大学)で優秀な成績を収め、前途洋々の生活を送る学生ベン・キャンベル。彼のと親友たちは、ロボットコンテスト用の工学ロボの研究をしたり、帰りにはバーに行きスポーツ系のサークルの集まりを遠巻きで眺めながら酒を飲んだり……いわば“オタク系”のMIT学生の典型。そんなベンの夢は、MITを卒業した後は、母親の夢でもあるハーバード大学医学部へ進学し、医師への道を進むこと。そのためには、学費30万ドルを用意しなければならない。母子家庭のベンにとってあまりにも巨額な学費のために、奨学生の試験を受けるも、失敗。スーツ・ショップでのアルバイトでは到底おいつかない金額のために頭を抱えている。
天才的な数学力を持つベンの才能に、ある日、ミッキー・ローザ教授が気づく。ローザ教授は優秀な生徒を集めて、秘密の研究をしていたのだ。その研究とはブラックジャックで必ず勝つ方法=カード・カウンティングの習得。ベンはローザ教授に招かれ、チームを訪ねる。集まっていたのは教授と学生のジル、キアナ、チョイ、フィッシャーの5人。彼らがしていることがどうにも信じられず、一度はその場を去るベン。だが、母親には「奨学生の試験はパスしたから援助はいらない」などと心配させない為のウソをついてしまった彼には、お金がどうしても必要。しかも、メンバーには以前から憧れていた学内一の美女ジルがいる。彼の心は葛藤する。
学費のため、と割り切って、研究チームのドアをたたくベン。徹底的にカード・カウンティングのイロハを叩き込まれるが、天才的な数学の才能を持つベンだけに、飲み込みは早かった。数々のテストをパスし、チーム内でもズバ抜けたセンスの持ち主と認めたれたベンは、チャイナタウンの地下カジノで最終試験を受けることに。段取り通り、決まった合図によって席に着いた彼の前にカードが配れる。ベンは、トレーニングで得た勘と暗号を駆使して大成功! 最終試験にパスしたのだ。
ラスベガスに乗り込んだチームは、週末を利用して最高級ホテルのスイートルームを拠点に、それぞれの役に徹してカジノに潜入し、ブラックジャックで次々大金を稼ぎ出す。こうして、ラスベガスでの贅沢を謳歌するセレブと、ボストンに戻ると普通の大学生、という二重生活を送ることになったベン。しかも憧れのジルとも親密な仲になりつつあった。だが、それも長くは続かない。ベンはスリリングでリッチなラスベガスでの暮らしに楽しみを覚えてしまい、ボストンでの地味な学生生活では満足できなくなってしまう。
ビジネスとして勝ち続ける彼らに、カジノのルール違反者を取り締まるコールが目をつける。コールはチームの手口を見抜き、違反者としてカジノから追放しようと画策する。また、チームの仲間割れ、ボストンの親友たちとの不和、ジルとの関係にも微妙なズレが生じはじめるベンは、巨大な暗影が漂い始めていることも知らず、ラスベガスに乗り込む。そしてチームは、史上最悪の事態に見舞われた……。
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監督:ロバート・ルケティック
原作:ベン・メズリック
製作:デイナ・ブルネッティ/マイケル・デ・ルカ
脚本:ピーター・スタインフェルド
製作総指揮:ウィリアム・S・ビーズリー/ブレット・ラトナー/ライアン・カヴァナー
出演:ジム・スタージェス/ケイト・ボスワーズ/ローレンス・フィッシュバーン/ケヴィン・スペイシー/アーロン・ヨー/ライザ・ラピラ/ジェイコブ・ピッツ/