映画ブロイラー

7月 9, 2008

闘茶 tea fight ・2008年07月12日公開・

Filed under: 2008年07月12日公開作品, ドラマ, アジア, 邦画 — hasegawa @ 11:39 am

 古都・京都で何代も続いている、老舗の茶屋「八木茶舗」。そこの跡継ぎながらも。現在は開店休業状態である、男主人・八木圭。今朝も別のアルバイトを首になって、朝帰りしてきた父親の前には、呆れかえる一人娘の大学生・美希子がいた。大学を卒業後に茶を学ぶため、台湾留学を考えていた彼女だったが、圭は「お茶に関わると災いが起きる」と言って、入学願書を破り捨て、まったく聞き耳を持たない様子。なぜなら、彼は究極の茶作りに没頭していた数年前に、最愛の妻を亡くしており、その要因が八木一族に代々伝わる「黒金茶の呪い」であると信じこんでいるからであった。

 その晩、父の旧友が経営する、和菓子屋のアルバイト仲間である、村野とともに、茶屋の蔵に忍び込んだ美希子は、古い書物を発見。そこに記された、謎に触れることになる。その内とは、古代中国には「雄黒金茶」と「雌黒金茶」、それぞれの茶葉を育てる部族がおり、日本から留学していた八木家の先祖が発した発言により、雌黒金茶は滅亡。それ以来、八木家は雌黒金茶の呪いを受けてきたのだという。だが、その恐ろしい呪いは子孫が奇跡的に残した茶木から雌黒金茶を作りだし、宿敵である雄黒金茶に闘茶を挑んで勝つことによって解けるらしい…。そして、美希子と村野は家の庭に。雌黒金茶の茶木が立っていたことに気づくのだった。

 後日、圭に黙ってお茶会に参加していた美希子が突然、意識を失って倒れてしまった。それを知った圭は「ついに呪いが始まった!」と彼女を叱りつけ、父と娘は再び衝突する。美希子は衝動的に、インターネットで知り合っていた雄黒金茶を持っているチャット友達と会うため、台湾に飛ぶのだった…。

 その直後、美希子を追って、圭も台湾にやってきた。台北にある茶屋で、門前払いを受ける中ルーファという美しい女性に出会う。そして、彼はどこか死んだ妻にも似た懐かしさを感じさせる彼女の魅力に惹かれていくのだった。一方、美希子は茶学校で出会った老人から、興味深い話を耳にする。数十年前に、雄黒金茶を育てる一族が台湾に移住し、飲むと暴力的になってしまう雄黒金茶で財を極めた。だが、一族の跡取り息子がそのことに疑問を感じ、改めて老人の元に茶を学びに来たのだという。そこで彼は同じく茶を学んでいた、少女と来いに落ちた。だが突然、彼女と師匠の前から消えてしまった。そして闇市場で闘茶を行なう黒幕になってしまったのだ。

 その後、美希子はチャット友達になりすまし、雌黒金茶をモノにしようとしていた台湾マフィアに接触。なんとか逃げることは出来たものの、一文無しになった彼女は街中で村野に出会う。彼は一途な美希子への想いから、はるばる台湾まで追いかけてきたのだった。とはいえ、すぐに2人は台湾マフィアと彼らのボスであるヤンに捕まってしまう。彼こそ、雌黒金茶を狙う、雄黒金茶一族の御曹司。そして、彼と哀しい運命に引き裂かれた女性こそ、ひそかに雌黒金茶を探し続けてきた、ルーファなのであった。やがて、ヤンのアジトに、圭とルーファもやってきた。娘を解放しなければ、雌黒金茶を燃やすとヤンに交渉を迫る圭。そして、「同じ茶士なら、闘茶で決着をつけるべき」という美希子の一言から、究極の茶葉を使った闘茶が行なわれることになる…。

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監督・原案:ワン・イェミン
脚本:山田あかね
音楽:ショーン・レノン/ZAK
主題歌:SUPER BUTTER DOG
アニメーションディレクター:田中孝弘
アニメーション美術監督:小林七郎
アニメーション製作:SUTDIO4℃
出演:香川照之/戸田恵梨香/ヴィック・チョウ/チャン・チュンニン/エリック・ツァン/細田よしひこ/ほんこん/藤田陽子

公式サイト

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