敵こそ、我が友 ~戦犯クラウス・バルビーの3つの人生~ ・2008年07月26日公開・
ヒトラーに心酔し、アンデス山脈に“第四帝国”を夢見た、元ナチス親衛隊。
彼の“3つの人生”を検証し、戦後の裏面史を白日の下にさらす、衝撃のドキュメンタリー!
クラウス・バルビーという男を知っているだろうか。
彼は、22歳でナチス親衛隊に所属してから、フランスで1987年に“人道に対する罪”で終身刑を宣告されるまでの50数年の間に、“3つの人生”を生きた。それもとびきり残虐で欺瞞に満ちた人生を。
ドイツ占領下のフランスで、レジスタンス活動家やユダヤ人を殲滅〈リヨンの虐殺者(Butcher of Lyon)〉の異名を持つナチス・ドイツ親衛隊保安部員(SD)、いわゆるゲシュタポとして。
また、戦後の混沌としたヨーロッパでアメリカ陸軍情報部(CIC)のためにスパイス活動をしていたエージェント・バルビーとして。
あるいは、南米ボリビアにおいて、軍事政権を誕生させた影の立役者であり、チェ・ゲバラの暗殺計画をも立案したクラウス・アルトマンとして――。
『ラストキング・オブ・スコットランド(06)』のケヴィン・マクドナルド監督は、再びドキュメンタリーに回帰。アンデス山脈に“第四帝国”創設を夢見たナチス残党の軌跡を辿ることによって、政府とファシストとの醜悪な関係を暴き、戦後の裏面史を白日の下にさらす。
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監督・脚本:ケヴィン・マクドナルド
プロデューサー:リタ・ゲール