映画ブロイラー

6月 17, 2007

雲南の少女 ルオマの初恋  ・2007年6月16日公開・

Filed under: アジア, 公開中 — kuro @ 1:59 pm

ルオマは、今日も朝ご飯を食べるや、おばあちゃんが茹でたとうもろこしを籠にいれ背負い、乗り合い自転車で町に出る。”焼きとうもろこしはいかが”市場で大声を上げても客はいない。そんな時、声をかけてくれたのがキャメラマンのアミンだった。1本50銭(日本円7円)のとうもろこしを10本も買ってくれた。だが実は、今のアミンには10本の金5元の小銭さえ家中を探してもない。それどころか家賃も払えず大家から矢の催促を受け、昆明にいる年上の恋人が家賃を持ってくるのを待っている有り様なのだ。
机上にあったヘッドホンステレオを、代金の代わりにとアミンはルマオに渡した。初めて聞く、ヘッドホンステレオから流れるアイルランドの女性歌手エンヤの歌う「カリビアン・ブルー」は、彼女を虜にした。ヘッドホンステレオから流れるメロディーによって、目の前に新しい世界が広がっていく。翌日、アメリカ人の観光案内をしたアミンは、民族衣装に身を包み、焼きとうもろこしを売るルオマの周りに群がる観光客たちが、彼女と写真を撮りたがっているのに目を見張る。彼はルオマに、棚田を風景にして外国人観光客相手の写真撮影をしようと提案した…。
「撮影料金 1枚う 10元」の看板に観光客は列を成した。アミンの作戦は大当たりした。ルオマの唯一の夢は、昆明に出稼ぎに行き、町の男と結婚を決めたルオシアが教えてくれた、重い荷物を運ぶ”エレベーター”に乗ることだった。アミンは必ず昆明に行きエレベーターに乗せてあげると約束してくれた。夢のような楽しい日々の始まりだった。稼いだお金を自慢げにおばあちゃんに渡すルオマ。「ハニの人は騙してお金を撮ったりしないよ、写真を取ってお金を稼ぐなんて誰に教わったの」と言うや、おばあちゃんは口を閉ざすのだった。
そんなある日、写真館に戻った二人をアミンの恋人が待っていた…。彼女はこの村にアミンが写真館を開くお金を出資してくれ、仕送りも続けていた。これ以上お金を出すことはできない、恋人はアミンへ最終勧告を言い渡しにきたのだ。二人が黙って2階の部屋に上がると同時に写真館を後にしたルオマの耳に、大声でののしりあう二人の声がこだまする…。

監督:チアン・チアルイ
出演:リー・ミン ヤン・カーチン

雲南の少女 ルオマの初恋 公式サイトへ

コメント (0) »

この記事にはまだコメントがついていません。

コメント RSS トラックバック URL

コメントをどうぞ

Powered by WordPress ME