映画ブロイラー

7月 9, 2007

ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ

Filed under: 邦画 — staff @ 5:39 pm

世界最大級の沖縄美ら海水族館に、新任獣医としてやってきた植村一也(松山ケンイチ)。海獣課に配属になり、イルカの餌になる魚のひれを切り落とす作業や、プールの掃除を一日中させられ、自分は飼育員ではなく獣医なのにと不満に思っている。イルカのことをよく知らなければ治療も出来ない、データを見るだけの獣医ならいらない、それが福原館長(山崎努)の考えだった。たたき上げの先輩飼育員・比嘉(池内博之)と激しくぶつかったり、その様子を見守る飼育員・ユリ(坂井真紀)や中村課長(利重剛)に獣医としての心得を学んだり、七海(永作博美)のカフェで少し癒されたりしながら働く毎日。遠距離恋愛中の恋人・陽子(西山茉希)からのメールが心の支えだが、忙しさと、理想と現実の狭間で徐々にすれ違いを感じている。
3頭もの子供を生み育ててきたために水族館の”ビッグマザー”と呼ばれる、イルカのフジにもようやく受け入れられ、沖縄での生活にも慣れてきたある日、突然事件が起こる。フジの尾びれがが壊死しはじめたのだ。一也をはじめ、飼育員達は、懸命に治療するが、原因不明の壊死は止められず、尾びれを切除することに。自分の判断、治療は本当に正しかったのだろうか。一也は、獣医師としての自分を責める。一命は取りとめたものの、尾びれを失ったフジは泳ぐことをやめ、プールの隅で浮いているだけ・・・・・・。
母親に捨てられたと思い、学校にも行かず毎日フジに会いに来ていた少女ミチル(高畑充希)は、そんなフジを見て「泳げないイルカはイルカじゃない!」と一也に言い放つ。ただ生かすだけの治療に疑問を感じ始めた一也は、アメリカのタイヤメーカーが海がめの手びれをゴムで作ったことがあると本で知り、館長に相談。タイヤメーカーのブリヂストンに、フジの人工尾びれ作ってほしいと単身交渉に向かう。
もう一度藤を泳がせてやりたい-。みんなの気持ちが一つになった時、イルカと人間の暑い夏がはじまった。

監督:前田哲
脚本:川嶋澄乃 松本稔
撮影:笠松則通
照明:石田健司
美術:磯貝俊裕
録音:小川武
音楽:上野洋子
原案:岩貞るみこ「もういちど宙へ」
主題歌:みつき「大切なもの」
出演:松山ケンイチ 池内博之 坂井真紀 永作博美 山崎努
配給:松竹

ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ 公式サイトへ
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