――5人の男女が奏でる…おかしくも悲しい恋愛協奏曲。
自由気ままに生きる女子大生ナツコは、ある日失恋をする。大の「女好き」を自認するナツコは、恋人を失った寂しさを紛らわすために、その日から手当たり次第にナンパを始める。
一方、ナツコの恋人だったトモミは生まれて初めて男の恋人を作る。自由奔放なナツコと違い、保守的で繊細なトモミは傷つかずに生きていく手段として「結婚」という道を選んだのだ。
そんな中、ナツコの前にひとりの女子高生が現れる。
16歳のカナは幼い頃に蒸発した母を探すため、単身地方から上京してきた。
カナの母親はレズビアンで、幼い頃に恋人とともに駆け落ちしたのだという。
レズビアンを憎むカナ、レズビアンであることを隠し通すトモミ、レズビアンであることを受け止めて生きるナツコ。3人は傷つきながらも、漠然とした未来へと前進してゆく…。
都会で生きる、女の子が大好きな女の子たちの真実のラブストーリー。
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監督・脚本:内田英治
原案:渡辺プリン
プロデューサー:萩尾裕茂/片桐剛
撮影監督:百束尚浩
録音:野際赳
出演:奥田恵梨華/清水美那/大政洵/河合龍之介/坂本爽/葉子/小林沙世子
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他入の命を奪うことで得られる幸せは、果たして本当の幸福と言えるのだろうか…?
死刑囚を収容する拘置所に勤務する刑務官たち。彼らは常に死と隣り合わせの生活を余儀なくされる。ベテラン刑務官、平井もそのひとり。心の平穏を乱すことには背を向け、決まりきった毎日を淡々とやり過ごす男。そんな平井がシングルマザーの美香と結婚することになった。なかなか打ち解けない連れ子との関係を築く間もないまま挙式を目前に控えたある日、死刑囚・金田の執行命令が下る。執行の際、支え役(死刑執行補佐)を務めれば1週間の休暇を与えられると知った平井は、新しい家族と共に生きるため、究極の決断をするのだった…。
原作は「戦艦武蔵」「魚影の群れ」「闇にひらめく」(『うなぎ』の原作)の文豪、吉村昭の短編小説。今まで無為に過ごしてきた男が人生を見つめ直すために乗り越えなければならない大きな壁。希望を奪われた死刑囚の抱える闇と、彼の未来を奪う使命を託された刑務官たちの苦悩。さらには彼らと関わりを持つ者の深い哀しみと愛情。死刑に至る日々と親子3人のささやかな新婚旅行を通してそれぞれの幸福、家族の絆が浮き彫りとなり、生死と直面した人々の骨太で感動的なドラマが展開されていく。
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監督:門井肇
原作:吉村昭「休暇」(中公文庫版『蛍』所載より
プロデューサー:小池和洋
撮影:沖村志宏
照明:鳥越正夫
音楽:延近輝之
脚本:佐向大
出演:小林薫/西島秀俊/大塚寧々/大杉漣/柏原収史/菅田俊/利重剛/今宿麻美
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主演に元・宝塚歌劇団花組トップスターの大鳥れいを迎えて制作された、石井裕也の長編映画4作目。大鳥れいは、一人息子を亡くし悲しみに暮れる主婦を演じ、新境地を切り拓いた。他の出演者は米朝事務所所属の落語家・桂都んぼ、モデルとしても活躍する潮見諭、ベテラン女優の稲川実代子、さらにグラビアアイドルの井川あゆこ等、オールキャスト・オール曲者。
「人はばけもの 世にないものはなし」という井原西鶴の言に想を得たこの群像劇には、文字通り化け物じみた人間達しか登場しない。裏切り、殺人未遂、不倫、駆け落ち、食品偽装など、化け物達はありとあらゆる愚行を繰り返し続ける。だが、物語のラストで彼らの化けの皮が剥がされた時、人間の哀しき本性が暴かれる。
人間の駄目さ、愚かさ、醜さを追求する事でしか見えてこない、その先にある人間の魅力を描いたこの作品は、完成後すぐに第37回ロッテルダム国際映画祭Sturm und Drang部門に出品され、ワールドプレミア上映された。さらにその後、第32回香港国際映画祭アジアン・デジタル・アワードに正式出品。その後、第15回タイタニック・ブダペスト国際映画祭(ハンガリー)、台北映画祭(台湾)出品。俳優の浅野忠信、映画監督の松本俊夫らに絶賛され、いよいよ劇場公開決定!!
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脚本・監督・編集:石井裕也
撮影:松井宏樹
照明:小林万平
美術:沖原正純/内堀義之
助監督:中村祐介
音楽:今村悠輔
制作:吉田裕亮
製作助手:長谷川武徳
録音:島田和行
整音:清水雄一郎/武藤友真
撮影助手:大田佳代
監督助手:高木恵吾
製作:石井裕也/松井宏樹/沖原正純
出演:大鳥れい/桂都んぼ/潮見諭/稲川実代子/牧野エミ/じんぐうまさひろ/邦城龍明/井川あゆこ/内堀義之/石井裕也
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不条理な狂気はいつしか倒錯の扉をひらく…
密室で繰り広げられる二人だけの性宴!
極限状況の中で生まれる愛の真実!!
暗闇。どこかのビルのボイラー室だろうか、すえた匂いと断続的な機械音…
そんな異空間できみかは目覚める。
暗がりの奥から不気味に近づいてくる着ぐるみを着た巨体、ボイスチェンジャーから聞こえてくる奇妙な声……。
きみかの父・大介は中堅ゼネコンを経営する敏腕社長だ。
自分の娘が誘拐・監禁されてしまったことなど知る由もない。
妻を亡くした大介は忙しい合間に秘書であり愛人でもある成美と情事を重ねている。
一本の脅迫電話がすべてを変える。きみかの声を聞いて事の重大さに気づく大介。
希薄すぎた父娘の関係。そしてそのことを決定づけた過去のとある事件……。
密室できみかはようやく落ち着きを取り戻していく。
犯人と二人だけの空間で、時間が経過するに連れてきみかは微妙な感情の変化を感じ、やがてそれは倒錯した愛情にまで発展していく。
犯人の真の目的とは?
その正体は?
とあるビルの地下室で、狂気と淫靡のめくるめく世界が展開する。
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監督:後藤大輔
企画:加藤威史/衣川仲人
原作:ジャパンホームビデオ
プロデューサー:黒須巧
脚本:高木祐治/後藤大輔
撮影:飯岡聖英
出演:亜紗美/さくらの/江連健司/いとうたかお/千川彩菜/高山直之/中村方隆
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“ぐるりのこと”
――自分の身の周りのこと。または、自分をとりまく様々な環境のこと。
1993年7月。ふたりの部屋のカレンダーには「×」の書き込み。妻・翔子(木村多江)が決めた週に3回の夫婦の「する日」の印だ。しかし、その日に限って、靴修理屋で働く夫・カナオ(リリー・フランキー)の帰宅は遅い。女にだらしないカナオが遊び歩いているのでは? 彼の手の甲をぺろりと舐め、浮気かどうかチェックする翔子。カナオは先輩の紹介で、新しく法廷画家の仕事を引き受けてきたところだった。「はあ!? 靴屋は? とにかく……決めたことやってから話そうか」苛立った様子で寝室へ消える翔子。カナオはぼやきながら、渋々寝室へ入っていく。
ふたりはどこにでもいるような夫婦。翔子は女性編集者として小さな出版社でバリバリ働いている。一方、カナオは法廷画家の仕事に戸惑いつつ、クセのある記者・安田(柄本明)や先輩画家らに囲まれ、次第に要領を掴んでいく。職を転々とするカナオを、翔子の母・波子(倍賞美津子)、兄・勝利(寺島進)とその妻・雅子(安藤玉恵)は好ましく思っていない。しかし、そんなカナオとの先行きに不安を感じながらも、小さな命を宿した翔子には喜びのほうが大きい。「お、動いた!」カナオと並んで歩く夜道で、翔子は小さくふくらんだお腹に手を触れる。カナオのシャツの背中をぎゅっと掴んで歩くその後姿には、幸せがあふれていた──。
1994年2月。ふたりの部屋に掛けられたカレンダーからは「×」の印が消えている。寝室の隅には子どもの位牌と飴玉が置かれていた。初めての子どもを亡くした悲しみから、翔子は少しずつ心を病んでいく。
法廷でカナオはさまざまな事件を目撃していた。1995年7月、テレビは地下鉄毒ガス事件の初公判を報じている。産婦人科で中絶手術を受ける翔子。すべてはひとりで決めたこと、カナオにも秘密である。しかし、その罪悪感が翔子をさらに追い詰めていく。
1997年10月、法廷画家の仕事もすっかり堂に入ってきたカナオ。翔子は仕事を辞め、心療内科に通院している。台風のある日、カナオが家へ急ぐと風雨が吹きこむ真っ暗な部屋で、翔子はびしょ濡れになってたたずんでいた。「わたし、子どもダメにした……」翔子は取り乱し、カナオを泣きながら何度も強く殴りつける。「どうして……どうして私と一緒にいるの?」そんな彼女をカナオはやさしく抱きとめる。「好きだから……一緒にいたいと思ってるよ」ふたりの間に固まっていた空気が溶け出していく──。
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監督:橋口亮輔
撮影:上野彰吾
照明:矢部一男
録音:小川武
美術:磯見俊裕
企画・制作:山上徹二郎
出演:木村多江/リリー・フランキー/倍賞美津子/柄本明/寺島進/安藤玉恵/寺田農/八嶋智人/ほか
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