映画ブロイラー

7月 31, 2007

ブラインドサイト ~小さな登山者たち~ ・2007年7月21日公開・

Filed under: ドキュメンタリー, 2007年7月21日公開作品 — kuro @ 4:55 pm

可能性は無限大。目の見えない子供たちがエベレストを目指す。

 世界中で熱い支持を受け、ベルリン映画祭をはじめ各国の
 映画祭で数々の観客賞を受賞。
 チャレンジすることの大切さを教えてくれる
 感動のドキュメンタリーが世界に先駆け日本で初公開

 悲しいことにチベットでは、盲目の人は前世の悪行が原因で悪魔に取り憑かれているという古くからの言い伝えがあり、盲人の多くはひどく差別的な扱いを受けてきた。そして盲目の子供たちは、親からも社会からも拒絶されるという悲しい現実に直面していた。そんな子供たちに救いの手を差し伸べたのは、自身も盲目のドイツ人教育者サブリエ・テンバーケン。チベットへの入国に難色を示していた中国政府当局の反対を押し切って単身チベットに渡った彼女はチベットで初の盲人のための学校を設立する。数年後、盲人として史上初めてエベレスト登頂に成功したアメリカ人登山家、エリック・ヴァイエンマイヤーに感銘を受けたサブリエと子供たちは、登山のワークショップを開いてもらう為に彼を学校へと招待する。そのことがきっかけで、やがてエリックは子供たちにエベレストの北側、標高7000メートルのラクパリを目指すことを提案する。子供たちのとてつもない挑戦が始まった。

 一歩ずつ大地を踏みしめる子供たちの姿が胸を打つ。
 葛藤と苦難を乗り越え、子供たちそして大人たちは何を得るのか?

 息をのむような絶景のヒマラヤ山脈を背景にした本作は、盲目の6人の少年少女が目標を達成するために精一杯の勇気を出し、チャレンジする姿を追った感動のドキュメンタリー。しかしながら、本作は“困難に立ち向かう勇気の物語”というステレオタイプの作品ではない。実は、一筋縄ではいかない複雑な要素が絡んで雪だるま式に文化的衝突の観察へと形を変えていく。過酷な状況の中で登山者たちの間に生じる身体的な違い、ヨーロッパ文化対アメリカ文化、教育者対スポーツマンなど、様々な衝突に着目しながら、シンプルかつ重要な「子供たちはなぜ登っているのか?」という疑問を浮き彫りにしていく。大人たちの価値基準での成功論、ヒーロー論、コミュニティー論に対して知的に一石を投じるのである。 その一方、カメラは全編にわたって子供たちの自然体なリアクションを引き出すことに見事に成功。何よりも暗闇の中で手を伸ばし、無限大の可能性に向かって一歩ずつ大地を踏みしめる小さな登山者たちの姿が、胸を打つ。

一通のメール

 前代未聞の登山隊の発足は、チベット初の盲人学校「Braille Without Borders(直訳:国境なき点字)」をラサに創立した盲目のドイツ人教育者、サブリエ・テンバーケンが、世界的に有名な盲目の登山家、エリック・ヴァイエンマイヤーに送った一通のメールから始まる。以前エリックの著書『全盲クライマー、エベレストに立つ(原題:TOUCH THE TOP OF THE WORLD)』を子供たちに読んで聞かせたことがあったサブリエは、2001年にエリックがエベレストを登頂したニュースを聞いて、是非彼に連絡をとってみようと思いたったのだった。
一通の手紙が、壮大な旅路、そしてこの映画へと続く導火線となった。

『ブラインドサイト』というタイトルにこめられた意味

 「『ブラインドサイト』というタイトルは、あえて「ブラインド(盲目)」というタイトルから背かず、面と向うべきだと思ったし、さらには映画同様に、ユニークな言葉を用いたいと考えていた。『ブラインドサイト』という言葉は、盲人たちが、読んで文字の如く、チベット社会から「見えない存在」のように扱われているという意味が込められている。造語だと思っていたら、調べてみると、医学用語として存在していた言葉だった。大脳皮質で起きている症状により、視覚障害を持つ人々は、知覚的な視力をもつ現象を指す。

blindsight・・・・・・・・・・ブラインドサイト

 「見える」「見えない」という視覚とは、別の側面を持つ視覚が存在していることを示している。それは主観的には外界を視覚的に認識(色や形やサイズなどの情報が視覚化されて意識に上がる状態)されていないものの、意識に至る視覚経路とは別の神経系を介して神経情報処理が進んでいることを意味していると考えられる。「何かが見えた」と主観的な視覚が存在するのに対し、身体的には外界からの刺激を受け止めているのに関わらず、意識(主観)に上がらない水準の視覚があることを意味している。

岡山県立大学 障害・行動科ラボホームページより引用

監督:ルーシー・ウォーカー
プロデューサー:シビル・ロブソン・オアー
製作総指揮:スティーヴン・ハフト
撮影監督:ペトル・シックハート
山岳映像:キースパートリッジ
音楽:ニティン・サウニー
配給:ファントム・フィルム

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TOKKO -特攻- ・2007年7月21日公開・

Filed under: ドキュメンタリー, 2007年7月21日公開作品 — kuro @ 4:52 pm

悲劇か、狂言的行動か

 太平洋戦争の末期、日本軍は爆弾を搭載した軍用機を搭乗員ごと敵艦に体当たりさせる特攻作戦を繰り出し、何千もの命が散らされていった。戦後、日本ではこうした特攻隊員たちの自己犠牲の精神は、戦争がもたらした大いなる悲劇の一つとして、哀悼の意がささげられている。しかし海外では、これを“KAMIKAZE”なる狂言的な行動の象徴と捉えられることが多く、特に9.11ニューヨーク同時多発テロ事件以降は、自爆テロと特攻隊を結びつけて語られることも増えてきている。

ふたつの国の目をもつフィルムメーカーが見据えた“TOKKO”

 映画『TOKKO 特攻』は、日系二世アメリカ人監督リサ・モリモトの視点から、日本の特攻隊員たちの忘れられない真実に迫る長編ドキュメンタリー映画である。彼女は自分の亡き叔父が戦時中に特攻隊員として訓練を受け、戦後はそれを誰にも語らなかったことを知って衝撃を受け、彼の足跡を追うべく日本を訪れた。海外では訓練を受けた特攻隊員の中に何百人も生存者がいることはほとんど知られていない。なぜ彼らは特攻を志願したのか。自らの命を捨てる行為に恐れはなかったのか。そして叔父はなぜそのことを自分だけの胸の内に秘めて、この世を去ったのか? 彼女は親族や、特攻隊員の生存者たちにカメラを向け、彼かの驚くべき体験談に耳を傾けていく。
 さらにプロデュースと構成を手がけたのは日本映画の英語字幕の第一人者といて知られるリンダ・ホーグランド。日本人のルーツを持つアメリカ人であるリサ、そして日本で生まれ育ったアメリカ人であるリンダ。日本とアメリカ、かつて敵対していた双方の国と大きな繋がりを持つ二人の作り手たちが、それぞれの国に今もなお残る「カミカゼ」伝説に光を当てていく。

特攻とは何かを探るためのユニークなアプローチ

 アメリカ側の取材では、特攻によって沈没した米駆遂艦の乗組員の生存者たち、すなわち特攻隊と直接“出会った”人々に出会うことができた。彼らにとっても忘れ得ない記憶がカラーで残されていた特攻機激突の瞬間を記録したフィルムとともに生々しく語られている。さらにはグラフィックアニメーションによるさまざまな映像的仕組みを交えながら、特攻とは一体なんだったのかが浮き彫りにされていく。
 完成した本作は、カナダのトロントで行われた北米最大のドキュメンタリー映画祭でプレミア上映され、世界中の観客たちの深い衝撃と反響を呼び、急遽日本公開が決定した。

世界、そして日本の危機に向けてのメッセージ

 戦後六十年を過ぎ、当時の証言者たちも高齢となって、次第にその記憶が人々から薄れてゆくとともに、世界中が次なる戦争の危機に常に見舞われている現在、日本でも平和憲法の改正が唱えられている。こうした動きはかつて日本が軍事国家の道を進んでいった経緯と似てはいないだろうか。
 それまで特攻をテロリストと同時の自滅的な狂人“KAMIKAZE”と重ねるアメリカの風潮を身をもって感じてきた監督とプロデューサーが対峙する特攻の真実は、日米両国の視点から第二次世界大戦の歴史を再考するための、戦後しか知らない世代が未来を生きていくための、貴重な手がかりを伝えている。

監督・プロデューサー:リサ・モリモト
プロデューサー:リンダ・ホーグランド
エグゼクティブ・プローデューさー:寺尾のぞみ ジョシュア・レビン
アソシエート・プロデューサー:服部史子
撮影:フランシスコ・アリワラス
編集:マヤ・スターク
美術:ジョー・ウー
アニメーション:ジェフ・カストロ
音楽:エクストリーム・ミュージック
作曲家:松岡碧郎
配給:シネカノン

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県警強行殺人班 鬼哭の戦場 ・2007年7月21日公開・

Filed under: 2007年7月21日公開作品, 邦画 — kuro @ 4:47 pm

戦後の広島を舞台に、想像を絶する苦難の中で、必死に生きる人々を描いた愛と感動の人間ドラマ!

1945年 広島
  戦後の混乱覚めやらぬ中、幾多の組がシノギを削る激戦区――。

  誰もが腹を空かせ飢えをしのごうと、バイタリティに溢れて必死に生きていた。

  満州からの復員兵・梶原大介(渡辺 大)は、母と妹の遺骨を抱き、故郷・広島へと辿り着く。
闇市では、利権を持つ村山組を無視し、ショバ代を無理矢理奪おうとする振興の青狼会と岡野組のチンピラたちが暴れていた。
彼らにケンカを仕掛けた大介は、張り込んでいた警察の手引きで広島中央署に拘留される。
そこで大介は、型破りな警察官・迫田(松方弘樹)と謎の女・かすみ(宮本真希)に出会うのだった――。

監督:宮坂武志
制作:山田朋子
企画:高田宏治 松方弘樹
原作:大下英治「暴走刑事VS広島やくざ」
制作監修:高田宏治
プロデューサー:飯島茂
撮影:佐藤和人
照明:野田友行
録音:坂野裕
美術:橋本千春
衣装:宮田弘子
メイク:岩井裕一
ナレーション:菅原文太
出演:渡辺大 左とん平 宮本真希 中丸シオン 松方弘樹 志賀勝 堀田眞三 風間貢 曽根晴美 矢野明 ほか

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馬頭琴夜想曲 ・2007年7月21日公開・

Filed under: 2007年7月21日公開作品, 邦画 — kuro @ 4:43 pm

無限光年の調べ
雪の降るある夜、馬頭琴と共に教会に捨てられた赤子

 その馬頭琴に見覚えのある修道院長は、赤子を世羽(ヨハネ)と名づけ、教会で育てることにする。
修道院長は、1945年の長崎の原爆で間一髪難を逃れた経験を持つ。彼女が失った多くの人々の中に馬頭琴奏者のナランさんがいた。
彼は被爆し亡くなったが、馬頭琴だけは焼けずに残り、一時期彼女が預かった後に、息子が引き取りにやって来た。
そうして月日は流れ、再び現れた馬頭琴。
 やがて赤子は少年となり、宇宙に思いを馳せるようになる。生まれつき足の悪かった世羽は、ある晩、高熱にうなされる。
爪弾かれた馬頭琴の音色と共に、夢の扉が開かれた。

天地のまるさは輪廻のまるさ。迷いの世界をザロメが繋ぐ
妖艶な賓(まれびと)ザロメ。

彼女が奏でる馬頭琴が、世羽を時空を超えた世界に誘う。
モンゴルの伝統的な楽器である馬頭琴の独特の音色は、胡弓に比べ力強く、草原のチェロとも形容され、モンゴロイドの血筋を受け継ぐ日本人の琴線に触れる。人間の歴史は戦争の歴史。まるで、断ち切れない人間の業のように思える。
しかし、戦いに流れた血を洗い流してきた馬頭琴の調べは、ついに、民族・宗教を越えて愛の奇跡を呼び起こす。

監督:木村威夫
プロデューサー・音楽:川端潤
撮影監督:白尾一博
美術監督:林隆
編 集:白尾一博
照 明:宮下 昇
キャメラオペレーター:山崎 大輔 
録 音:久保田 雅大
サウンドエンジニア:安宅秀紀
プロデューサー:川端 潤
出演:原田光 千秋みつる 万琳はるえ 天羽祐香 バヤラト 木村紗矢香
特別出演:鈴木清順 山口さよこ

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7月 30, 2007

フリーダム・ライターズ ・2007年7月21日公開・

Filed under: 2007年7月21日公開作品, 洋画 — kuro @ 5:26 pm

ロス暴動から2年後の1994年、ロサンゼルス群ロングビーチ。
様々な人種が通うウィルソン高校では、登校も下校も命がけだ。カリフォルニアの青い空など、見上げている余裕はない。「ロングビーチでは肌の色がすべて。浅黒いか、黄色か、黒か。一歩外の出たら戦場なの」学校に着いても問題は同じ。みな肌の色どとに徒党を組み、人種間の憎しみをむき出しにする。バッグには銃かナイフ。誰もが18歳まで生きられれば、十分だと思っていた。

そんな203教室に理想に燃えた国語教師がやって来る。彼女の名はエリン・グルーウェル、23歳。弁護士になるはずが、「法廷で子供を弁護するのでは遅過ぎる。教室で子供を救うべきだ」と教師になった変り種だ。しかし支配階級である白人の女教師など、生徒たちには別世界の住人でしかない。彼らの拒絶にショックを受けつつも、エリンは夫スコット(パトリック・デンプシー)に支えられ、詩の教材にラップを取り入れるなど努力を重ねていく。

ある日の授業中、ラティーノのティコ(ガブリエル。チャヴァリア)が黒人のジャマル(ディーンス・ワイアット)を馬鹿にした絵を描いた。「こんな絵を博物館で見たことがあるわ。黒人とユダヤ人は下等だとね」――エリンは、第二次大戦にホロコーストがこうした差別から生まれたことを説明する。だが驚いたことに、生徒たちはホロコーストも、[アンネの日記]のことも知らなかった。銃で狙われた経験はあるというのに・・・。教育の大切さを改めて実感したエリンは、教材として[アンネの日記]を読ませようとするが、キャンベル教科長(イメルダ・スタウントン)に予算の無駄だと拒絶されてしまう。
「あの子たちに知的興味を持たせるなんて無理よ」

次の授業で203教室に配られたのは、日記帳だった。「今思うこと、未来のこと、過去のこと。何でもいいから毎日書いて。そして読んでほしいときは棚に入れて」―最初に日記を書いたのは、おとなしいブランティーだった。徐々に、生徒たちは日記帳に本音を綴るようになってくる。「16歳で葬儀屋より多くの死体を見た」「難民キャンプで父は人が変わった。母や私を傷つけるようになった」「俺のダチはストリートの兵士だ」「銃を突きつけられると体が震える」――生々しい言葉の数々。兄は服役中で、母からも見放されているマーカス。カンボジア移民のシンディ。誰もが出口のない日々を送っていた。彼らの言葉に心揺さぶられたエリンは、本を買ってあげたい、とデパートでパートを始め、さらに週末はホテルでも働き始める。

数週間後、エリンはパートで貯めたお金で生徒全員にホロコースト博物館へと連れて行く。父スティーブ(スコット・グレン)も渋々ながら運転手を務めてくれた。ホロコーストの生存者に対面した生徒たちは、生への、そして知への欲求を高めていく。「彼らのことを忘れない。すべてミスGのおかげだ」

夏休みがあけ、全員がなんとか2年に進級。目立たなかったミゲル(アントニオ・ガルシア)が日記を朗読する。貧しいミゲル母子はアパートから追い出されていた。「家もお金もなにのに、なぜ学校に行くのか? 服もボロボロで笑われると思ったけど、クラスのみんながいると気づいた。そしてグルーウェル先生が希望を与えてくれた。ここが僕の家なんだ。203教室が一つになった瞬間だった。

だがエリンの熱意が高じるにつれ、キャンベル先生ら学校側との対立が深まり、スコットとも距離が生じていく。さらにはコンビニ銃撃事件で、エパが目撃者となり黒人性とのグラントが逮捕されてしまう。だが服役中の父親の言いつけで、エパは仲間をかばっていた。「重荷は全部私が背負うの…?」逆風が吹く中、203教室の生徒たちとエリンは、無事卒業の日を迎えることが出来るのだろうか。

監督・脚本:リチャード・ラグラヴェネーズ
製作:ステイシー・シェア マイケル・ジャンバーグ
プロダクション・デザイン:ローレンス・ベネット
衣装デザイン:シンディ・エパンス
音楽:マーク・アイシャム ウィル・アイ・アム
音楽監修:マリー・ラモス
出演:ヒラリー・スワンク イメルダ・スタウントン パトリック・デンプシー スコット・グレン マリオ

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幸せの絆 ・2007年7月21日公開・

Filed under: 2007年7月21日公開作品, アジア — kuro @ 5:24 pm

1980年代の末、中国の山間にある芍薬村に、孤児で里親の虐待に耐えられず逃げてきた7歳の少女、小花(チャン・イェン)が行き倒れていた。
貧しい農村で自分たちが生きるのに精一杯な村人たちは、誰も引き取ろうと手をあげなかったが、通りかかった一人のおじいさん(ティエン・チェンレン)が引き取る。
おじいさんの優しさに、小花は一生懸命に答えようと掃除や農作業を手伝うのだったが、おじいさんが一緒に暮らす一人息子の宝柱(ユー・ウェイジエ)とその妻・香草(ハオ・ヤン)は、自分たちに子供がなかなかできないことから二人に冷たく当たり、香草は小花を追い出そうとする。
何度も繰り返される香草の仕打ちにめげず、怯えながらも小花は息子夫婦と仲良くなろうとするのだが・・・・・

脚本・監督:ウーラン・ターナ
製作会社:山西電影製作所
製作総指揮:リー・シュイホー
製作:ティエン・ホイアイ グァン・シンソン
撮影:チー・レイ
美術:リウ・クァンユー
編集:チョウ・シンシャ
音楽:チァ・ガン
出演:チャン・イェン ティエン・チェンレン ハオ・ヤン ユー・ウェイジエ

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マラノーチェ ・2007年7月21日公開・

Filed under: 2007年7月21日公開作品, 洋画 — kuro @ 5:23 pm

オレゴン州はポートランド市の場末の地区にある食料品店の店番として、毎日、街のろくでなしどもの相手をしていたウォルトだが、その立場も彼らとそう変わらない。
そんな時、彼は、仲間と一緒に国境を越えて北へと流れてきたメキシコ系の不法移民のジョニーと恋に落ちる。18歳だという、スペイン語しか話さない彼に片言で話しかけるも、ゲイではないジョニーに邪険にされるや、妹のベティーをダシに食事へと誘い、なんとか距離を縮めようとする。平等な恋愛関係とうそぶいてみるウォルトだが、貧しいジョニーにカネ(25ドル)を渡して想いを遂げようとする。男と女の関係にもありがちな、純粋な恋心と資本主義を介した所有欲が微妙に交錯する。
ゲーセンや食事、クルマで滝や太平洋へ連れ出したり、彼らの世話をかいがいしく焼くウォルトは、言葉が完全に通じないまでも、幸せそうだ。一人では絶対に会おうとしないジョニーを、ウォルトは二人の間のゲームだと都合よく勘違いする。
勝手な妄想で満足するウォルトの前からジョニーが姿を消す。裏切られた気分のウォルトだが、それでも残された友達のロベルト/ペッパーの面倒を見ながら、ジョニーの帰りを待つ。そして彼と寝るようになったペッパーも、拳銃を持っていたために警察に撃たれてしまう。
そこへ突然ジョニーが街に舞い戻ってくる……。

製作・監督・脚本:ガス・ヴァン・サント
脚本:ウォルト・カーティス
原作:『マラ・ノーチェ』ウォルト・カーティスによる自伝的小説
撮影:ジョン・J・キャンベル
編集:ガス・ヴァン・サント
音声:パット・ボーム(オリジナル・バージョン)、レスリー・シャッツ(リマスター・バージョン)
音楽:ピーター・ダマン、キャレン・キッチン、クレイトン・リンゼー
出演:ティム・ストリーター ダグ・クーヤティ サム・ダウニー ナイラ・マッカーシー レイ・モンジュ ロバート・リー・ピッチリン

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カラハリのライオン ・2007年7月21日公開・

 カラハリ砂漠の一面に位置する誇り高い王国。王国を支配する年老いた雄ライオンと二頭の雌ライオン。彼らに襲いかかる過酷な自然の猛威とさまざまな試練。王国の支配権をねらう若い雄ライオンとの壮絶な戦い……。カラハリ砂漠を舞台に、ジャイアントスクリーンに展開する壮絶な映像叙事詩。「カラハリのライオン」は、ボツワナカラハリ砂漠で王国をまもる真の王者と、その王国をねらう獰猛な若い雄ライオンが繰り広げる生死をかけた戦いへと観客を誘います。巨大な乾きの大地カラハリ砂漠。貴重な水場をめぐって展開する弱肉強食のドラマ。王者を威嚇する巨大なゾウの群れ。子育てをする雌ライオン。そしていよいよ決戦の時が…。

監督・カメラマン:ティム・リバーセッジ
制作:ナショナル・ジオグラフィック ティム・リバーセッジプロダクション
配給:Destination Cinema 株式会社さらい

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7月 27, 2007

インランド・エンパイア ・2007年7月21日公開・

Filed under: 2007年7月21日公開作品, 邦画 — kuro @ 7:23 pm

ハリウッド⇔ポーランド、現実⇔映画、そして、ウサギ人間たち。5つの世界が交差する

ハリウッド女優ニッキーは新作で再起を狙うが……。
ニッキー・グレース(ローラ・ダーン)は、夫で町の実力者ピオトルケ・クロール(ピーター・J・ルーカス)と豪邸に暮らしている。ある日、訪問者#1(グレイス・サブリスキー)から不気味な予言を聞き、追い返す。

キングスリー・スチュワート監督(ジェレミー・アイアンズ)は、助監督にフレディー・ハワード(ハリー・ディーン・スタントン)を雇い、ニッキーとデヴォン・バーク(ジャスティン・セロー)を主演に『暗い明日の空の上で』をクランクアップする。ところが、この映画はジプシーの民話を基にしたポーランド映画『47』のリメイクで、主演の二人が撮影中に殺されたので未完になったといういわく付きの企画であった。

マリリン・レヴィンズ(ダイアン・ラッド)の「セレブ・ショー」へ、ニッキーとデヴォンが出演する。マリリンからは二人の仲を疑われて、二人は鼻白むが、ニッキーとデヴォンは映画のストーリーとリンクするように、プライヴェートでも不倫をする。結果、ニッキーは現実と映画の区別が付かなくなっていく。

映画内映画『暗い明日の空の上で』のスーザンは、愛とトラブルに悩む。
夫がいるスーザン・ブルー(ローラ・ダーン)と、妻子がいるビリー・サイド(ジャスティン・セロー)は、陽の当たる庭やビリーの豪邸で逢引を重ねている。

ある夜、スーザンがビリーの家へ行くと、黒いドレスを着た妻ドリス・サイド(ジュリア・オーモンド)と息子がいて、ドリスは不倫を開き直るスーザンを叩き出す。

警察で、白いTシャツのドリスは、ハッチソン刑事(ロバート・チャールズ・ハンター)に、「知っている男をドライバーで殺す催眠術をかけられた」と訴えている。

50年代風の小さな一軒家で、スーザン(ローラ・ダーン)の妊娠を、ファントムというあだ名を持つ夫(ピーター・J・ルーカス)は喜ばず、産むことを許さない。

アパートメントの一室で、目や顔に痣を作ったスーザンが、眼鏡をかけたスーツの男Mr.K(エリック・クレイリー)に人生相談をしているようだ。夫は自分を酷く殴り、バルト地域の巡回サーカス団と一緒に東欧へ行ったという。

ハリウッド通りで、スーザンは顔なじみの娼婦たちと会う。しかし、スーザンは白いTシャツのドリスに腹をドライバーで刺され、3人のホームレスに看取られて死ぬ。

ニッキーが「ビリー」にかけた電話を、ウサギ人間ジャックが取るが……。
50年代風の部屋に3人のウサギ人間がいる。スージー(ナオミ・ワッツ)はアイロンをかけながら、ソファに座って何かを読んでいるジェーン(ローラ・エレナ・ハリング)や、ドアから外の世界へ行き来するジャック(スコット・コフィ)と何気ない会話をする。時々、観客とおぼしき笑い声が起こる。公開録音のテレビ番組なのかも知れない。

ロスト・ガールは、ニッキーと邂逅する。
ポーランドのロスト・ガール(カロリーナ・グルシュツカ)は、自分の部屋でテレビモニターに映る映像を泣きながら観ている。モニターにはウサギ人間たちや訪問者#1が映っている。

『暗い明日の空の上で』クランクアップ後のニッキー(ローラ・ダーン)が突然目の前に現れ、二人は抱擁するも、ニッキーはすぐに消えてしまう。

何かに気づいたロスト・ガールは部屋を飛び出し、辿り着いた部屋に居た男(ピーター・J・ルーカス)や少年と幸せそうに抱き合う。

映画内映画『47』でも、二人の女が愛とトラブルを抱えている。
ポーランドの豪華なアパートメントの一室で、夫(クシシュトフ・マイフシャク)が、黒い服を着た妻(カロリーナ・グルシュツカ)の浮気を疑い、責めている。夫は妻を酷く殴る。

別のアパートメントの部屋では、白い服を着た妻(カロリーナ・グルシカ)が、夫(クシシュトフ・マイフシャク)に「娘は絶対に渡さない」と訴えている。

雪の大通りをどこかへ急ぐ妻(カロリーナ・グルシュツカ)の前に、夫(クシシュトフ・マイフシャク)が現れる。夫は、「お前と一緒に居たことがある男がこの先で死んだ」と伝える。

監督・脚本・プロデューサー:デイヴィッド・リンチ
プロデュース:メアリー・スウィーニー
出演:ローラ・ダーン ジェレミー・アイアンズ ジャスティン・セロー ハリー・ディーン・スタントン カロリーナ・グルシカ

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アズールとアスマール ・2007年7月21日公開・

Filed under: 2007年7月21日公開作品, 洋画 — kuro @ 7:18 pm

 アラビア人の乳母ジェナヌに、まるで兄弟のように育てられた、ヨーロッパの領主の子アズールとジェナヌの子アスマール。お乳もおやつもいつも半分ずつ。子守歌もアラビア語とフランス語で歌われるのだった。

しかし、身分も人種も異なる二人。立派な服を着て剣道に乗馬にダンスなどお稽古事に忙しいアズールに対して、それを横から見ているしかないアスマール。お互いの違いが理由でケンカばかりの毎日だったが、困った時は助け合う本当は仲の良い二人だった。

しかし、別れは突然やってくる。アズールが寄宿生活をすることになり、領主はジェナヌとアスマールを屋敷から追い出してしまう。

 アズールは成長してなお、幼い頃乳母が歌っていた子守歌を忘れることができなかった。その中で歌われていた“ジンの妖精”を救い出す為、海を渡ることを決意する。しかし、苦難の末、辿り着いた憧れの国で最初に耳にした言葉は、「青い目は不吉」。

ここイスラムの地で、仕方なく盲目のふりをして歩き出したアズールにとって、すべては醜く、また不可解なものばかりだった。旅の道連れとなった物乞いのクラプーもまた、ヨーロッパからやってきた男で、この国に“ない”ものばかりを並べてあげては、不平ばかりを言っている。

 旅の途中、アズールは聞き覚えのある声を耳にする。それが、かつての乳母ジェナヌだと分かり、必死に声の聞こえてきた屋敷の扉を叩く。しかし、商売に成功し大富豪となっていたジェナヌは、物乞い同然の盲目の青年を、アズールだとは気が付かない。アズールは、勇気を出して目を開き、乳母の子守歌をアラビア語で歌ってみせるのだった。再会に涙する二人。

そこへ、同じく立派な青年となったアスマールが帰ってくる。彼は、“ジンの妖精”を救い出す為に明日旅立つという。あわてて自分も行きたいと名乗り出るアズール。

 アズールは、出発の前に情報を集める為二人の人物に会う。賢者ヤドアからは、妖精へと続く道のりとそこに潜む危険についての情報を聞き出す。彼は、異国の民であったが、この国の寛容さを受け入れて生きている。

シャムスサバ姫からは、その危険を回避するための3つのアイテムを手に入れる。彼女は、アズールと会うなり”なんて美しい目だこと“と言い、世間が惑わされている青い目の迷信を軽蔑していた。

 こうして再び目をあけて歩き出したアズール。彼の瞳に改めて映ったこの国は、魅惑的な美しさとヨーロッパを遥かに越える水準の学問や技術力をもった、まったく新しい国だった。アズールは、蛍の舞う夜の街を見下ろして呟くのだった。「目を開けてよかった」と。

 いよいよアズールとアスマールの冒険が始まる。アスマールは、過去の恨みから別々に旅することを主張する。しかし、度重なる危険の中で仲のよかった兄弟としての感情を取り戻してゆく。致命的な傷を負ったアスマールを背負い、アズールは、最後の2つの門へと辿り着く。果たしてどちらが、ジンの妖精のいる光の大広間へと続いているのだろうか?

原作・脚本・台詞・デザイン・監督:ミッシェル・オスロ
音楽:ガブリエル・ヤレド
歌(エンドクレジット):スアド・マッシ
プロデューサー:クリストフ・ロシニョン
プロデューサー補:フィリップ・ボエファール , ジャック・ブレド
エグゼクティブプロデューサー:エーヴ・マシュエル
資金調達:ダニエル・マルケ
背景:アンヌ=リズ・ルルドレ・コレール
助監督:エリック・セール
音響:トマ・デジョンケール , シリル・ホルツ
《日本語吹き替え版》
演出:高畑勲
制作:スタジオジブリ
声の出演:浅野雅博 森岡弘一郎 香川照之 玉井碧 岩崎響

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ゴースト・ハウス ・2007年7月21日公開・

Filed under: 2007年7月21日公開作品, 洋画 — kuro @ 7:15 pm

 ノース・ダコタの大地に立つ、人里離れた農場。この土地を購入したソロモン家が大都会シカゴから引っ越してくる。失業中の家長ロイ(ディラン・マクダーモット)はここでのヒマワリ栽培に賭けていたが、一家が新天地を求めた大きな理由は他にもあった。長女ジェス(クリスティン・スチュワート)が問題を起こし、父ロイのみならず、言葉を話せない3歳の長男ベンの世話に追われる母デニース(ペネロープ・アン・ミラー)との折り合いが悪化していた。バラバラになった家族が絆を取り戻すためには、静かな環境が必要だったのだ。
 新居に落ち着いた一家は古びた家の整備・清掃作業に追われる。収穫を狙うカラスの多さに辟易していたロイは、銃声でカラスを追い払った農作業の経験が豊富
な流れ者ジョン(ジョン・コーベット)を気に入り、農場を手伝ってもらうことに、これによって一家の新生活が軌道に乗ったかに思えたが、その家では確実に“何か”が起こり始めていた。ベンだけは、その“何か”を目にしては無邪気に喜んでいたが、何を見たのかを家族に伝える術がない。ジェスも次々と起こる怪現象に不審を抱き始めていた。そんな折り、事件は起こる。トラクターで腕にケガをしたロイをデニースが町の医者に連れて行くことになり、ジェスは留守を任される。そのとき、階上で足音が聞こえ、さらにジェスの目の前で突然、階段や窓ガラス、壁が崩壊し始めたのだ。警察が急行すると、不思議なことに破壊の痕跡は、あたかもなかったことのように消え去っていた。警察や両親に、“大人の気を引きたいだけの嘘”としか見てもらえない。ジェスはこの陸の孤島で、完全に孤立していた。

 その後も、怪奇現象はやまず、ジェスは屋内のみならずヒマワリ畑や納屋でもゴーストに遭遇。それが彼女んぼ肉体に危害を加えるに及んでも、両親は自分で自分を傷つける十代特有の行動と思い込み、見当違いの苦悩を深めるだけだった。

 わずかな頼みの綱は、町で知り合ったばかりの地元の高校生ボビー(ダスティン・ミリガン)だけ。家を抜け出したジェスは彼とともの町の飼料店を訪ね、そこで驚くべき事実を知る。そのころ農場では、恐ろしい魔物がソロモン家の人々に牙を剥こうとしていた。家に帰ったジェスとボビーが、そこで目にしたものは…!?

監督:ダニー・パン オキサイド・パン
製作:サム・ライミ ロブ・タパート ウィリアム・シェラック&ジェイソン・シューマン
原案:トッド・ファーマー
脚本:マーく・ウィートン
撮影監督:デヴィッド・ゲッデス
音楽:ジョセフ・ロドゥカ
出演:クリステン・スチュワート ディラン・マクダーモット ペネロープ・アン・ミラー ジョデル・フェルランド ジョン・コーベット

公式サイト

ピアノの森 ・2007年7月21日・

Filed under: 2007年7月21日公開作品, 邦画 — kuro @ 12:27 pm

 ピアニストを目指す雨宮修平は小学5年生。夏の終わり、とある田舎町へ転校した修平は、ガキ大将“キンピラ”に目をつけられる。“壊れているのに何故か夜になると音がする”森の中の不思議なピアノを弾いて来いというのだ。その修平を救ったのは、同級生の一ノ瀬 海(カイ)。「あのピアノは音が出るんだ!」と言い張る海とキンピラは大ゲンカになるが、音楽教師・阿字野壮介の登場で退散。残された修平は、阿字野に“壊れたピアノ”の事を聞くが、「あれはウソだ」と言われる。

 放課後、海は修平をその“ピアノの森”へ誘う。薄暗く大きなその森で修平が見たのは、美しい木漏れ日に照らされる一台のグランドピアノ。修平は鍵盤を叩いてみるが、全く音が出ない。不思議なことに、海が叩くと何故か音が出るのだ。自由奔放に裸足のままピアノを弾く海。しかもその音は強烈に修平をひきつけ、激しく心を揺り動かす。だが、海は一度もピアノを習った事がないと言う。なぜ修平には弾く事のできない“森のピアノ”を海には弾けるのか?――修平は海を自宅に招いてピアノを弾かせるが、海の弾き方はとんでもないものだった。そして二人は、会話を聞いた修平の母から、阿字野はかつて優秀なピアニストだったが事故で引退した事を知らされる。

 翌日、修平の母は阿字野に、修平のピアノ教師を依頼する。「もう、かつての自分ではない」と、それを断る阿字野。そんな阿字野に修平は、海が森のピアノを弾ける事とその音色の素晴らしさを伝える。その夜、森へ入った阿字野はピアノを弾く海に出会った。海の紡ぎ出す旋律に思わず涙を流し、「一緒にピアノをやらないか?」と尋ねる阿字野。だが、母の勤める店の辛い手伝いを抜け出し、楽しくピアノを弾いていた事を邪魔された海は猛反発して帰ってしまう。

 修平の家を再び訪ねた海は、モーツァルトの《K310》を聞かせてもらう。阿字野の事を修平に語る海。「本格的にピアノを習うチャンスだよ」と言う修平だが、海には全くその気がない。「習い事をする金がないんだ」と言われ、押し黙る修平。海は「モーツァルトは覚えたからいいや」と修平の家を出る。しかし興奮さめやらぬその足で学校の音楽室へ寄り、阿字野から様々な曲を聞かされる。爛々と輝いていく海の瞳!―海は阿字野が弾いた曲を全て覚え、森のピアノを弾く。しかし、ショパンの、《子犬のワルツ》だけ弾く事ができない。他の曲は弾けるのに…と混乱する海。ついに海は阿字野に「ショパンを教えてくれ!!」と叫ぶ。その事を知った修平は海を応援しつつも、複雑な気持ちに…。

 単調な音階のレッスンを続ける海は不満で爆発しそうになるが、ふと“ピアノの森”の情景を思い浮かべて“自分の音”を見つけ出す。ついに《子犬のワルツ》を弾く事ができた海は、「今度は自分が阿字野の望みを叶える」と言う。その阿字野の望みは、修平も出場するピアノコンサートへ海の出る事だった。課題曲はモーツァルトの《K310》。そして、修平が海の家を訪ねた事がきっかけに再び心を通わせた二人は、お互いにベストを尽くすべく練習に励む。だが海は、聴かされた“阿字野の音”に心を乱され、自分のピアノを弾く事ができない。そして、そのままコンクールを迎える。

 くすぶった気持ちの海はコンクール会場で丸山誉子(タカコ)という少女に出会う。ピアノストの息子である修平が優勝するに決まっていると語る誉子に、「雨宮が優勝するのは雨宮の実力だ!」と一括する海。その後、落ち着かないままホールをうろつく海が見たのは、階段脇でこっそり泣いている誉子の姿だった。“極端な上がり性”なのだと語る誉子に語りかけ落ち着かせる海。その不思議な雰囲気に心を許し、誉子は落ち着きを取り戻し始める…。修平と誉子が演奏を終え、ついにやってきた海の出番。果たして海は、“自分のピアノ”を弾く事ができるのだろうか!?―

原作:一色まこと
監督:小島正幸
脚本:蓬莱竜太
キャラクターデザイン・作画監督:藤田しげる
演出:鶴岡耕次郎 小山田桂子
撮影監督:石黒瑠美
音響監督:藤山房伸
美術監督:水谷利春
色彩設計:山本智子
サウンドデザイナー:小山高松
アニメーション制作:マッドハウス
声の出演:上戸彩 神木隆之介 池脇千鶴 福田麻由子 宮迫博之(雨上がり決死隊)
       田中敦子 松本梨香 田中真弓 キャイーン 黒沢かずこ(森山中) 高田純次

公式サイト

7月 25, 2007

7月21日公開作品

Filed under: 2007年7月21日公開作品 — kuro @ 7:55 pm

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