映画ブロイラー

6月 22, 2007

ダイ・ハード4.0  ・2007年6月29日公開・

Filed under: 洋画 — Bonat @ 7:57 pm

 独立記念日の前夜。ワシントンDCのFBI本部に設置されたサイバー犯罪部に異変が起こった。交通、通信、原子力、水道などのあらゆる全米のインフラを監視するシステムに、何者かがハッキングを仕掛けてきたのだ。この部署を指揮するボウマン部長は事態を重く見て、FBIのブラックリストに乗っているハッカーたちの一斉捜査を部下に命じる。
 その頃、ニューヨーク市警統合テロ対策はんのジョン・マクレーン警部補は、管轄外であるニュージャージー州の大学に立ち寄っていた。しばらく連絡を取っていない分かれた妻との娘ルーシーと会うためだった。ところが美しい女子大生に成長したルーシーは、ボーイフレンドと一緒にいるところに突然現れた父に猛然と反発。すげなく娘に立ち去られたマクレーンは、上司からの無線連絡で更に己の不運を思い知らされる。FBIからのお達しで、ニュージャージー州内に住むマットというハッカーの身柄を確保し、ワシントンDCのFBI本部に連れて行けというのだ。
 渋々マットのアパートを訪ねたマクレーンは、そこで謎の一味に襲撃される。一瞬の機転を利かせて敵の銃弾を潜り抜けた彼はマットとともに車に乗り込み、ワシントンDCを目指す。一味はガブリエル率いるテロ集団の傭兵部隊だった。マットはガブリエルがこれから実行しようとしている壮大なテロ計画を知らぬまま彼のこいびとであるマイから依頼されたプログラムの開発を請け負っていたのだ。すでにマット意外にこの見にかかわったハッカー達は、口封じのためガブリエルの手下によって全員が’オフライン’化されていた。
 やがて夜が明けマクレーンとマットの車がワシントンDCにたどり着いたとき、街では異常な交通渋滞が発生していた。大変な騒ぎの中、マクレーンに連れられてボウマン部長と対面したマットは、ガブリエルがインターネット上に流した不気味な映像を目の当たりにして「これは”ファイアーセール”だ」と呟く。”ファイヤーセール”とは、国のインフラに対する組織的なサイバー攻撃を意味するハッカーのスラングだ。ガブリエルはコンピューターで管理されている全米のライフライン全てをコントロール下に置き、国家そのものの乗っ取りに成功しようとしていた。
 FBI本部を離れて市街地に出たマクレーンたちに、再びマットを殺害しようとする傭兵のヘリコプターが襲い掛かる。辛くも絶体絶命の危機を脱したマクレーンは、マットの協力を得て敵の行動を先読みし、アメリカ史上最悪のサイバー・テロを食い止めようと必死の奔走を始める。ガブリエルの最終的な目的はいったい何なのか。マットを守るマクレーンの身元を調べ上げたガブリエルは、この手強い邪魔者を始末するため、彼の娘ルーシーの存在に目をつけるのだった・・・・・・。

監督:レン・ワイズマン
出演:ブルース・ウィリス  ジャスティン・ロング  マギーQ  ティモシー・オリファント  
          メアリー・エリ    ザベス・ウィンステッド

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殯(もがり)の森  ・2007年6月23日公開・

Filed under: 邦画 — Bonat @ 7:03 pm

 奈良県東部の山間地。自然豊かなこの里に、旧家を改装したグループホームがある。ここでは軽度の認知症を患った人たちが、介護スタッフとともに共同生活をしている。その中の一人、しげき(うだしげき)は、33年前に妻・真子(ますだかなこ)が亡くなってからずっと、彼女との日々を心の奥にしまい込み、仕事に人生を捧げ生きていた。

 そして今、しげきは亡き妻の想い出と共に静かな日々を過ごしていた。誰も立ち入ることの出来ない、しげきと妻だけの世界。そのグループホームへ新しく介護福祉士としてやってきた真千子(尾野真千子)もまた心を閉ざして生きていた。子どもを亡くしたことがきっかけで夫(斉藤陽一郎)との別れを余儀なくされたのだ。つらい思いを抱えながらも、真千子は毎日を懸命に生きようとしていた。

 ある日、亡き妻の思い出の詰まったリュックサックを、そうとはしらず何気なく手にとった真千子を、しげきは突き飛ばしてしまう。自信を失う真千子を、主任の和歌子(渡辺真起子)は静かに見守り、「こうしゃんなあかんってこと、ないから」とそっと励ます。次第に、真千子は自分の生き方を取り戻し始める。そして毎日の生活の中で、やがて心打ち解けあっていく、しげきと真千子。

 真千子は、しげきと一緒に妻の墓参りに行くことになるが、途中で真千子が運転する車が脱輪してしまう。助けを呼びに行く真千子。しかし、事態は思っても見ない展開になるのだった・・。

監督・脚本・プロデュース:河瀨直美
撮影:中野英世
照明:井村正美
録音:阿尾茂毅
美術:磯見俊裕
音楽:茂野雅道
演奏:坂牧春佳
海外:Executive Producer: Hengameh Panahi /Supervising Sound Editor:David Vranken
支援:文化庁 /With the participation of the Centre National de la Cinématographie
製作:組画+celluloid dreams productions+ビジュアルアーツ専門学校大阪/97分/ドルビーSR
宣伝・配給:組画

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ジェイムズ聖地へ行く  ・2007年6月23日公開・

Filed under: 単館系, 洋画 — Bonat @ 6:50 pm

青年ジェイムズが聖なる地、エルサレムへの巡礼で遭遇したものは?

敬虔なクリスチャンで、純真無垢な心の青年ジェイムズはアフリカの村出身。村の次の牧師に任命されたジェイムズは聖なる地、エルサレムへと巡礼の旅に出かける。イスラエルの空港に着いた途端、入国審査で不法労働者と間違えられパスポートを押収されて留置場へ放り込まれてしまう。ある人に助け出されたのは良かったが、身に覚えのない保釈金の借金を負わされ 働かされるハメに。薄暗い共同部屋に住む事になった彼は、朝から晩まであちこちへ駆り出され掃除をして回る。これも神に試されているに違いないと固く信じて真摯に働くうち、世話をしているボスの父親に気に入られ、その老人の助言から金儲け主義のルールを理解していく。ルールに目覚めたジェイムズにはどんどん仕事が入ってきて、やがて地元の教会では有力者となって皆の尊敬を勝ち得るまでに。搾取する側、される側。果たして彼は約束の地、エルサレムにたどり着けるだろうか………。

日本語タイトル:ジェイムズ聖地へ行く
原題:James’Journey To Jerusalem
2003年イスラエル作品
87分 / カラー / 35mm / ビデオ上映(日本国内)
言語:English+ヘブライ+ズールー(日本語字幕:落合寿和)
監督:ラアナン・アレクサンドロヴィッチ
プロデューサー: アミール・ハレル
脚本:ラアナン・アレクサンドロヴィッチ、サミ・デュニアス
撮影:シャロン・デ・メイヨ
編集:ロン・ゴールドマン
美術:アミール・ドヴ・ピック
衣装:マヤ・バースキー
録音:デヴィット・リス
音楽:ローナン・ネェゲル
出演:シアボンガ・シブ  アリー・エリアス サリム・ダウ

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上映劇場情報
東京:アップリンク X
大阪:シネ・ヌーヴォ X

イラク -狼の谷-   ・2007年6月23日公開・

Filed under: 単館系, 洋画 — Bonat @ 6:23 pm

イラク北部クルド自治区-同盟国であるはずのアメリカ兵に突然司令部を襲撃され、屈辱的な姿で連行されたトルコ兵士は、一通の手紙を友に送り、自殺。復習を託された元トルコ諜報員ポラット(ネジャーティ・シュシュマズ)はたった数人の仲間と友に、同胞の誇りを汚した指揮官サム・マーシャル(ビリー・ゼイン)率いるイラク駐留アメリカ軍の元へ向かう。
サムを呼び出したポラットらは武装したアメリカ軍に囲まれるが、サムが椅子に座った瞬間ポラットたちが仕掛けた爆弾も作動し始めた。両者にらみ合いの中、トルコ兵たちと同じ格好で報道陣に写真を取らせろと要求するポラット。しかし、サムは盾にするためにクルド人の子供たちも呼んでいた。最初の対決はポラットの負けだった。

その後、ポラットらはサムを暗殺するために身を潜めていたバザールで自爆テロに巻き込まれる。爆破と共に突如、全身から血を流して足をなくした人々が広場にあふれる地獄のような惨劇が目の前に広がった。その実行犯はサムが指揮した結婚式の襲撃で、幼い息子を亡くした父親だった。爆破をポラットの仕業と激怒するサムに、追い詰められたポラットは、同じく結婚式場で自分の花婿を殺された女性レイラにかくまわれ、アラブ人たちの集落で過ごす間にサムの更なる残虐な襲撃の実態を知る。
そして、奇しくもレイラの育ての父ケルクーキ導師を暗殺するためにサム率いるアメリカ軍がポラットたちの潜む集落を包囲。両者は再び出会う。理想国家建設のために力による支配を繰り広げるサムの正義。サムの非道な政策により子供たちまで血を流して死んでいくイスラムの同胞の復讐を誓うポラットの正義。
ついに、最後の戦いが始まった-。

監督:セルダル・アカル
出演:ネジャーティ・シュシュマズ ハッサン・マサード ビリー・ゼイン ゲイリー・ビジー

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上映劇場情報

図鑑に載ってない虫  ・2007年6月23日公開・

Filed under: 単館系, 邦画 — Bonat @ 4:32 pm

フリーライターの「俺」は「月刊 黒い本の美人編集長(水野美紀)から、”死にモドキ”を使い一回死んで、死後の世界をルポするように強引に依頼され、エンドーとともに”死にモドキ”を探す旅に出る。

当てのない旅を始める彼らは、まずは手がかかりになるカメラマンの真島(松重豊)を探し始めることに。ルポが締め切りに間に合わなければ美人編集長に半殺しにされる・・・。

「俺」はある中のオルゴール職人のエンドーを強引に呼び出した。常に金に困っているエンドーは、わずかなギャラにもかかわらずこの危険な仕事をすぐに引き受ける。
2人で真島のアパートに行くが、真島はすでに外出した後で行方が知れない。

彼らは元SM嬢で自殺願望を持つサヨコ、ヤクザの目玉のおっちゃん(岩松了)とその弟分のチョロリと合流して謎めいた世界、奇怪な人々と遭遇しながら”死にモドキ”を探す。

今まで誰も見つけられずにいた”死にモドキ”は果たしてみつかるのか!?命を懸けた「俺」のルポは完成するのか?

小ネタ大ネタ満載の三木ワールドが物語を縦横無尽に引っ張る。

 異色のキャストを構成作家の監督が指揮をとり、主要キャストの菊池凛子が、この作品を撮り終えた後に自身を取り巻く環境が一変したりと話題に事欠かない本作品。
 「シナリオで魅せる映画はDVDで見たほうが良い」との声に、語弊を感じさせる作品だ。
 「良い映画は、何処で、何で観ても良い」のだ。
 若くして数々の名作に名を連ねる伊勢谷友介がベタ有り、シュール有りの笑いを軽快に演じ、三木作品を体現し続ける岩松了、ふせえりなどが脇を固める。日頃、各メディアに「バランスの大切さ」を説き続ける三木聡の一つの区切りとなるだろう。
(Bonat)

監督・脚本:三木聡
出演:伊勢谷友介 松尾スズキ 菊池凛子  岩松了 ふせえり 水野美紀 
松重豊 笹野高史 三谷昇 渡辺裕之 高橋恵子

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