映画ブロイラー

7月 30, 2007

フリーダム・ライターズ ・2007年7月21日公開・

Filed under: 2007年07月21日公開作品, 洋画 — kuro @ 5:26 pm

ロス暴動から2年後の1994年、ロサンゼルス群ロングビーチ。
様々な人種が通うウィルソン高校では、登校も下校も命がけだ。カリフォルニアの青い空など、見上げている余裕はない。「ロングビーチでは肌の色がすべて。浅黒いか、黄色か、黒か。一歩外の出たら戦場なの」学校に着いても問題は同じ。みな肌の色どとに徒党を組み、人種間の憎しみをむき出しにする。バッグには銃かナイフ。誰もが18歳まで生きられれば、十分だと思っていた。

そんな203教室に理想に燃えた国語教師がやって来る。彼女の名はエリン・グルーウェル、23歳。弁護士になるはずが、「法廷で子供を弁護するのでは遅過ぎる。教室で子供を救うべきだ」と教師になった変り種だ。しかし支配階級である白人の女教師など、生徒たちには別世界の住人でしかない。彼らの拒絶にショックを受けつつも、エリンは夫スコット(パトリック・デンプシー)に支えられ、詩の教材にラップを取り入れるなど努力を重ねていく。

ある日の授業中、ラティーノのティコ(ガブリエル。チャヴァリア)が黒人のジャマル(ディーンス・ワイアット)を馬鹿にした絵を描いた。「こんな絵を博物館で見たことがあるわ。黒人とユダヤ人は下等だとね」――エリンは、第二次大戦にホロコーストがこうした差別から生まれたことを説明する。だが驚いたことに、生徒たちはホロコーストも、[アンネの日記]のことも知らなかった。銃で狙われた経験はあるというのに・・・。教育の大切さを改めて実感したエリンは、教材として[アンネの日記]を読ませようとするが、キャンベル教科長(イメルダ・スタウントン)に予算の無駄だと拒絶されてしまう。
「あの子たちに知的興味を持たせるなんて無理よ」

次の授業で203教室に配られたのは、日記帳だった。「今思うこと、未来のこと、過去のこと。何でもいいから毎日書いて。そして読んでほしいときは棚に入れて」―最初に日記を書いたのは、おとなしいブランティーだった。徐々に、生徒たちは日記帳に本音を綴るようになってくる。「16歳で葬儀屋より多くの死体を見た」「難民キャンプで父は人が変わった。母や私を傷つけるようになった」「俺のダチはストリートの兵士だ」「銃を突きつけられると体が震える」――生々しい言葉の数々。兄は服役中で、母からも見放されているマーカス。カンボジア移民のシンディ。誰もが出口のない日々を送っていた。彼らの言葉に心揺さぶられたエリンは、本を買ってあげたい、とデパートでパートを始め、さらに週末はホテルでも働き始める。

数週間後、エリンはパートで貯めたお金で生徒全員にホロコースト博物館へと連れて行く。父スティーブ(スコット・グレン)も渋々ながら運転手を務めてくれた。ホロコーストの生存者に対面した生徒たちは、生への、そして知への欲求を高めていく。「彼らのことを忘れない。すべてミスGのおかげだ」

夏休みがあけ、全員がなんとか2年に進級。目立たなかったミゲル(アントニオ・ガルシア)が日記を朗読する。貧しいミゲル母子はアパートから追い出されていた。「家もお金もなにのに、なぜ学校に行くのか? 服もボロボロで笑われると思ったけど、クラスのみんながいると気づいた。そしてグルーウェル先生が希望を与えてくれた。ここが僕の家なんだ。203教室が一つになった瞬間だった。

だがエリンの熱意が高じるにつれ、キャンベル先生ら学校側との対立が深まり、スコットとも距離が生じていく。さらにはコンビニ銃撃事件で、エパが目撃者となり黒人性とのグラントが逮捕されてしまう。だが服役中の父親の言いつけで、エパは仲間をかばっていた。「重荷は全部私が背負うの…?」逆風が吹く中、203教室の生徒たちとエリンは、無事卒業の日を迎えることが出来るのだろうか。

監督・脚本:リチャード・ラグラヴェネーズ
製作:ステイシー・シェア マイケル・ジャンバーグ
プロダクション・デザイン:ローレンス・ベネット
衣装デザイン:シンディ・エパンス
音楽:マーク・アイシャム ウィル・アイ・アム
音楽監修:マリー・ラモス
出演:ヒラリー・スワンク イメルダ・スタウントン パトリック・デンプシー スコット・グレン マリオ

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幸せの絆 ・2007年7月21日公開・

Filed under: 2007年07月21日公開作品, アジア — kuro @ 5:24 pm

1980年代の末、中国の山間にある芍薬村に、孤児で里親の虐待に耐えられず逃げてきた7歳の少女、小花(チャン・イェン)が行き倒れていた。
貧しい農村で自分たちが生きるのに精一杯な村人たちは、誰も引き取ろうと手をあげなかったが、通りかかった一人のおじいさん(ティエン・チェンレン)が引き取る。
おじいさんの優しさに、小花は一生懸命に答えようと掃除や農作業を手伝うのだったが、おじいさんが一緒に暮らす一人息子の宝柱(ユー・ウェイジエ)とその妻・香草(ハオ・ヤン)は、自分たちに子供がなかなかできないことから二人に冷たく当たり、香草は小花を追い出そうとする。
何度も繰り返される香草の仕打ちにめげず、怯えながらも小花は息子夫婦と仲良くなろうとするのだが・・・・・

脚本・監督:ウーラン・ターナ
製作会社:山西電影製作所
製作総指揮:リー・シュイホー
製作:ティエン・ホイアイ グァン・シンソン
撮影:チー・レイ
美術:リウ・クァンユー
編集:チョウ・シンシャ
音楽:チァ・ガン
出演:チャン・イェン ティエン・チェンレン ハオ・ヤン ユー・ウェイジエ

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マラノーチェ ・2007年7月21日公開・

Filed under: 2007年07月21日公開作品, 洋画 — kuro @ 5:23 pm

オレゴン州はポートランド市の場末の地区にある食料品店の店番として、毎日、街のろくでなしどもの相手をしていたウォルトだが、その立場も彼らとそう変わらない。
そんな時、彼は、仲間と一緒に国境を越えて北へと流れてきたメキシコ系の不法移民のジョニーと恋に落ちる。18歳だという、スペイン語しか話さない彼に片言で話しかけるも、ゲイではないジョニーに邪険にされるや、妹のベティーをダシに食事へと誘い、なんとか距離を縮めようとする。平等な恋愛関係とうそぶいてみるウォルトだが、貧しいジョニーにカネ(25ドル)を渡して想いを遂げようとする。男と女の関係にもありがちな、純粋な恋心と資本主義を介した所有欲が微妙に交錯する。
ゲーセンや食事、クルマで滝や太平洋へ連れ出したり、彼らの世話をかいがいしく焼くウォルトは、言葉が完全に通じないまでも、幸せそうだ。一人では絶対に会おうとしないジョニーを、ウォルトは二人の間のゲームだと都合よく勘違いする。
勝手な妄想で満足するウォルトの前からジョニーが姿を消す。裏切られた気分のウォルトだが、それでも残された友達のロベルト/ペッパーの面倒を見ながら、ジョニーの帰りを待つ。そして彼と寝るようになったペッパーも、拳銃を持っていたために警察に撃たれてしまう。
そこへ突然ジョニーが街に舞い戻ってくる……。

製作・監督・脚本:ガス・ヴァン・サント
脚本:ウォルト・カーティス
原作:『マラ・ノーチェ』ウォルト・カーティスによる自伝的小説
撮影:ジョン・J・キャンベル
編集:ガス・ヴァン・サント
音声:パット・ボーム(オリジナル・バージョン)、レスリー・シャッツ(リマスター・バージョン)
音楽:ピーター・ダマン、キャレン・キッチン、クレイトン・リンゼー
出演:ティム・ストリーター ダグ・クーヤティ サム・ダウニー ナイラ・マッカーシー レイ・モンジュ ロバート・リー・ピッチリン

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カラハリのライオン ・2007年7月21日公開・

 カラハリ砂漠の一面に位置する誇り高い王国。王国を支配する年老いた雄ライオンと二頭の雌ライオン。彼らに襲いかかる過酷な自然の猛威とさまざまな試練。王国の支配権をねらう若い雄ライオンとの壮絶な戦い……。カラハリ砂漠を舞台に、ジャイアントスクリーンに展開する壮絶な映像叙事詩。「カラハリのライオン」は、ボツワナカラハリ砂漠で王国をまもる真の王者と、その王国をねらう獰猛な若い雄ライオンが繰り広げる生死をかけた戦いへと観客を誘います。巨大な乾きの大地カラハリ砂漠。貴重な水場をめぐって展開する弱肉強食のドラマ。王者を威嚇する巨大なゾウの群れ。子育てをする雌ライオン。そしていよいよ決戦の時が…。

監督・カメラマン:ティム・リバーセッジ
制作:ナショナル・ジオグラフィック ティム・リバーセッジプロダクション
配給:Destination Cinema 株式会社さらい

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