映画ブロイラー

8月 7, 2007

トランシルヴァニア ・2007年8月11日公開・

Filed under: 2007.08.11公開作品, 洋画 — staff @ 6:55 pm

愛するほどに傷ついて、傷つくほどに愛を求めて―――
森の彼方の国で出逢った、女と男の魂に突き刺さる物語

突然、姿を消した恋人ミランを見つけるため、ジンガリナ(アーシア・アルジェント)は親友のマリー(アミラ・カサール)と共にミランの故郷トランシルヴァニアへと旅立つ。ミランの実家にたどり着くが、家族は引越した後だった。悲しみにくれるジンガリナを音楽が勇気づける。ミランがミュージシャンだったため、ロマの楽士たちにミランを知らないか尋ね、ついにジンガリナはミランを見つけ出す。しかし、ミランには、もはや愛情のかけらさえ無かった。

絶望に打ちひしがれるジンガリナ。彼女はミランの子を身ごもっていたのだ。

祭りの喧騒の中、泣き叫ぶジンガリナをマリーが大声を出して呼ぶ。マリーはジンガリナが心配でならない。彼女のことを愛しているのだ。だが、ジンガリナはこの異国の地で何かを見つけ再生することを求め、マリーと決別する。

荒涼とした大地をジンガリナとジプシーの少女バンダナが歩いている。傷ついたジンガリナをバンダナが慰める。そんな二人をチャンガロ(ビロル・ユーネル)が見つけ声をかける。しばらくして、バンダナは追いかけるジンガリナを残し去って行った。

チャンガロとジンガリナ、二人の旅が始まる。

体の中に悪魔がいると思い込んでいるジンガリナにチャンガロは悪魔払いの儀式を手配する。白い衣裳を身にまといジンガリナの頭の上からミルクがかけられ、身も心も清められた。二人で暮らしていても何も過去を話さないジンガリナに、チャンガロは時に挑発しケンカもするが、彼女をいつも見守っている。

雪の大草原を車を走らせている時、ジンガリナが産気づいた。あたりには人の気配もなく、チャンガロは必死に助けを求め続けると馬車を走らす村人に出会えた。親切な村の女たちがジンガリナの出産を手伝いに来た。だが、不安と恐怖からジンガリナは泣き叫びチャンガロに助けを求める。

無事、出産を終えたジンガリナと生まれたての赤ん坊がいる部屋にどうしてか入れないチャンガロ。ジンガリナは車で去っていくチャンガロを窓辺でだまって見つめていた。

チャンガロは自らのために楽士たちに演奏を頼み、音楽と酒に身を浸す。彼の様子は、迷いと苦しみに満ち、途方もなく切ない。楽士たちは、ついにいたたまれなくなり「音楽は生きるための力だ。苦しむためじゃない」と言い、チャンガロを残し去って行く。

小さな酒場で飲み続けるチャンガロは、ついに何かを決心したように、ジンガリナと赤ん坊がいる部屋に戻るとそこにはもはや彼女はいなかった。随分と長い間、チャンガロは留守にしていたのだ。

ある日、チャンガロはジンガリナを見つけた。赤ん坊と眠る彼女はまるで聖母マリアのようだ。

監督・脚本・音楽:トニー・ガトリフ
撮影:セリーヌ・ボゾン
編集:モニック・ダルトンヌ
音楽:トニー・ガトリフ、デルフィーヌ・マントゥレ
配給:日本スカイウェイ
出演:アーシア・アルジェント アミラ・カサール ビロル・ユーネル

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ブラッド ・2007年8月11日公開・

Filed under: 2007.08.11公開作品, ホラー, 洋画 — staff @ 6:54 pm

 LAウィークリーの敏腕記者セイディー・ブレイク(ルーシー・リュ―)は、若者が興味をひきそうな記事を執筆し注目され、最新の記事はカバーページを飾ったばかりだった。気分がいいのはそれだけでなく、妹の卒業祝いをかね、母と妹と一緒にメキシコ旅行の計画を立てていた。

血の祝宴のはじまり

 ところが同僚のイーサンから連絡が入った。セイディーがカルト集団絡みで取材した若い娘……名前はトリシアで、彼女の電話番号が実はガセだったことが判明する。ところがイーサンがその番号から調べて、あるホームページにたどりつき、そこで、「道は血の中に……闇を進め……摂食は今夜始まる」の秘められた文面と、隠された透明の地図を見つけることができた。

 ある夜、さびれた路地裏で、セイディーが取材したトリシアの無残な死体が発見される。そこに駆けつけたローリンズ刑事(マイケル・チクリス)は、その死体を見て愕然とする。なんと、自分の娘だったのだ……!!

 セイディーは、イーサンが発見した地図が示す屋敷へと向かうが、そこは廃墟同然で薄暗い地下室には血染めのベッドが置いてあった。何か胸騒ぎを覚えた彼女は、イーサンのアパートに急ぐと、彼の部屋は無人で何者かによって部屋中が荒らされた後だった。そこに現れた男に突然襲われ、気を失ってしまう。

一度死んで、生き返って……

 セイディーが目覚めると、外見は豪邸のようだが、実はカルト集団のアジトだった。東洋人のポー(マコ)の他、イスに縛られたセイディーに熱い視線を投げかけるビショップ(ジェームズ・ダーシー)がいた。ビショップはテーブルの上に黒いビニール袋を投げつけた。彼女がその中を覗くと血だらけのイーサンの生首がっ!! セイディーが思わず泣き叫ぶ。

 ビショップとセクシーな雰囲気を漂わせたイヴ(カーラ・グギーノ)は、セイディーの頚動脈を切って血を吸い、彼女の肉体をもてあそぶ。彼らは人間社会に紛れて生きる、吸血鬼の集団だったのだ。

 ある夜、女医の死体がまた見つかった。ゴミ捨て場にうち捨てられたセイディーの死体は既に冷たくなっていて、外傷からトリシアの殺人犯と同一であることが判明。現場に駆けつけたローリンズ刑事は、娘を失った哀しみから冷静さを欠いているため、上司に今回の捜査から手を引けと指示される。

 深夜「ロサンゼルス検視所」の解剖室は静まりかえっていた。狭くて薄暗く、冷たいスチール製の囲いの中でセイディーが目覚めた。最初は自分がなぜ全裸で、こんな密室に閉じ込められているのか分からなかったが、力を振り絞って脱出することに成功。だが、そこで愕然とする。鏡に自分の姿が映らないのだ。

 セイディーは自分に何が起きたのか分からず街をさまよっていると、太陽光線がまぶしくて思わずサングラスをかけた。そして飢えを感じはじめ、やがて禁断症状が……その苦しみからなんとか脱しようと、ホームレスの中年男性を殺して血を吸うものの、人を初めて殺した嫌悪感からか吐き出してしまう。

ヴァンパイア同士の熾烈な闘い

人間でなくなったことを痛感するセイディーが母親に電話すると、「娘は死んだのよ」との返事……イタズラ電話だと思われている。なんとか本物のセイディーだと気づかせて涙ながらに別れを告げ、高架の歩道から自動車が激しく行き交う道路へと飛び込んだ。

 気が付くと、血だらけのセイディーを介抱してくれた謎の男アーチュロがいた。実は彼もまたビショップに興味を持っていて、セイディーの思いをくんで銀製のボウガンを与えてくれた。

 髪の毛を短く切ったセイディーは、ビショップたちの恐るべき陰謀を阻止するため、戦う決意をする。最初の居所を突きとめたのがイヴだった。イヴは少し驚いた表情を浮かべ、「セイディーは生への執着が強かったのね。吸血鬼に変わるのに3日間はかかるのに」と言い、「アーチュロは元支配者で追い出されたの」とつけ加えた。

 そして、セイディーはポーとの戦いを経て、ビショップに迫ろうとするが幾多のトラブルが襲いかかり、なかなか接近することができない。

 やがて、娘トリシアの悪夢に悩まされていたローリンズ刑事がセイディーと接触する。ビショップに大事なものを奪われ、哀しみを抱いた2人はお互いの傷ついた心を理解し、敵地へ一緒に乗り込む覚悟だった。

 そこでセイディーは、ローリンズに最後のお願いをする。「私は人間じゃないの。私がビショップを殺す代わりに、あなたは私を殺して」と。だが2人は、ビショップの恐ろしさをまだ知らなかった。セイディーは捕らわれて逆さ吊りにされ、ローリンズは死んだはずのトリシアと出会うことになる……。
 
 果たして2人はビショップを倒すことができるのか。そして彼らの運命は……!?

監督・脚本:セバスチャン・グティエレス
音楽:ネイサン・バー
衣装デザイン:デニス・ウィンゲイト
キャスティング:ナンシー・ネイヨー・バティーノ ケリー・マーティン・ワグナー
編集:リサ・ブロムウェル ロブ・サリヴァ
美術:ジェリー・フレミング
撮影監督:ジョン・トール
共同製作:ケイリー・コノップ
製作総指揮:カーステン・ロレンツ ロブ・タパート ジョー・ドレイク ネイサン・カヘイン
プロデューサー:グレッグ・シャピロ
出演:ルーシー・リュー マイケル・チクリス ジェームズ・ダーシー カーラ・グギーノ

公式サイト

呪怨 パンデミック ・2007年8月11日公開・

Filed under: 2007.08.11公開作品, ホラー — staff @ 6:52 pm

少女たちのおもしろ半分の悪ふざけが、
恐ろしい怨念を呼び覚ます。

東京。インターナショナル・スクールに通うアリソンは、
クラスメートのヴァネッサとミユキに連れられ、
幽霊屋敷として有名な住宅街の一軒家にやってくる。
その家ではかつて伽椰子という女性が夫に惨殺され、
当時6歳だった伽椰子の息子、俊雄も行方不明のままだった。
やがて、少女たちの面白半分の悪ふざけはその家に宿った恐ろしい怨念を呼び覚ましてしまう…。

シカゴ。小学生のジェイクはアパートの隣に住むフレミング一家の不審な動きが気になっていた。
やがて、隣の部屋から毎晩壁を叩くような不気味な音がし始めると
アパート全体が重苦しい空気に含まれ、住人たちが次々と異常な行動を取るようになっていく…。
日本で、世界で、ついに始まった呪いと憎悪のパンデミック(爆発感染)!
そして、今明かされる映画史上最も恐ろしく邪悪なる怨霊、“伽椰子”誕生の秘密!
もう、逃げられない。もう、誰にも止められない。
“伽椰子”の底なしの怨念は海を渡り、全世界へと過激なる増殖と拡大を開始した。
それは、人類にとって取り返しのつかない破滅のはじまりだった。

監督:清水崇
脚本:スティーブン・サスコ
プロデューサー:サム・ライミ ロブ・タバート 一瀬隆重
撮影:柳島克己
美術:斎藤岩男
編集:ジェフ・ベタンコート
出演 : アンバー・ダブリン アリエル・ケベル ジェニファー・ビールス エディソン・チャン 宇野実彩子

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2007年8月18日公開作品

Filed under: 2007.08.18公開作品 — staff @ 4:38 pm

22才の別れ Lycoris葉見ず花見ず物語
ベクシル -2077 日本鎖国-
阿波DANCE
長江哀歌
遠くの空に消えた
大ちゃん、だいすき。
酔いどれ詩人になるまえに
恋するマドリ 
キャプテン
WHITE MEXICO
プライスタグ
Tokyo Real
スプリング☆デイズ
純愛
戦争の犬たち

2007年8月11日公開作品

Filed under: 2007.08.11公開作品 — staff @ 4:22 pm

トランシルヴァニア
ブラッド
ドッグ・バイト・ドッグ
呪怨 パンデミック

オーシャンズ13 ・2007年8月10日公開作品・

Filed under: アクション, 2007.08.10公開作品, 洋画 — staff @ 4:21 pm

 きっちり借りを返せる勝算はどのくらい?

ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)率いる“オーシャンズ”にとって何よりも大切なのは仲間。さまざまな機関を突破してきた彼らにとってでさえも、もっともハードルが高く、リスクの大きいカジノを襲うとなれば、その仲間を守るためだけだ。だが、今回ターゲット“バンク”カジノに侵入するには運以上の何かが必要だった。

 冷酷無比なカジノ経営者のウィリー・バンク(アル・パチーノ)は、パートナーにすると約束したルーベン・ティシュコフ(エリオット・グールド)を裏切り、失意のルーベンは瀕死の状態で病院のベッドに横たわる。そのとき、バンクはまさか自分にとんでもないしっぺ返しが飛んでくるとは思いもしなかった。だが、ダニーにとって、ルーベンは仲間であり、師でもある。そこをバンクは甘く考えすぎた。ものすごく甘く。

 確かにバンクはオーシャンズのオリジナル・メンバー11人のひとりを排除した。しかし、残りのメンバーはピンピンしているうえに、彼らに共通の目的を持たせてしまった。それは、バンクの生涯最高となるはずの夜――彼が自分の名をつけた新しいカジノ“バンク”のグランド・オープンに彼をつぶすこと。

 オーシャンズは二重の戦略を立てる。まず、カジノ側がつねに勝つという前提をくつがえすことによってバンクを財政的に破綻させる。だが、それでは単に金だけだ。彼の個人的な誇りと喜び、つまり、ホテルの格付けにおいて、所有するホテルすべてで栄誉ある“5つダイヤ賞”を獲得した唯一のホテル経営者であるという彼の評判をズタズタにしてこを、真の勝利と言える。

 彼らの計画は複雑で危険で、恐ろしく不可能に近い。だが、仲間の敵を討つためならオーシャンズに限界はないのだ。

監督:スティーブン・ソダーバーグ
製作:ジェリー・ワイントロープ
脚本:ブライアン・コッペルマン&デイビッド・レビーン
製作総指揮:スーザン・イーキンズ グレゴリー・ジェイコブズ フレデリック・W・ブロスト ブルース・バーマン
美術:フィリッピ・メシーナ
衣装:ルイーズ・フログリー
音楽:ディビット・ホルムズ
編集:スティーブン・ミリオン,A.C.E
出演:ジョージ・クルーニー ブラッド・ピット マッド・デイモン アンディ・ガルシア ドン・チードル バニー・マック エレン・バーキン アル・パチーノ 他

公式サイト

2007年8月10日公開作品

Filed under: 2007.08.10公開作品 — staff @ 4:20 pm

オーシャンズ13

カート・コバーン アバウト・ア・サン ・2007年8月4日公開・

Filed under: 2007.08.04公開作品, 洋画 — staff @ 3:58 pm

時代を変えたひとりのアーティスト、カート・コバーン
本人が語る最初で最後の真実の言葉
彼の生きた軌跡が今、蘇る―。

NIRVANA…。KURT COBAIN…。
グランジというくくりでシアトルから飛び出した数多のバンドが、忘却のブラックホールへと吸い込まれる中、未だ色褪せることのないタイムレスなメロディー音楽で伝説を築いたニルヴァーナと、パサパサの金髪に目の下の隈を強調したポートレート写真に凍結されたバンドのボーカル/ギタリスト、カート・コバーンは、27歳という早すぎる死のイメージと共に、現在も時代を超えて支持され続けている。自殺説、事故説、はたまた、何かの陰謀に巻き込まれた他殺説など、様々な噂が飛び交い、謎が謎を呼ぶ中、「コートニー・ラヴが殺した」など、“シド&ナンシー”的なカップル像がメディアに歪曲されたりもした。だが、愛する妻と娘フランシスを残し、ひとり旅立ってしまった彼は、二人を見守るかのように、未だ、“向こう側”へ行けていないのかもしれない。彼の人生をモチーフにした多くの映画などが作られ、時代も彼の足首を捕まえて放そうとしない。

初めて世に出る彼の肉声
そんな彼の呪縛が解ける日が近いかもしれない。その機会となるのが、彼自身の肉声を聞くことができる『カート・コバーン アバウト・ア・サン』。当時、シアトルの自宅のキッチンで行われた25時間に及ぶインタヴューの取材テープから聞こえてくる声は、『病んだ魂(原題:COME AS YOU ARE)』の著者マイケル・アゼラッドを、ジャーナリスト嫌いのカートが信用したからこそ実現したもの。そして偶然の会話から生まれたアッゼラットと、監督AJ・シュナックの企画も信頼関係の産物だ。こちら側とあちら側の“どこか”から聞こえてくるような、カートの正直すぎるコトバは、彼の負のイメージを覆すのではないだろうか。

彼の愛した音楽がそのままサウンドトラックに
彼の肉声と風貌に加え、音楽も大事な要素である。カート・コバーンは、自分の知名度を使い、新旧問わず、彼が尊敬するミュージシャンやバンドを後押しするために、前座を起用し、ライブでカバーしたり、彼らのTシャツを着たり(ダニエル・ジョストンのTシャツを着ていたのは有名な話)、才能はあるのにブレイクする機会がない人たちへ大いなるリスペクトを送り続けた。このサウンドトラックも、そんな彼が愛してやまなかった音楽に彩られる。レッドベリー、マッドハニー、ヴァセリンズから、幼い頃に聞いたクイーンや、MTVアンプラグドでもカバーしたデヴィッド・ボウイの曲が流れ、彼がいつ頃、なぜそうした音楽に惹かれたのかにも時おり、触れられる。

アバウト・ア・サン/たった一人の人間
親密な環境で語られる生い立ちや、駆け出しの頃の夢など、尊大なロック・スターの発言でなく、一人の人間/子供によるものだ。その世界を席捲する前の、故郷のアバディーン、ボヘミアンナ学生街のオリンピア、そしてブレイクを果たしたシアトルといったアメリカ北西部の街の風景や人の映像と共に、彼の肉声が、あたかも私たちと一緒に旅しているかのように、静かに響く。そこには、傷つきやすく、繊細で、きらきらと夢を語る一人の少年がいる。妻と娘を愛し、家族を守ろうとする愛すべき家庭人がいる。そして、まるで老人のように現実に疲れ、やつれ果てた彼も…。

さあ、一緒に旅に出よう。
コート・コバーンという人間はどこに始まり、どこに辿り着こうと向かっていたのか…。この作品では、実際に彼の住んだ家、初めて一人暮らしをした一軒家、バイトをクビなったリゾートホテルなど所縁のある街が映し出される。彼が確かにそこにいたという痕跡を感じながら、その道のりを一緒に旅することで、彼という人間の一部、またそこから生まれた音楽を、少しだけ理解できるようになるかもしれない。あたかも、彼の家の台所に座り、一緒にハーブティーをすすり、時おり窓の外を見やる彼がすぐそばで話しているかのように感じながら、ふと、やさしい気持ちになっている自分に気付く、かもしれない。

監督:AJ・シュナック
原作・共同プロデューサー:マイケル・アゼラッド
撮影監督:ワイアット・トロール
スチールカメラ:チャールズ・ピーターソン
製作:シャーリー・モイヤーズ ノア・コシュピン クリス・グリーン
配給:ショウゲート
語り:カート・コバーン

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おやすみ、クマちゃん ・2007年8月4日公開・

Filed under: 2007.08.04公開作品, 洋画 — staff @ 3:56 pm

第1部 春から夏へ

「赤いふうせんと小鳥の巣」 監督・脚本:ルツァン・デンビンス
嵐の去った翌朝、クマちゃんの家の庭に小鳥の巣が落ちていました。中では可愛いヒナたちがおなかをすかせて鳴いています。やがてヒナを狙って猫がやってきました。木の上では親鳥たちが心配そうに見ています。クマちゃんはヒナたちが入った巣を木の枝に戻してあげました。そこのウサギの兄弟がやってきて、みんなで遊んでいるうちにクマちゃんの風船が手から離れて木のてっぺんに引っかかってしまいました。クマちゃんたちが困っていると、さっきの小鳥さんが風船を取ってきてくれました。

「ゆかいなお絵かき」 監督・脚本:マリアン・キュウバシュチャク
クマちゃんにお友だちから絵の具が送られてきました。嬉しくなったクマちゃんはお絵かきをはじめます。クマちゃんがウサちゃんと一緒に家のドアに落書きをしたり、隣の家のニワトリさんの卵に色を塗って遊んでいると、イヌ君がやってきて2人を叱りました。反省したクマちゃんとウサちゃんはデッキブラシでドアをきれいに洗い流すと、ニワトリさんの卵も洗おうとしましたが、卵はすでにヒヨコにかえってました。それから、クマちゃんとウサちゃんとイヌ君は紙にお互いの似顔絵を描きっこして遊びました。

「お洗濯で水びたし」 監督・脚本:ヤドヴィカ・クドゥジツカ
今日はお洗濯。そこへブタ君がアイスクリームを食べながらやってきました。クマちゃんは洗濯物をバスタブに放り込み、水を出したまま家を飛び出すとアイスクリームを買いに行きました。アイスクリーム屋さんの前にはお友だちも集まっています。みんなで遊んでいると、ブタ君が転んで泥だらけになってしまいました。クマちゃんがブタ君を洗ってあげようと家に戻ると、家の前には水があふれて小川ができていました。家の中も水浸しになってしまいましたが、お友だちがみんなで片づけを手伝ってくれました。

「アヒルの親子とはじめての水泳」 監督:ダリウシュ・ザヴィルスキ/脚本:ルカシュ・チェルヴィェツ
とても暑い日のこと。アヒルの親子がクマちゃんに川に連れていって欲しいとお願いをしました。クマちゃんは6羽のアヒルの子どもたちが迷子にならないよう、月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土曜と曜日の名前を付けて一列に並ばせ、川へと向かいました。アヒルの親子は川に着くと楽しそうに泳ぎ始めました。クマちゃんは泳ぎ方を知りませんでしたが、アヒルのお母さんが教えてくれました。ザリガニのハサミに挟まれたりもしたけれど、クマちゃんははじめての泳ぎがとても楽しかったのです。

「忘れな草をさがして」 監督・脚本・撮影:エウゲニウシュ・イグナチュク
ブタ君はいつも自分がみんなより物知りで、なんでも上手にできると自慢しています。でも、彼はサッカーをやっても縄跳びをしても失敗ばかりでみんなに馬鹿にされてしまいます。クマちゃんと仲間たちが沼に生えている忘れな草を取りに行こうとしたときも、自分は近道を知っていると言って道に迷い、ヤギに追いかけられてしまいます。ようやく沼に着くと、忘れな草は手の届かないところに生えていました。ブタ君はそこでも自分に任せろと言って無理をして沼に落ちてしまうのでした。

第2部 秋から冬へ、そして春

「キノコ狩りはたのしいな」 監督:ダリウシュ・ザヴィルスキ/脚本:ルカシュ・チェルヴィェツ
秋です。みんな森へキノコ狩りへ行きました。キノコにはいろいろな種類があって、おいしい食べ方もたくさんあるけれど、毒キノコもあるから気を付けなければいけません。クマちゃんは図鑑を持ってみんなが毒キノコを採らないように注意します。森の中でウサギの兄弟ピョコタンとピョコピンがキノコを探していると、知らない動物の声がしました。声の主はみんなと一緒に遊びたいキツネ君でした。クマちゃんと仲間たちはキツネ君とお友だちになり、キツネ君においしいキノコが生えている場所を教えてもらうのでした。

「素敵な森のコンサート」 監督:ダリウシュ・ザヴィルスキ/脚本:ルカシュ・チェルヴィェツ
木の葉が色づいた美しい季節。クマちゃんは森へ散歩に出かけました。森には面白くて珍しい仲間がたくさん暮らしています。クマちゃんがカタツムリさんとおしゃべりしていると、コオロギさんがバイオリンを弾いていました。やがて、次から次へと森の仲間たちがやってきてみんなで踊りだしました。でも、楽しい時間は過ぎ、森の仲間たちは冬支度のために家に戻って行きました。クマちゃんは冬の住み家を探すため旅に出ようとしていたコオロギさんを自分の家に連れて行き、暖炉の蔭に寝床を用意してあげました。

「いじわるなカラスと冬の神様」 監督:ダリウシュ・ザヴィルスキ/脚本:ルカシュ・チェルヴィェツ
クマちゃんがソリで遊んでいるとウサちゃんが泣いていました。弟が家に帰ってこないうえ、ごはんも食べていないのでおなかがすいているのだそうです。クマちゃんが雪の中から野菜を取ってあげようとしたところ、道に迷ったウサちゃんの弟が雪に埋もれていました。助けてくれたお礼にウサちゃんの弟はソリを引っ張ることにしました。ソリで橋を渡ろうとすると、いじわるなカラスがとおせんぼをしています。するとそこに冬の神様が現れ、川を凍らせてくれたのでクマちゃんたちは無事に川を渡ることができました。

「みんで行こう、スキー旅行」 監督・脚本:マリアン・キュウバシュチャク
ある日の冬のこと、クマちゃんはみんなを誘って山にスキーに出かけました。クリスティーナとハンナを迎えに行くと、そこへ大きなリュックに食べものをいっぱい詰め込んだブタ君もやってきました。山小屋に着いてお昼ごはんを食べ終わると、いよいよスキー遊びの始まりです。まず初めにクマちゃんが丘の上に登ってさっそうと滑り降りました。続いてウサちゃん、ブタ君も滑りました。冬は陽が短いので遊べる時間は少なかったけれど、なかよしのお友だちと行く旅行は本当に楽しいとクマちゃんは思いました。

「雪だるまさんと春の訪れ」 監督・撮影:エウゲニウシュ・イグナチュク/脚本:ルカシュ・チェルヴィェツ
窓の外は雪景色。でも、春はもうすぐです。クマちゃんはお友だちと雪だるまを作りました。でも、強い日差しで雪が溶けだしてしまいます。クマちゃんたちは、日光をさえぎる傘をさして雪だるまさんを守りました。でも、翌朝クマちゃんが目を覚ますとあたりの雪はすべて溶けて雪だるまさんの姿はどこにもありませんでした。みんなで雪だるまさんを探しに行くと、川上から雪だるまさんが流れてきました。雪だるまさんは、「来年も新しい雪で作ってね」と言い残し、去っていくのでした。

原作:文=チェスワフ・ヤンチャルスキ/絵=ズビグニエフ・ルィフリツキ『Mis Uszate』
音楽:ピョートル・ヘルテル
製作:“セ・マ・フォル”スタジオ
配給:エデン

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消えた天使 ・2007年8月4日公開・

Filed under: 2007.08.04公開作品, 洋画 — staff @ 3:52 pm

2分に1回、快楽殺人が生まれる
犯人は人間なのか――。

18年間、性犯罪登録者の観察を続けてきた公共安全局のエロル・バベッジ(リチャード・ギア)は、上司のスタイルズ(レイ・ワイズ)から退職を言い渡されていた。長年多くの登録者を監視し続け、心身ともに消耗しきっていたバベッジは、精神的にギリギリまで追い詰められていたのだった。そして退任まで18日となったある日、後任となるアリスン・ラウリー(クレア・デインズ)の指導を任された。

バベッジはアリスンを連れ、担当している登録者の元を訪れる。強姦罪で摘発されたが、司法取引によって今は自由の身でいるエドマンド(ラッセル・サムズ)はガールフレンドのベアトリス(アヴリル・ラヴィーン)と一緒に面会に応じた。エドマンドはキチンとした身なりで、アリスンには不審な点も見受けられなかったが、バベッジはペアトリスの欠けた前歯を見逃さなかった。奴ははまだ女を殴っている…。

次に訪れたビオラ(ケイディー・ストリックランド)には、3件のバラバラ殺人で死刑になった夫がいた。自身も違法監禁、性的暴行未遂3件で摘発を受けていたが、司法取引で懲役2年に減刑、今は美容師として働いていた。ビオラは、バベッジの毎週の嫌がらせ訪問をアリスンに伝え、実は自分も夫に虐待を受け続けた被害者だったことを訴えるのだった。

2人が車で移動中、またしても誘拐事件の報が入った。被害者の名は、ハリエット・ウェルズ(クリスティーナ・シスコ)。大学近くの線路脇に乗馬ブーツが発見されたのだ。家での可能性も取り沙汰される中、バベッジだけは確信していた。犯人は、彼が監視し続けている登録者の中にいると。

ハリエットの居場所はどこなのか?
真の犯人は一体誰なのか?
衝撃と戦慄の結末が、2人を待ち受けているのだった―。

監督・製作:アンドリュー・ラウ
脚本:クレイグ・ミッチェル ハンス・バウアー
製作:フィリップ・マルチネス
出演:リチャード・ギア クレア・デインズ ケイディー・ストリックランド アヴリル・ラヴィーン レイ・ワイズ ラッセル・サムズ マット・シュルツェ クリスティーナ・シスコ

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THIS IS BOSSA NOVA ・2007年8月4日公開・

Filed under: 2007.08.04公開作品, ドキュメンタリー, 洋画 — staff @ 3:50 pm

『THIS IS BOSSA NOVA』は、1950年代後半にブラジルで誕生し、現在では世界中で愛されている音楽―ボサノヴァの物語である。

ボサノヴァは、それまでのブラジルのポピュラー音楽に見られていたハーモニーとビートを革命的なまでに変えた。そしてその美しいメロディと斬新かつロマンチックな歌詞で、“愛と微笑みと花”に満ちた輝ける時代を瑞々しく歌い上げてみせた。こうして、リオデジャネイロの若者たちから生み出された新しい潮流―ボサノヴァは、以降のブラジルのポピュラー音楽を根本的に変えることになったのである。そしてその潮流はやがて大きな波となり、62年にニューヨークのカーネギーホールで開催された『ゲッツ/ジルベルト』の大ヒットによって、国際的にも認知されるようになった。そしてその色褪せることのない永遠性から、生誕50年を経た今も、世界中で評価され続けているのである。

このムーヴメントの偉大な二人の現役作曲家である、カルロス・リラ(時代を超えた名曲「ロボ・ボボ」「もっとも美しいもの」「あなたと私」の作者)とホベルト・メネスカル(定番曲「小船」)によって物語を語られていく。この二人が、ボサノヴァが誕生したゆかりの地を再訪し、彼らがキャリアをスタートした頃のとっておきのエピソードやストーリーを披露する。長年の友人でもある彼らの会話は、あの忘れがたき時代をまざまざと再現してくれる。

『THIS IS BOSSA NOVA』には、カルロス・リラ、ホベルト・メネスカル、ジョアン・ドナード、アライヂ・コスタ、ジョニー・アルフ、レニー・アンドラーヂ、クリス・デラーノ、ジョイス、セルジオ・ヒカルド、ビリー・ブランコなど、世代を超えたボサノヴァのミュージシャン、作曲家、パフォーマーたちのインタヴューや独占ライヴ映像も満載されている。さらに、黄金時代のムーヴメントに参加したブラジル人ミュージシャンと国際的アーティストたちによる、貴重な独占アーカイヴ映像も多数含まれる。

映画は、ボサノヴァのリズム、歌詞、ハーモニー、ビート、とそれぞれのパートに分けられている。セルジオ・カブラルやタリキ・ヂ・ソウザ、アルトゥール・ダ・タヴォラ、ミエリやネルソン・モッタなど、ボサノヴァ文化に詳しい作家や評論家たちによって分析や解説がくり広げられてゆく。

ボサノヴァのマエストロであるアントニオ・カルロス・ジョビン(通称「トム」)とヴィニシウス・ヂ・モライスによって結成された作曲家コンビに、特別な賛辞が贈られる。
またボサノヴァのミューズ(女神)であるナラ・レオンには、映像、写真、録音物、アーカイヴ素材で、敬意を示している。

この映画は、決してたんなる知識の羅列なのではない。ざっくばらんにのびのびと描かれた、すぐれた音楽と美しい映像によるエンタテインメントを堪能できる2時間であり、また、ブラジルの文化的な最高傑作ともいえるボサノヴァ―世界中の人の耳とハートを虜にした音楽―の魅力をあますところなく伝えてくれる、きわめて貴重なドキュメンタリーである。

監督・脚本:パウロ・チアゴ
制作・グラウシア・カマルゴス
エグゼクティヴ・プロデューサー:ペドロ・アントニオ・パエス
出演:カルロス・リラ ホベルト・メネスカル ジョアン・ジルベルト アントニオ・カルロス・ジョビン フランク・シナトラ ジョイス ワンダ・サー ジョアン・ドナード イコ・カトロス・ネヴィス ジョニー・アルフ

公式サイト

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