映画ブロイラー

8月 7, 2007

2007年8月10日公開作品

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オーシャンズ13

カート・コバーン アバウト・ア・サン ・2007年8月4日公開・

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時代を変えたひとりのアーティスト、カート・コバーン
本人が語る最初で最後の真実の言葉
彼の生きた軌跡が今、蘇る―。

NIRVANA…。KURT COBAIN…。
グランジというくくりでシアトルから飛び出した数多のバンドが、忘却のブラックホールへと吸い込まれる中、未だ色褪せることのないタイムレスなメロディー音楽で伝説を築いたニルヴァーナと、パサパサの金髪に目の下の隈を強調したポートレート写真に凍結されたバンドのボーカル/ギタリスト、カート・コバーンは、27歳という早すぎる死のイメージと共に、現在も時代を超えて支持され続けている。自殺説、事故説、はたまた、何かの陰謀に巻き込まれた他殺説など、様々な噂が飛び交い、謎が謎を呼ぶ中、「コートニー・ラヴが殺した」など、“シド&ナンシー”的なカップル像がメディアに歪曲されたりもした。だが、愛する妻と娘フランシスを残し、ひとり旅立ってしまった彼は、二人を見守るかのように、未だ、“向こう側”へ行けていないのかもしれない。彼の人生をモチーフにした多くの映画などが作られ、時代も彼の足首を捕まえて放そうとしない。

初めて世に出る彼の肉声
そんな彼の呪縛が解ける日が近いかもしれない。その機会となるのが、彼自身の肉声を聞くことができる『カート・コバーン アバウト・ア・サン』。当時、シアトルの自宅のキッチンで行われた25時間に及ぶインタヴューの取材テープから聞こえてくる声は、『病んだ魂(原題:COME AS YOU ARE)』の著者マイケル・アゼラッドを、ジャーナリスト嫌いのカートが信用したからこそ実現したもの。そして偶然の会話から生まれたアッゼラットと、監督AJ・シュナックの企画も信頼関係の産物だ。こちら側とあちら側の“どこか”から聞こえてくるような、カートの正直すぎるコトバは、彼の負のイメージを覆すのではないだろうか。

彼の愛した音楽がそのままサウンドトラックに
彼の肉声と風貌に加え、音楽も大事な要素である。カート・コバーンは、自分の知名度を使い、新旧問わず、彼が尊敬するミュージシャンやバンドを後押しするために、前座を起用し、ライブでカバーしたり、彼らのTシャツを着たり(ダニエル・ジョストンのTシャツを着ていたのは有名な話)、才能はあるのにブレイクする機会がない人たちへ大いなるリスペクトを送り続けた。このサウンドトラックも、そんな彼が愛してやまなかった音楽に彩られる。レッドベリー、マッドハニー、ヴァセリンズから、幼い頃に聞いたクイーンや、MTVアンプラグドでもカバーしたデヴィッド・ボウイの曲が流れ、彼がいつ頃、なぜそうした音楽に惹かれたのかにも時おり、触れられる。

アバウト・ア・サン/たった一人の人間
親密な環境で語られる生い立ちや、駆け出しの頃の夢など、尊大なロック・スターの発言でなく、一人の人間/子供によるものだ。その世界を席捲する前の、故郷のアバディーン、ボヘミアンナ学生街のオリンピア、そしてブレイクを果たしたシアトルといったアメリカ北西部の街の風景や人の映像と共に、彼の肉声が、あたかも私たちと一緒に旅しているかのように、静かに響く。そこには、傷つきやすく、繊細で、きらきらと夢を語る一人の少年がいる。妻と娘を愛し、家族を守ろうとする愛すべき家庭人がいる。そして、まるで老人のように現実に疲れ、やつれ果てた彼も…。

さあ、一緒に旅に出よう。
コート・コバーンという人間はどこに始まり、どこに辿り着こうと向かっていたのか…。この作品では、実際に彼の住んだ家、初めて一人暮らしをした一軒家、バイトをクビなったリゾートホテルなど所縁のある街が映し出される。彼が確かにそこにいたという痕跡を感じながら、その道のりを一緒に旅することで、彼という人間の一部、またそこから生まれた音楽を、少しだけ理解できるようになるかもしれない。あたかも、彼の家の台所に座り、一緒にハーブティーをすすり、時おり窓の外を見やる彼がすぐそばで話しているかのように感じながら、ふと、やさしい気持ちになっている自分に気付く、かもしれない。

監督:AJ・シュナック
原作・共同プロデューサー:マイケル・アゼラッド
撮影監督:ワイアット・トロール
スチールカメラ:チャールズ・ピーターソン
製作:シャーリー・モイヤーズ ノア・コシュピン クリス・グリーン
配給:ショウゲート
語り:カート・コバーン

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おやすみ、クマちゃん ・2007年8月4日公開・

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第1部 春から夏へ

「赤いふうせんと小鳥の巣」 監督・脚本:ルツァン・デンビンス
嵐の去った翌朝、クマちゃんの家の庭に小鳥の巣が落ちていました。中では可愛いヒナたちがおなかをすかせて鳴いています。やがてヒナを狙って猫がやってきました。木の上では親鳥たちが心配そうに見ています。クマちゃんはヒナたちが入った巣を木の枝に戻してあげました。そこのウサギの兄弟がやってきて、みんなで遊んでいるうちにクマちゃんの風船が手から離れて木のてっぺんに引っかかってしまいました。クマちゃんたちが困っていると、さっきの小鳥さんが風船を取ってきてくれました。

「ゆかいなお絵かき」 監督・脚本:マリアン・キュウバシュチャク
クマちゃんにお友だちから絵の具が送られてきました。嬉しくなったクマちゃんはお絵かきをはじめます。クマちゃんがウサちゃんと一緒に家のドアに落書きをしたり、隣の家のニワトリさんの卵に色を塗って遊んでいると、イヌ君がやってきて2人を叱りました。反省したクマちゃんとウサちゃんはデッキブラシでドアをきれいに洗い流すと、ニワトリさんの卵も洗おうとしましたが、卵はすでにヒヨコにかえってました。それから、クマちゃんとウサちゃんとイヌ君は紙にお互いの似顔絵を描きっこして遊びました。

「お洗濯で水びたし」 監督・脚本:ヤドヴィカ・クドゥジツカ
今日はお洗濯。そこへブタ君がアイスクリームを食べながらやってきました。クマちゃんは洗濯物をバスタブに放り込み、水を出したまま家を飛び出すとアイスクリームを買いに行きました。アイスクリーム屋さんの前にはお友だちも集まっています。みんなで遊んでいると、ブタ君が転んで泥だらけになってしまいました。クマちゃんがブタ君を洗ってあげようと家に戻ると、家の前には水があふれて小川ができていました。家の中も水浸しになってしまいましたが、お友だちがみんなで片づけを手伝ってくれました。

「アヒルの親子とはじめての水泳」 監督:ダリウシュ・ザヴィルスキ/脚本:ルカシュ・チェルヴィェツ
とても暑い日のこと。アヒルの親子がクマちゃんに川に連れていって欲しいとお願いをしました。クマちゃんは6羽のアヒルの子どもたちが迷子にならないよう、月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土曜と曜日の名前を付けて一列に並ばせ、川へと向かいました。アヒルの親子は川に着くと楽しそうに泳ぎ始めました。クマちゃんは泳ぎ方を知りませんでしたが、アヒルのお母さんが教えてくれました。ザリガニのハサミに挟まれたりもしたけれど、クマちゃんははじめての泳ぎがとても楽しかったのです。

「忘れな草をさがして」 監督・脚本・撮影:エウゲニウシュ・イグナチュク
ブタ君はいつも自分がみんなより物知りで、なんでも上手にできると自慢しています。でも、彼はサッカーをやっても縄跳びをしても失敗ばかりでみんなに馬鹿にされてしまいます。クマちゃんと仲間たちが沼に生えている忘れな草を取りに行こうとしたときも、自分は近道を知っていると言って道に迷い、ヤギに追いかけられてしまいます。ようやく沼に着くと、忘れな草は手の届かないところに生えていました。ブタ君はそこでも自分に任せろと言って無理をして沼に落ちてしまうのでした。

第2部 秋から冬へ、そして春

「キノコ狩りはたのしいな」 監督:ダリウシュ・ザヴィルスキ/脚本:ルカシュ・チェルヴィェツ
秋です。みんな森へキノコ狩りへ行きました。キノコにはいろいろな種類があって、おいしい食べ方もたくさんあるけれど、毒キノコもあるから気を付けなければいけません。クマちゃんは図鑑を持ってみんなが毒キノコを採らないように注意します。森の中でウサギの兄弟ピョコタンとピョコピンがキノコを探していると、知らない動物の声がしました。声の主はみんなと一緒に遊びたいキツネ君でした。クマちゃんと仲間たちはキツネ君とお友だちになり、キツネ君においしいキノコが生えている場所を教えてもらうのでした。

「素敵な森のコンサート」 監督:ダリウシュ・ザヴィルスキ/脚本:ルカシュ・チェルヴィェツ
木の葉が色づいた美しい季節。クマちゃんは森へ散歩に出かけました。森には面白くて珍しい仲間がたくさん暮らしています。クマちゃんがカタツムリさんとおしゃべりしていると、コオロギさんがバイオリンを弾いていました。やがて、次から次へと森の仲間たちがやってきてみんなで踊りだしました。でも、楽しい時間は過ぎ、森の仲間たちは冬支度のために家に戻って行きました。クマちゃんは冬の住み家を探すため旅に出ようとしていたコオロギさんを自分の家に連れて行き、暖炉の蔭に寝床を用意してあげました。

「いじわるなカラスと冬の神様」 監督:ダリウシュ・ザヴィルスキ/脚本:ルカシュ・チェルヴィェツ
クマちゃんがソリで遊んでいるとウサちゃんが泣いていました。弟が家に帰ってこないうえ、ごはんも食べていないのでおなかがすいているのだそうです。クマちゃんが雪の中から野菜を取ってあげようとしたところ、道に迷ったウサちゃんの弟が雪に埋もれていました。助けてくれたお礼にウサちゃんの弟はソリを引っ張ることにしました。ソリで橋を渡ろうとすると、いじわるなカラスがとおせんぼをしています。するとそこに冬の神様が現れ、川を凍らせてくれたのでクマちゃんたちは無事に川を渡ることができました。

「みんで行こう、スキー旅行」 監督・脚本:マリアン・キュウバシュチャク
ある日の冬のこと、クマちゃんはみんなを誘って山にスキーに出かけました。クリスティーナとハンナを迎えに行くと、そこへ大きなリュックに食べものをいっぱい詰め込んだブタ君もやってきました。山小屋に着いてお昼ごはんを食べ終わると、いよいよスキー遊びの始まりです。まず初めにクマちゃんが丘の上に登ってさっそうと滑り降りました。続いてウサちゃん、ブタ君も滑りました。冬は陽が短いので遊べる時間は少なかったけれど、なかよしのお友だちと行く旅行は本当に楽しいとクマちゃんは思いました。

「雪だるまさんと春の訪れ」 監督・撮影:エウゲニウシュ・イグナチュク/脚本:ルカシュ・チェルヴィェツ
窓の外は雪景色。でも、春はもうすぐです。クマちゃんはお友だちと雪だるまを作りました。でも、強い日差しで雪が溶けだしてしまいます。クマちゃんたちは、日光をさえぎる傘をさして雪だるまさんを守りました。でも、翌朝クマちゃんが目を覚ますとあたりの雪はすべて溶けて雪だるまさんの姿はどこにもありませんでした。みんなで雪だるまさんを探しに行くと、川上から雪だるまさんが流れてきました。雪だるまさんは、「来年も新しい雪で作ってね」と言い残し、去っていくのでした。

原作:文=チェスワフ・ヤンチャルスキ/絵=ズビグニエフ・ルィフリツキ『Mis Uszate』
音楽:ピョートル・ヘルテル
製作:“セ・マ・フォル”スタジオ
配給:エデン

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消えた天使 ・2007年8月4日公開・

Filed under: 2007年08月04日公開作品, 洋画 — kuro @ 3:52 pm

2分に1回、快楽殺人が生まれる
犯人は人間なのか――。

18年間、性犯罪登録者の観察を続けてきた公共安全局のエロル・バベッジ(リチャード・ギア)は、上司のスタイルズ(レイ・ワイズ)から退職を言い渡されていた。長年多くの登録者を監視し続け、心身ともに消耗しきっていたバベッジは、精神的にギリギリまで追い詰められていたのだった。そして退任まで18日となったある日、後任となるアリスン・ラウリー(クレア・デインズ)の指導を任された。

バベッジはアリスンを連れ、担当している登録者の元を訪れる。強姦罪で摘発されたが、司法取引によって今は自由の身でいるエドマンド(ラッセル・サムズ)はガールフレンドのベアトリス(アヴリル・ラヴィーン)と一緒に面会に応じた。エドマンドはキチンとした身なりで、アリスンには不審な点も見受けられなかったが、バベッジはペアトリスの欠けた前歯を見逃さなかった。奴ははまだ女を殴っている…。

次に訪れたビオラ(ケイディー・ストリックランド)には、3件のバラバラ殺人で死刑になった夫がいた。自身も違法監禁、性的暴行未遂3件で摘発を受けていたが、司法取引で懲役2年に減刑、今は美容師として働いていた。ビオラは、バベッジの毎週の嫌がらせ訪問をアリスンに伝え、実は自分も夫に虐待を受け続けた被害者だったことを訴えるのだった。

2人が車で移動中、またしても誘拐事件の報が入った。被害者の名は、ハリエット・ウェルズ(クリスティーナ・シスコ)。大学近くの線路脇に乗馬ブーツが発見されたのだ。家での可能性も取り沙汰される中、バベッジだけは確信していた。犯人は、彼が監視し続けている登録者の中にいると。

ハリエットの居場所はどこなのか?
真の犯人は一体誰なのか?
衝撃と戦慄の結末が、2人を待ち受けているのだった―。

監督・製作:アンドリュー・ラウ
脚本:クレイグ・ミッチェル ハンス・バウアー
製作:フィリップ・マルチネス
出演:リチャード・ギア クレア・デインズ ケイディー・ストリックランド アヴリル・ラヴィーン レイ・ワイズ ラッセル・サムズ マット・シュルツェ クリスティーナ・シスコ

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THIS IS BOSSA NOVA ・2007年8月4日公開・

『THIS IS BOSSA NOVA』は、1950年代後半にブラジルで誕生し、現在では世界中で愛されている音楽―ボサノヴァの物語である。

ボサノヴァは、それまでのブラジルのポピュラー音楽に見られていたハーモニーとビートを革命的なまでに変えた。そしてその美しいメロディと斬新かつロマンチックな歌詞で、“愛と微笑みと花”に満ちた輝ける時代を瑞々しく歌い上げてみせた。こうして、リオデジャネイロの若者たちから生み出された新しい潮流―ボサノヴァは、以降のブラジルのポピュラー音楽を根本的に変えることになったのである。そしてその潮流はやがて大きな波となり、62年にニューヨークのカーネギーホールで開催された『ゲッツ/ジルベルト』の大ヒットによって、国際的にも認知されるようになった。そしてその色褪せることのない永遠性から、生誕50年を経た今も、世界中で評価され続けているのである。

このムーヴメントの偉大な二人の現役作曲家である、カルロス・リラ(時代を超えた名曲「ロボ・ボボ」「もっとも美しいもの」「あなたと私」の作者)とホベルト・メネスカル(定番曲「小船」)によって物語を語られていく。この二人が、ボサノヴァが誕生したゆかりの地を再訪し、彼らがキャリアをスタートした頃のとっておきのエピソードやストーリーを披露する。長年の友人でもある彼らの会話は、あの忘れがたき時代をまざまざと再現してくれる。

『THIS IS BOSSA NOVA』には、カルロス・リラ、ホベルト・メネスカル、ジョアン・ドナード、アライヂ・コスタ、ジョニー・アルフ、レニー・アンドラーヂ、クリス・デラーノ、ジョイス、セルジオ・ヒカルド、ビリー・ブランコなど、世代を超えたボサノヴァのミュージシャン、作曲家、パフォーマーたちのインタヴューや独占ライヴ映像も満載されている。さらに、黄金時代のムーヴメントに参加したブラジル人ミュージシャンと国際的アーティストたちによる、貴重な独占アーカイヴ映像も多数含まれる。

映画は、ボサノヴァのリズム、歌詞、ハーモニー、ビート、とそれぞれのパートに分けられている。セルジオ・カブラルやタリキ・ヂ・ソウザ、アルトゥール・ダ・タヴォラ、ミエリやネルソン・モッタなど、ボサノヴァ文化に詳しい作家や評論家たちによって分析や解説がくり広げられてゆく。

ボサノヴァのマエストロであるアントニオ・カルロス・ジョビン(通称「トム」)とヴィニシウス・ヂ・モライスによって結成された作曲家コンビに、特別な賛辞が贈られる。
またボサノヴァのミューズ(女神)であるナラ・レオンには、映像、写真、録音物、アーカイヴ素材で、敬意を示している。

この映画は、決してたんなる知識の羅列なのではない。ざっくばらんにのびのびと描かれた、すぐれた音楽と美しい映像によるエンタテインメントを堪能できる2時間であり、また、ブラジルの文化的な最高傑作ともいえるボサノヴァ―世界中の人の耳とハートを虜にした音楽―の魅力をあますところなく伝えてくれる、きわめて貴重なドキュメンタリーである。

監督・脚本:パウロ・チアゴ
制作・グラウシア・カマルゴス
エグゼクティヴ・プロデューサー:ペドロ・アントニオ・パエス
出演:カルロス・リラ ホベルト・メネスカル ジョアン・ジルベルト アントニオ・カルロス・ジョビン フランク・シナトラ ジョイス ワンダ・サー ジョアン・ドナード イコ・カトロス・ネヴィス ジョニー・アルフ

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8月 6, 2007

プロヴァンスの贈りもの ・2007年8月4日公開・

Filed under: 2007年08月04日公開作品, 洋画 — kuro @ 6:43 pm

運命のあなたに――。最高の恋とワインを添えて。

溢れんばかりの日差し、乾いた空気、鼻をくすぐるラヴェンダーの香り。美食家をうならせるトリュフ、オリーブ、ジビエ料理、そしてワイン――。イギリス人でありながら、南フランスのプロヴァンスに住みつき、ワイン造りを楽しみながら人生を謳歌するヘンリーおじさん(アルバート・フィリー)。少年マックス(フレディ・ハイモア)は毎年夏になると、ヘンリーの所有するシャトーとぶどう園(ラ・シロック)で、ヴァカンスを過ごすのが常だった。ヘンリーおじさんは彼にとって、人生の師と呼べる存在だった。

 時は流れ負けず嫌いの少年は大人になり、ロンドンの金融界で“豪腕トレーダー”のマックス(ラッセル・クロウ)として、超多忙な日々を送っていた。ヘンリーが授けてくれた叡智と哲学のおかげで、彼は若くして頂点の一歩手前まで登りつめていた。近づいてくる女性たちは多く、贅沢な独身ライフを楽しんではいたが、彼には本当の愛が見えていなかった。

 そんなマックスのもとに、10年も疎遠にしていたヘンリーがなくなったとの報せが届く。ヘンリーに最も近い血縁者ということで遺産を得ることになったマックスは、相続と売却の手続きだけを済ませたらロンドンにとんぼ返りするつもりで、20年ぶりにプロヴァンスの地を踏んだ。

 レンタカーに付いていたフランス語のカーナビに戸惑いながら、携帯を片手にわき見運転するマックス。次の瞬間、自転車の女性を轢きそうになるが本人は気付かずに、マックスの車は田舎道を走り去っていった。女性は地元のレストラン“ラ・ルネッサンス”のオーナー、ファニー(マリオン・コティヤール)。鼻っ柱の強いファニーは、シャトーの前にその暴走車を見つけて、“仕返し”をしにマックスの前に現れた。それは最悪で最高の、運命の出会いだった。

 シャトーに滞在するうち、楽しかった夏の日の記憶が次々とよみがえり、マックスの心はゆれる。そして何よりも彼の心を乱したのは、ファニーの存在だった。猫の手も借りたいほど忙しいファニーのレストランで助っ人にはいった彼は、ついに彼女とのデートの約束を取り付ける。デートの日、地下蔵のワインセラーで〈ル・コワン・ペルデュ=失われた片隅〉という奇妙なワインを見つけた彼は、それを手みやげに彼女の待つレタン広場へ向かった。そのワインこそ、プロヴァンスの伝説のブティック・ワインだった。

 野外レストランで振りだした通り雨、大人の会話を楽しんだ後にめぐる上質なワインの酔い、流れる曲はシャルルトレネの「ブン」。ムーディな雰囲気と月夜に誘われて、ファニーはマックスのシャトーへ。どちらからともなく唇を重ねた二人は、踊るように脱ぎ、脱がし、脱ぎ捨てた。だが翌朝、「ここは僕の人生に向かない」と告げるマックス。「違うわ。あなたの人生が、ここに向かないのよ」と切り返すファニー。彼は次のことばを失ってしまう。

 いくつかの難問は飛び出したものの、友人の不動産業者チャーリー(トム・ホランダ―)の協力を得て、無事、シャトーとぶどう園の遺産売却を終えたマックスに、ロンドンへ戻る日が来る。惹かれあいながらもマックスとファニーは、人生の価値観の違いから別々の路を歩みはじめようとするのだが、プロヴァンスでの幾つもの贈りものが、彼をっ変えようとしていた…。

監督:リドリー・スコット
原作:ピーター・メイル
脚本:マーク・クライン
製作総指揮:ブランコ・ラスティグ ジュリー・ペイン リサ・エルジー
撮影監督:フィリップ・スール
美術:ソーニャ・クラウス
編集:ドディ・ドーン
音楽:マーク・シュトレイテンフェルド
出演:ラッセル・クロウ マリオン・コティヤール アルバート・フィニー フレディ・ハイモア アビーコーニッシュ トム・ホランダー ディディエ・ブルドン イザベル・カンディエ ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ

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劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!/電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦 ・2007年8月4日公開・

Filed under: 2007年08月04日公開作品, 邦画 — kuro @ 5:50 pm

宝石泥棒に憑依したイマジンを追って、過去の世界に向かった良太郎たち。しかし、それはデンライナーを奪うために仕組まれた罠だった。首謀者は、時の列車ばかりを狙う強盗集団の首領・牙王。彼は“神の路線”を走り、すべての時間を支配できるという神の列車を手に入れるため、オーナーたちを人質にデンライナーを過去へと走らせていく。残されたのは良太郎、ハナ、モモタロス。しかも良太郎は今まで電王として戦っていた記憶を無くし、モモタロスは憑依できなくなっていた。さらに10歳の良太郎(モモタロスが小太郎と命名)とも遭遇。時間を超える列車に乗ってみたいと、彼らに同行を申し出る。一行は桜井侑斗の助けを借り、ゼロライナーでその後を追った。さまざまな時代を通り抜け、良太郎たちがデンライナーを発見したのは江戸時代。そこで牙王は真田幸村を味方に付け、神の路線へとつながる最後の封印を解こうとしていた。デンライナーから何とか脱出したオーナーたちと合流することに成功する良太郎たちだったが、牙王によってついに神の列車の封印は解かれてしまった! その列車が目指すのは1988年の12月26日。いったいその日には何があるのか? 牙王は仮面ライダーガオウに変身、一行の邪魔を許さない! 必死で後を追う良太郎たちに果たして勝算はあるのか? 小太郎はどんな活躍を見せるのか? 物語はクライマックスに向け、ノンストップで走り抜ける!!

原作:石ノ森章太郎
監督:長石多可男
脚本:小林靖子
撮影:いのくままさお
照明:斗沢秀
美術:大嶋修一
音楽:佐橋俊彦
アクション監督:宮崎剛
特撮監督:佛田洋
出演:佐藤健 白鳥百合子 中村優一 秋山莉奈 石丸謙二郎 星野亜希 陣内智則 渡辺裕之

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彩恋 SAI-REN ・2007年8月4日公開・

Filed under: 2007年08月04日公開作品, 邦画 — kuro @ 5:49 pm

  陽光きらめく長閑な地方都市。共に高校3年生のナツ、
ココ、マリネは、いつもツルんで遊んでいる仲良し3人組。
母と死別し、小説家の父と中学生の3人暮らしのナツ。
シングルマザーで未婚の母と暮らすココ。マリネの父親は
妻の死以来、男手ひとつで娘を育ててきた。
  ある日、遠距離恋愛中の大学生の彼から一方的に別れを
告げられたナツは、その直後に妊娠していることに気づき
愕然とする。一方ヒョンなことから出会ったココの母親
とマリネの父親が、一目で恋に落ち、いい関係に。ナツの弟
は、修学旅行で童貞を捨てる決心をしていた。相手は初恋
である同学年の少女。そうして周囲が“恋の季節”に華やぐ
なか、堕胎の決心がつかないナツ、母の恋愛に戸惑うココ、
片想いに悶々とするマリネ・・・。彼女たち18歳の女心は、
さまざまに揺れ動くのだった。 

監督・脚本:飯塚健
製作:鈴木健一 亀井修 藤原正道 葛谷健一 柴田真人
企画:原田宗一郎
プロデューサー:山川恵一 大島孝幸 福村和之 寺田幸司 宮田三清
撮影監督:小川真司
照明:畑田伸一郎
美術:松岡拓
音楽:神津裕之
録音:湯脇房雄
効果:丹雄二
整音:村上浩
編集:石田泉
衣装:横田勝広
メイク:田中玲衣子
制作担当:小橋秀之
助監督:石田和彦
配給:エム・エフボックス
出演:関めぐみ 貫地谷しほり 徳永えり きたろう 温水洋一 奥貫薫 高杉亘 細山田隆人 松川尚瑠輝

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水になった村 ・2007年8月4日公開・

1957年、岐阜県徳山村にダム建設の話が広まった。総貯水量6億6千万立方メートル、日本最大のダムだ。当時徳山村の住民は、約1600人。みな次々に近隣の街につくられた移転地へと引っ越していった。
それでも、何家族かの老人たちが、村が沈んでしまうまでできる限り暮らし続けたい、と、街から戻って来た。
写真家の大西暢夫が初めて村を訪ねたのは今から15年前のこと。
だれもいないと思っていた集落に家があることに驚いた。以来、ジジババたちの暮らしに魅せられ、東京から徳山村まで片道500キロ、バイクで高速道は使わず山道を走り抜けて 何度も何度も通った。
そしてその村でジジババたちは大西を「兄ちゃん」と呼び,共にたくさん食べ、いっぱい笑った。
 村には季節ごとに土地で採れるものを大切にする、暮らしの知恵や技がある。食卓にはいつも食べきれないほど大盛りのごはんが並び、山はジジババたちの笑い声に満ちている。
 
2006年秋、いよいよ工事が終わり、水がたまり始めた。
もう誰も、村に帰ることはできない。
 
ジジババたちの変わりゆく暮らしに寄り添った15年間の記録。

監督:大西暢夫
製作:本橋成一
編集:土井康一
撮影:大西暢夫
音響構成:米山靖
整音:渡辺丈彦
音楽コーディネーター:和田亨
音楽アレンジ:林祐介
音響助手:井上久美子
編集助手:岡野由美子
制作デスク:村上朝子 公文健太郎
経理:桐生潔
宣伝:吉田理映子 大槻貴宏 中植きさら
パンフレット編集:菅聖子
グラフィックデザイン:森デザイン室
録音スタジオ:ヒポ コミュニケーションズ
挿入歌:『星めぐりのうた』 歌=李政美 作詞・作曲=宮沢賢治
協力:(独)水資源機構 徳山ダム建設所 成瀬始
特別協力:本間克明
配給:サスナフィルム ポレポレ東中野

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劇場版NARUTO-ナルト- 疾風伝 ・2007年8月4日公開・

かつて世界を破滅の一歩手前まで追い込んだ魔物がいた。
そして今、何者かの手によって復活を遂げた――。

今回のナルトの任務は、魔物に狙われた鬼の国の巫女、紫宛を守ること。

紫宛には2つの特殊な能力がある。
1つは、復活した魔物を封印する力。
もう1つは、人の死を予言する力――

今まで“死の予言”を一度もはずしたことはない紫宛がナルトに告げる。
「ナルト、お前は死ぬ」

紫宛に死を予言された者が、死から逃れる方法はただひとつ。
それは、紫宛から離れること。
しかし、ナルトが紫宛から離れることは、
すなわち、魔物を封印できる唯一の存在である紫宛の死、
そして世界の破滅へと繋がる。

ナルトは絶対逃げられない“死の予言”に挑む。

そしてナルトは死を迎える――

原作:岸本斉史
監督:亀垣一
脚本:武上純希
キャラクターデザイン:西尾鉄也
音楽:高橋康治 刃(-yaiba-)
配給:東宝
声の出演:竹内順子 中村千絵 遠近孝一 増川洋一

公式サイト

2007年8月4日公開作品

Filed under: 2007年08月04日公開作品 — kuro @ 4:49 pm

アフロ・パンク
おやすみ、クマちゃん
カート・コバーン アバウト・ア・サン
怪談
劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!/電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦
消えた天使
彩恋 SAI-REN
THIS IS BOSSA NOVA
トランスフォーマー
劇場版NARUTO-ナルト- 疾風伝
プロヴァンスの贈りもの
水になった村

ヒロシマナガサキ ・2007年7月28日公開・

被爆者14人の証言 勇気という名の希望

本作は、アカデミー賞ドキュメンタリー映画賞に輝いたスティーブン・オカザキ監督が、25年の歳月をかけて完成させた渾身のドキュメンタリー映画である。

広島、長崎の原爆投下から60年余りを経た今、日本でも記憶が薄れつつあるが、アメリカをはじめ世界の多くの人々はいまだその被害の実態を知らず、被爆者の現実についてもほとんど知られていない。原爆の被害に対する認識と関心を、世界に呼び起こしたいと考えたオカザキ監督は、被爆者が高齢化していくなか、せきたてられるように日本を訪れ、実に500人以上の被爆者に会い、取材を重ねた。

14人の被爆者の証言と、実際に爆撃に関与した4人のアメリカ人の証言を軸に、貴重な記録映像や資料を交え、ヒロシマ・ナガサキの真実を包括的に描いた本作。被爆者の想像を絶する苦悩に向き合い、彼らの生きる勇気と尊厳を深く受け止め、私たち観る者を圧倒する。

今、作らなければ 今、伝えなければ

スティーブン・オカザキ監督は1952年ロサンゼルス生まれの日系3世。英訳の「はだしのゲン」を読み広島、長崎の原爆投下に関心を深めたオカザキは、1981年に広島を初めて訪れ、被爆者を取材した第1作「生存者たち」(82)を発表。日系人強制収容所を描いた作品「待ちわびる日々」(91)で」アカデミー賞ドキュメンタリー映画賞を受賞した。

アメリカでは原爆投下が「戦争を早期に終わらせ、日米両国民の命を救った」との認識が強い。オカザキ監督はヒロシマ・ナガサキの事実を伝え、核の脅威を世界に知らしめることを自分の役目と考えるようになる。

被爆はら50年の1995年、米スミソニアン協会で開催される予定だった原爆展は日本側の期待も大きかった。しかし、米国内の猛反発で中止になり、展示にともなう彼の映画製作も突然中止になった。
このことは彼に大きな精神的痛手を与えたが、それでも取材をあきらめることなく続け、胎内被爆の現実にも迫った中篇「マッシュルーム・クラブ」(05)は2005年アカデミー賞にノミネートされた。

そして2007年、アメリカHBOドキュメンタリーフィルムの援助により完成した「ヒロシマナガサキ」は彼のこれまでの映画人生におけるひとつの到達点ともいえる。

いつか来た道に、ふたたび戻らないために

現在、世界には広島に落とされた原子爆弾の40万個に相当する核兵器があるといわれる。また2001年9月11日の同時多発テロ以降、世界的緊張とともに核拡散の危機が急速に高まり、核兵器による大量殺戮が現実化する恐れも出てきた。

このような状況のなか「ヒロシマナガサキ」は、2007年、広島に原爆が投下された日である8月6日に全米にむけてテレビ放映される予定である。本作は、アメリカのみならず世界中の人々に、広島、長崎で何が起きたかを知らしめ、核兵器の脅威に対して強い警鐘をならす作品になるだろう。

監督:スティーブン・オカザキ
配給:シグロ・ザジフィルムズ

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河童のクゥと夏休み ・2007年7月28日公開・

 夏休みのある日、小学校の帰り道に上原康一は大きな石を拾った。持ち帰って水で洗うと、中から何と河童の子供が!! 第一声は「クゥ?!!」。康一はこの河童を「クゥ」と名付ける。クゥは康一たちと同じ言葉を話し、何百年もの間、地中に閉じ込められていたことがわかる。最初は驚いた家族もクゥを受け入れ、クゥのことは秘密にしようと決める。
 クゥと康一は、一緒にお風呂に入り、食卓を囲み、同じベッドで寝る。クゥは相撲が得意で、康一の父・保雄も投げ飛ばす怪力の持ち主。だがある日、クゥが仲間のところに帰ると言い出した。康一はクゥの仲間を探す為、河童伝説の残る遠野へ、クゥを連れてはじめてひとり旅をすることに。豊かな自然に囲まれた遠野は、河童が暮らすには最高の場所に見えた。きれいな川で生き生きと泳ぐクゥの姿に、「クゥ、マジすごいよ!!」と康一は大興奮。しかし河童を見つけられないまま旅は終わった。
 遠野から戻ると、家の近所に記者が!! 噂の河童を見せろと、無理やり写真を撮られてしまった! クゥの存在が世間に知られ、テレビ出演の依頼が殺到。隠し続ける訳にもいかず、康一たちと共に出演したクゥだが、その番組のゲストが、遠い昔、クゥのお父さんを殺した人間にそっくりだった。クゥが驚き、強い恐怖を感じたその時、スタジオの照明が一斉に割れた! 人間に怯えて逃げ出したクゥは、人のいない場所を求め東京タワーを昇りはじめる。タワーの上から見える世界に、「静かなところなんてどこにもない。ここは人間の巣だ。もう、くたびれた。父ちゃんのところへ行きたい…」。
そうクゥが呟いたその時……!!

監督・脚本:原恵一
原作:木暮正夫
声の出演:田中直樹 西田尚美 なぎら健壱 ゴリ(ガレッジセール) 冨澤風斗

公式サイト

こわい童謡 裏の章 ・2007年7月28日公開・

Filed under: 2007年07月28日公開作品, ホラー, 邦画 — kuro @ 4:24 pm

聖蘭女学院の音楽室で、合唱部員12人が惨殺される事件が発生した。警察は失踪した合唱部顧問、栗原美咲を容疑者として指名手配したが、逮捕に至らない。
5年後、廃校となった学校にTVの取材班が訪れる。校舎から童謡の歌声が聞こえてくるという近所の住民の証言があり、その謎を解明するためだった。
取材に同行した音響分析員、宇田響子(安めぐみ)は校内の不穏な空気を察する。
女子アナ内田瑞希(石坂ちなみ)のリポートの合間に、響子はディレクター菱見淳一(松尾敏伸)やプロデューサー矢代圭太(津田寛治)の許可を得て、過去の事件を独自に調査する。
音楽室の惨劇の一週間前、屋上から飛び降り自殺をした小川奈々香は死の直前、携帯で彼氏にメッセージを残していた。
その音声を分析する響子は屋上に向かうが、そこで『かごめかごめ』を口ずさみ豹変したAD黒川比奈子(玉城ちはる)に襲われる。間一髪、菱見に助けられた響子はこの出来事をヒントにメッセージの謎を解明する。
響子は染谷未紀の失踪にも疑問を抱き、校舎の防犯カメラの映像を手がかりに、事件当時の音声を復元。未紀の失踪の謎を暴く。その矢先、今度は録音マン奈良本茂(小坂真郷)が姿を消す。彼を探す響子は図書室で古書『童謡綺談』を発見するが、その時不気味な『とおりゃんせ』の歌声が聞こえてきて…。
5年前の事件をなぞるように次々と異変に見舞われる取材班!これが童謡の呪い!?響子は事件の驚がくの真相に迫る!

監督・脚本:福谷修
音楽:原田勝通
プロデューサー:伴野智 柳原祥広
撮影:福田陽平
照明:中村晋平
録音:治田敏秀
美術:黒田通利
助監督:福田尚子
特殊メイク:MICHAEL-TY
配給:東京テアトル
出演:安めぐみ 松尾敏伸 石坂ちなみ 多部未華子 津田寛治

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リトル・チルドレン ・2007年7月28日公開・

Filed under: 2007年07月28日公開作品, 洋画 — kuro @ 4:23 pm

アメリカのボストン郊外の住宅街ウッドワード・コートに住む主婦のサラ・ピアーズ(ケイト・ウィンスレット)は3歳に娘を連れて引越してきてまだ日が浅い。夫のリチャード(グレッグ・エデルマン)は企業プランニングの会社で成功し、ここに家を買ったのだ。サラは近所の公園でいわゆる「公園デビュー」をするが、他の主婦たちとはとけ込むことができないでいた。“郊外に住む典型的な主婦はこんな感じなのだろう”と距離をおいて主婦たちを観察していた。

“うちの子は大人みたいなウンチをするのよ”、“夫のセックスの最中に私眠ってしまって…”、“うちはセックスは毎週火曜の9時って決めてるの”
話す内容は違えども、彼女たちはまるで女子高生みたいにおしゃべりばかりしている。

思い切って主婦たちに話しかけてみたところ、彼女たちの興味の関心は、しばらく公園に姿をみせていない若い父親のことだった。彼のことを主婦たちは『プロム・キング』と読んでいた。高校の卒業パーティーであるプロムのキングに選ばれそうな男性という意味でだった。そこへ『プロム・キング』が息子を連れて現れる。主婦たちは新参者のサラに彼と話をするようにけしかける。主婦たちの俗物性にも呆れていたサラは彼に話しかけてみる。彼はブラッド・アダムソン(パトリック・ウィルソン)と言って、司法試験の合格を目指して主夫をしている普通の男性だった。主婦たちを驚かせるために、サラはブラッドに軽くハグをしてキスをするように頼むとブラッドは承諾して、その通りに実行する。その光景に驚いて、主婦たちは公園から急いで立ち去るが、このことがその後の人生を変えるとは、二人は思ってもいなかった。

ブラッドの妻のキャシー(ジェニファー・コネリー)は非のうちどころがないほど才色兼備の女性で、ドキュメンタリー映像作家として成功していた。ブラッドは昼間に子守りをして、夜は帰宅した妻に子供を任せて近所の図書館で勉強する日々だった。だが、実際は図書館には足を運ばず、少年たちが広場でスケートボードをして遊んでいるのを見ては時間を潰していたのだった。

“オレも若い頃はあんなだったんだろうな…。なんで今は主夫をしているんだろうか…。”そして、彼は何度も頭の中でサラとのキスを再現していた。まるで彼も少年である。
そんな中、この街に元犯罪者のロニー(ジャッキー・アール・ヘイリー)が戻ってきたことが、街の人々の話題になっていた。ブラッドの友達で元警官のラリー(ノア・エメリッヒ)は、ロニー糾弾するビラを街中に貼り回り、ロニーの家にも嫌がらせをするほどであった。

ある日、サラは夫のリチャードが部屋でインターネットのアダルトサイトを見て興奮している様子を見てしまう。リチャードは会社で、露出狂の女性のサイトをたまたま見たことで夢中になってしまい、その女性のパンティを取り寄せて頭から被っていたところだった。やっていることは中学生と変わらない。夫にすっかり幻滅したさらは、公営プールで再会したブラッドと話をすることで気を休めるようになっていく。お互いに結婚して子供を持つ身なので、「4時の別れの握手」を受け入れ、一線を画していたが、お互いを好きな気持ちを抑えられなくなっていた。心の中の衝動が騒ぎ出す…。ある日の午後、ついにサラの家で二人は関係を持ってしまう。いけないことだと認識していながらも、深入りしていくサラとブラッド。ロニーと母親の関係、ラリーの過去が絡みあって事態は思わぬ結末を迎える……

監督・製作・脚本:トッド・フィールド
脚本・原作:トム・ペロッタ
製作:アルバート・バーガー ロン・イェルザ
共同製作:レオン・ヴィタリ
撮影監督:アントニオ・カルヴァッシュ
編集:レオ・トロンベッタ
衣装:メリッサ・エコノミー
音楽:トーマス・ニューマン
出演:ケイト・ウィンスレット パトリック・ウィルソン ジェニファー・コネリー ジャッキー・アール・ヘイリー ノア・エメリッヒ フェリス・サマーヴィル グレッグ・エデルマン ジェーン・アダムス

公式サイト

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