映画ブロイラー

8月 6, 2007

オープンウォーター2 ・2007年7月28日公開・

Filed under: 2007年07月28日公開作品, 洋画 — kuro @ 4:21 pm

エミリーは生後間もない娘サラと共に、愛する夫ジェームスの運転する車でメキシコへ向かっていた。彼女は元ボーイフレンドのダンから、高校時代の友人ザックとローレンも参加するヨット・クルーズの旅に招待されていたのだ。メキシコ湾のマリーナではダンが、若くセクシーな恋人ミッシェルと豪華な純白の大型ヨット“ゴッドスピード”号で旧友たちを待っていた。親友たちとの再会は楽しみだったが、実のところエミリーはクルーズにはあまり乗り気ではなかった。エミリーは幼い頃、海水浴をしていて溺れそうになった自分を助けようとした父親が水死するのを目の当たりにして以来、水に対する強い恐怖心を抱いており、ライフジャケットなしでは船に乗ることができなかったのだ。6人の男女を乗せた“ゴッドスピード”号は、雲ひとつない晴天の中、メキシコ湾沖へと出帆した。その日はちょうどザックの30歳の誕生日だった。6人はシャンパンで乾杯し、上機嫌でクルーズを楽しんでいた。

やがて、まぶしい太陽に体を火照らせたミッシェルが海で泳ぎたいと言い出し、ザック、ローレン、ジェームズと次々と海へと入った。一人、浮かない顔のエミリーはライフジャケットを着たままサラと船室にいたが、そんな彼女を調子に乗ったダンが冗談半分に抱きかかえたまま、一緒に海に飛び込んでしまう。エミリーは突然の恐怖に体を硬直させて失神しそうになる。ダンの度の過ぎた冗談に他のメンバーは呆れ、エミリーを船上に上げようとしたその時、彼らは恐ろしい事実に気付くのだった。

最後に飛び込んだダンが、甲板に上るための梯子を出し忘れていたのだ。大型の“ゴッドスピード”号は水面から甲板まで数メートルあり、梯子なしでは上がることはできなかった。6人はダンのあまりにも軽率な行動を非難するが、すべては後の祭りだった。救助は期待できず、自力で泳ぐには彼らは沖に出過ぎていた。彼らは冷静になり、どうにか自力で甲板にあがる方法を考えなければならなかった。唯一の救いはエミリーが着ていたライフジャケットと、ザックがしていた水中ゴーグルと手にしたサバイバル・ナイフだけだ。

やがて、海水は水着だけの彼らの体温を急速に奪い、立ち泳ぎを続ける体力も限界に近づいていった。さらに、内輪もめからダンが誤ってナイフでザックの胸を突いてしまい、あたり一面が血で染まって一同は鮫の恐怖にパニック状態に陥った!!一人、また一人と力尽きていく仲間、そして夕闇が迫り、天候まで悪化しはじめる。果たして、彼らに生き延びる方法は残されているのだろうか…?

監督:ハンス・ホーン
脚本:アダム・クルートナー ディヴィッド・ミッチェル
製作:ダン・マーグ
出演:スーザン・メイ・プラット リチャード・スパイト・ジュニア アリ・ヒリス ニクラウス・ランゲ キャメロン・リチャードソン エリック・デイン

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天然コケッコー ・2007年7月28日公開・

Filed under: 2007年07月28日公開作品, 邦画 — kuro @ 4:19 pm

初めて同級生ができました

山と田んぼが広がる木村町。
方言丸出しの中学二年生右田そよの通う、小中学生あわせても全校生徒たったの6人の分校。
そこにある日、
東京からかこいい大沢広海が転校してくる。
初めてできた同級生との、楽しく過ごす毎日に、期待に胸膨らませるそよ。
一方、面倒見のいいそよとは正反対で、ちょっと意地悪でとっつきづらい大沢。
やがて、そよはそんな大沢が気になりだして・・・。

監督:山下敦弘
原作:くらもちふさこ『天然コケッコ―』
プロデューサー:小川真司 根岸洋之
脚本:渡辺あや
撮影:近藤龍人
照明:藤井勇
録音:小川武
美術デザイナー:金勝浩一
装飾:武藤純一(大晃商会)
編集:宮島竜治
音楽プロデュース:安井輝
主題歌:くるり『言葉はさんかく こころは四角』
出演:夏帆 岡田将生 夏川結衣 佐藤浩市 ほか

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レミ―のおいしいレストラン ・2007年7月28日公開・

 一匹のネズミと、落ちこぼれシェフ。
 二人の夢は、誰にも言えない秘密…。

ネズミのレミ―は、今は亡き天才シェフのグストーに憧れ、フランス料理のシェフになることを夢見ていた。もちろんそれは、かなわない夢。レストランのキッチンにとって、ネズミは“招かざる客”だからだ。ある嵐の夜、レミ―は家族とはぐれてしまい、ひとりぼっちでパリにたどりつく。途方にくれるレミ―に手をさしのべてくれたのは、あのグストーに幽霊! ゴースト・グスト―はレミ―を励まし、自分のレストラン“グスト―”へと導く。
 “グスト―”のキッチンは、落ちこぼれシェフのリングイニがヘマをして、スープを台無しにしてしまっていた。思わずキッチンに足を踏み入れたレミ―は、夢中になってスープを作り直すが、それをリングイニに目撃されてしまう。
 料理の才能が全く無いことを悩んでいたリングイニは、この小さな天才シェフに人間の言葉が通じると知り、とんでもないアイデアを思いつく。「二人で、パリ一番のシェフを目指すんだ!」
 シェフを夢見るネズミと、料理が苦手な見習いシェフ――その出会いはやがて、フランス料理界をも揺るがす“大事件”を巻き起こす…。

監督:ブラッド・バード
製作総指揮:ジョン・ラセター
製作:ブラッド・ルイス
ストーリー・スーパーバイザー:マーク・アンドリュ―ス
撮影監督:シャロン・カラハン
プロダクション・デザイナー:ハ―レイ・ジェサップ
声の出演:パットン・オズワルト ブライアン・デネヒー ブラッド・ギャレット ジャニーン・ガロファロー サー・イアン・ホルム ピーター・オトゥール ルー・ロマノ

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モン族の少女 パオの物語 ・2007年7月28日公開・

Filed under: 2007年07月28日公開作品, アジア — kuro @ 4:15 pm

ベトナム北部の山岳地帯に住む少数民族モン族の少女、パオ。彼女は父親と弟、そして育ての母キアと暮らしている。父とキアの間には子供ができなかったので、代わりにやってきた女性シムがパオと弟を産んだのだ。しかし、シムは身を引いて家を出て行き、キアが子供たちを育ててきた。子供たちもキアを慕い、パオは時々訪ねてくる産みの親シムには心を開かなかった。

 成長したパオは、市場で知り合った青年チューに心ひかれる。笛を吹くのが得意な彼は、パオの家の前で美しい音色を奏でて彼女への思いを伝えた。あるとき、パオは母には内緒で、チューと一緒にお祭りに出かけた。お祭りの人ごみの中で、パオは母が父ではない男性と一緒にいるところを目撃してしまう。普段は着ない晴れ着に身を包み、家族には見せない表情で笑うキアを見て動揺するパオ。

 家に帰ったパオは母を問いただす。「母さんはどうすればいい?」と悩むキア。その夜、笛の音を聞いたパオが窓から目撃したのは。塀の外にやってきて息子と同じ笛を吹くチューの父親の姿だった。母の秘密の交際相手はチューの父だったのだ。

 そして、ある日キアがこつ然と姿を消す。持ち物は川原の岩の上に置かれたままだった。村人全員が総出で捜索し、ついに川の中からキアのスカートが見つかる。キアの弔いがすむと、パオの父が飲む酒の量はだんだんと増え、目に見えて体が弱っていった。そして、酒に酔うとキアのことだけでなく、シムのことを口に出すようになった。

 父を助けるため、と決心したパオは実の母シムを探す旅に出る。遠く離れた町の住所を訪ね、誰も頼る者がいない都会で、出稼ぎ労働者を手伝ってなんとかバス代を手にし、シムの元に着く。シムは娘との再会を喜んだが、彼女にはすでに別の生活があった。パオは父の待つ山に戻る。

 帰り道、バスが山の中の休憩所にとまった。店に入る乗客たちのあとについていったパオが偶然目にしたのは、信じられない光景だった・・・

監督・脚本:ゴー・クアン・ハーイ
原作:ドー・ビック・トゥイ(短編小説「石垣越しのモン笛の音」)
撮影:コーデリア・ベレスフォード
音楽:グエン・ティエン・ダオ
演奏:ベトナム国立交響楽団
録音:ホアン・アイン
編集:トニー・ノートン トゥー・チャン
美術:ファム・クアン・ヴィン
プロデューサー:ダン・タト・ビン
製作:ベトナム劇映画製作所1
出演:ドー・ティ・ハーイ・イエン グエン・ニュー・クイン ドー・ホア・トゥイ リー・タイン・カー グエン・テー・ホアン チャン・ドアン・チュアン

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フロストバイト ・2007年7月28日公開・

Filed under: 2007年07月28日公開作品, ホラー, 洋画 — kuro @ 4:14 pm

そこは、夜が明けないヴァンパイアシティ。恐怖がすべてを凍結させる…。

三十日間の極夜が、ヴァンパイアを増殖させる!<極夜とは…「白夜」の反意語。終日、夜のような状態。>

 雪に覆われ、極夜の時期に入った北欧の町の病院から赤い錠剤が盗まれた。そこから、奇怪な事件が続出する。

 この町に引っ越してきたばかりの女医アニカと17歳の娘サガは、いつの間にか氷雪と血にまみれた世界に放り込まれたことを知る。幾つもの謎をはらみつつ、ひとり、またひとりと、人間がヴァンパイアと化し、町は恐怖のどん底に叩き込まれた…。

 最新CGのVFXと特殊メイクを巧みに使い分け、未だかつてない斬新なヴァンパイア像を創造した本作。スウェーデン初の本格的ヴァンパイアホラーとして各国の映画祭で大絶賛を浴びている。

 また、ヒロインの女子高生サガを演じているのが、当時5歳で『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』(92)に映画初出演、その後の「ロッタちゃんシリーズ」でも人気を集めたグレーテ・ハヴネショルド。あどけない可愛さが魅力だった彼女が、本作ではセクシーな雰囲気を漂わせた女優に成長した。

 現代の田舎町にヴァンパイアを復活させた傑作ホラー作品『死霊伝説』(92)(原作:スティーヴン・キング「呪われた町」)を彷彿とさせる怪奇ムードに、監督独自の特異なユーモア・センスを盛り込んだ快作のスウェディッシュホラーである。

監督:アンダシュ・バンケ
製作:マグヌス・ポールソン
脚本:ダニエル・オイアンラトヴァ
撮影監督:クリース・マリース
編集:キコ・ショーベリィ
音楽:アントン・リエド
特殊効果:フィード フィルム&ウリットカ
出演:ペートラ・ニールセン カール=オーケ・エリクソン グレーテ・ハヴネショルド ヨーナス・カールストロム ペール・ローフベリィ エンマ・テー・オーベリィ

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8月 3, 2007

belief ・2007年7月28日公開・

Filed under: 2007年07月28日公開作品, 邦画 — kuro @ 6:50 pm

ある朝、母がカルト視される宗教に入ったことを知った息子。
その現実に直面して、彼は母にカメラを向けた。
次の日、印鑑などの購入の他に、多額の献金をしていることが判明する。
どうしてこんなことになってしまったのか?
母は特別信仰心に篤い人ではない。
3年前に父が亡くなったことが原因かもしれない。
あるいは、仕事を辞めて毎日一人で家にいるのが悪かったのかもしれない。
繰り返される様々な対話。淡々と続いていく母の日常。
やがて疑問の矛先は彼自身に向けられる。
彼はうつ病を患っていた。苦しむ息子を思いやる母。
母はもしかしたら自分のためにカルトに入ったのではないか?
彼は事実を知ろうと思う。
カルトとは何か?そして、家族とは何か?

この映画は、監督自ら全編撮影し、
母親をはじめとする家族、宗教信者、宗教識者、心理学者、弁護士らとの
対話によって制作されました。
しかし本作を「カルト問題についてのドキュメンタリー」とだけ見ることは
適切ではありません。
これは、監督自身の母親への愛の告白であり、
同時に母親の息子への愛の告白であり、
そして家族というものがいかに成り立っているかということの記録でもあります。
自分の母親と話がしたくなる、そんな映画です。

監督:土居哲真
製作:麻田弦
音楽:福島諭
整音:横山純
意匠:桝尾あき
題字:並河久美子
配給:「belief」製作委員会
出演:土居幸子 土居健一 土居りえ子 土居恭史郎 土居明日架 浅見定雄 山口広 パスカル・ズィヴィィ 西田公昭

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いつかの君へ ・2007年7月28日公開・

Filed under: 2007年07月28日公開作品, 邦画 — kuro @ 6:49 pm

美大で写真を専攻する深水ノボル(斎藤工)は、器用に生きることができず、孤独なキャンパス生活を送っていた。一方、同じ大学の早瀬耕平(河合龍之介)は、同級生達と毎日を楽しく過ごしていた。
そんなある日、早瀬は湖で溺れてしまい、ノボルの人口呼吸によって一命をとりとめる。
命の恩人であるノボルに興味を持つようになった早瀬は、夜の街でノボルとそっくりな双子の弟、リュウ(斎藤工・二役)と出会う。
性格のまったく違うノボルとリュウ。そして次第に二人と親密になっていく早瀬は、ノボルとリュウが抱えた過去、トラウマ、そして真実を知ることに…

監督:堀江慶
脚本:なるせゆうせい 堀江慶
出演:斎藤工 河合龍之介 加藤裕月 坂本真 徳井優 津田寛治

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えんどう豆の花 ・2007年7月28日公開・

Filed under: 2007年07月28日公開作品, 邦画 — kuro @ 6:47 pm

沖縄を代表する音楽家・宮良長包の人物像に迫る

戦争によって宮良長包の世界はすべて消滅したかに見えた。しかし、長包メロディーは民衆の心の中に生きていた。長包の教育音楽と作曲活動から、長包の魅力的な人間像と当時の沖縄の世相も浮かび上がってくる。

大正10年、38歳の時、音楽教育にかける情熱と力量が認められて、沖縄県師範学校の音楽教師に迎えられる。そして、次々と斬新な作品を生み出していく。

長包はまた、教え子たちと一緒に、「音楽の民衆化、音楽の郷土化」を懐き、全県各地に音楽行脚を展開した。やがて長包メロディーは新時代の人々の愛唱歌となって沖縄中に広がった。しかし、時代は次第に暗黒に覆われるようになり、軍国主義の足音が近づいてきた。そんなときにも長包は、郷土音楽への信念を曲げることなく、この民謡調の作品を量産する。

戦後60年。幻の作品といわれた「嵐の曲」の楽譜も発見された。今、珠玉の長包メロディーを次の世代につなげていくことが求められている。

登野城(とのしろ)尋常小学校から師範学校へ

県師範学校を卒業した長包は、1907年(明治40年)に八重山島高等小学校(後の登野城尋常小学校)の訓導として赴任、音楽教育者としてスタートを切った。24歳の頃だった。

当時は標準語励行の時代。長包は、「最初のうちは方言混じりの普通語、方言ちゃんぽんの標準語でいいよ」と教えながらも、心温まる授業を繰り広げる。

1921年(大正10年)、38歳で沖縄県師範学校教諭心得となり、41歳で名曲「えんどうの花」を作曲した。

「えんどうの花の歌詞は、金城栄治先生が書かれました」

師範学校の教室で、生徒を前に長包が説明する。

「南国沖縄にしては珍しく、えんどうの花は純白で可憐な花だ。ふるさとの畑は、一面いっぱいえんどうの花が咲いている。夜は明けきらず、太陽もまだ顔を出してない、朝もやが低く立ちこめている。えんどうの白い花びらは玉のような朝露が残っていて、冷たい風に揺れている。まるで絵に描いたように、ふるさとの情景が浮かんでくる。一羽のつばめが飛んでいるのもいい。何とも言えず、郷愁を誘うものだ」

撮影は那覇西高校の音楽教室で行われ、池田演じる長包がピアノを弾きながら「えんどうの花」を歌う貴重なシーンとなっている。

(以上、2006年1月1日発行の八重山毎日新聞より抜粋)

監督:本永良夫
監修:宮城鷹夫 三木健
製作:與那良則 末吉真也
脚本:内間常喜、本永良夫
脚本協力:嶋津与志 野村 岳也
音楽監督:大山伸子
撮影監督:上地完道
主演:池田卓

公式サイト

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