極寒の凍てつく大地。見渡す限り雪に囲まれたロシアとフィンランドの国境近くの孤児院に、遠くイタリアから一組の夫妻がやってくる。その来訪に色めき立つ子供たち。孤児院には多くの少年少女が暮らすが、生活は貧しく、身寄りもない。彼らがそこから抜け出る唯一の方法、それは裕福な養父母に引き取られていくことだと判っているのだ。
院長室からお声が掛かったのは、6歳のワーニャ。普段から仏頂面で言葉少ななその少年は突然の幸運に戸惑うが、イタリア人の夫婦は彼を気に入り、養子に引き取る事を決める。その光景を、選ばれなかった子供たちは羨望と嫉妬の目で見つめ、養子になる年齢を逸した年長の少年少女は温かい目で見守りながらも、寂しさを感じていた。
イタリア人夫妻を連れてきた養子縁組の仲介業者であるマダムと院長の間では、金銭のやり取りがなされていた。貧しい孤児院にとって、子供を養子に出す手数料が大きな収入なのだ。子供を売るような行為に後ろめたさを感じながらも、背に腹は変えられない院長は、マダムに次の養子候補の子供たちを紹介する。
正式な手続きがなされた再来月に、イタリアへ引き取られて行く事が決まったワーニャ。周りは彼の事を“イタリア人”と呼んでからかう。しかし当の本人は今ひとつ実感が沸かない。外国人に引き取られるのは臓器移植のためという悪い噂も聞く。かつて孤児院で仲良しだったムーヒンも養子に引き取られたが、今は元気にしているのかどうかも分からない。
そんなある日、突然ムーヒンの母親が孤児院に現れる。捨てた息子を探しに来たというのだ。激昂し、追い返す院長。院を後にする彼女を、子供たちは好奇の視線で見つめる。帰りのバスを待つムーヒンの母親に偶然呼び止められたワーニャは、ムーヒンの院での生活や彼を引き取った養父母の事を聞かれる。「ある日、ふと気付いたの。もう私にはあの子だけだって」涙ながらに語る彼女の言葉を聞くうち、ワーニャの心に今まで意識しなかった“ほんとうのママ”の存在が芽生える。
もしかしたら養子に行った後、自分のママも探しにくるかもしれない。そのとき、孤児院は居場所を伝えてくれるだろうか? 養子にいくことは本当に幸せなのか? ムーヒンだって養子にいかなきゃ、ママに会えた。「やっぱり、ほんとうのママがいい」面倒見のいい少女ナターハに気になり始めたことを相談するが、馬鹿な事を考えずにイタリアへ行くべきだと諭される。
ムーヒンの母親が自殺したという報せが孤児院に入り、ママへの想いは日増しに強くなっていく。なんとかママの手掛かりを見つけたいワーニャは、資料室に出生記録が保存してあることを知るが、肝心の文字が読めない。売春で金を稼ぐ年上の少女イルカに「金と交換で字を教えてあげる」と言われたことを真に受け、院を陰で牛耳る不良グループの金をごまかして盗もうとする。理由を知ったグループのリーダー、カリャーンは、自分が母親に虐待され捨てられた過去を明かし、黙ってイタリアへ行く方が幸せだと薦める。
同情したソニアの教えで、字の勉強を始めるワーニャ。独学ながらも毎日一生懸命に取り組み、見る見るうちに文章が読めるようになる。そして遂に院長から鍵を盗み、資料室へ入り込むことに成功する。しかし資料に載っていたのは「両親なし」の情報だけ。だが、前にいた別の街の孤児院の住所が分かり、そこへ行けば何か分かるかもしれないと考える。
ワーニャがイタリア行きに悩んでいることを友人のアントンが院長につい漏らしてしまい、それを聞いたマダムが血相を変えてやって来る。もし縁組が破談すれば、大金を失うのだ。養子に行かなければ更正させるための特別施設へ連れて行くと脅され、涙ぐむワーニャ。院長からも養子に行く方が絶対に幸せで、この機会を逃すなと説得される。迎えが来る明日まで監禁される部屋の窓から外を寂しく眺めるが、ママへの想いは募るばかり。
霧が立ち込める早朝、ワーニャはイルカの声で目を覚ます。院を脱走して、ママを探しに行こうと言うのだ。凍てつく寒さの中、二人は院の門をくぐって駅への道を急ぐ。二人の脱走に気付いたマダムとその屈強な用心棒グリーシャ、院長が車で後を追ってくる。イルカと別れ、ひとり列車に乗り込んだワーニャは、はたしてママに会うことができるのだろうか……。
監督:アンドレイ・クラフチューク
脚本:アンドレイ・ロマーノフ
出演:コーリャ・スピリドノフ、マリヤ・クズネツォーワ、ダーリヤ・レスニコーワ、ユーリイ・イツコーフ、ニコライ・レウトフ
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本郷猛の未来は、歪められてしまった。
世界支配を画策する秘密結社ショッカーによって人体改造されたのだ。超人的な能力でショッカーの任務を遂行する猛だったが、自我に目覚め、ショッカーの陰謀を阻止する戦いを始める。改造人間・仮面ライダーとして。
あれから、2年が経った。
奇怪な事件が世間を騒がせている。惨殺死体が連続的に発見され、そのいずれも顔が切り刻まれていたのだった。やがて、都市伝説のような噂が流れ始める。惨殺死体の現場には、いつも超人気アイドル・Chiharuの曲が流れているのだ、と。
その頃、本郷猛の姿は高校の教壇にあった。猛が受け持ったクラスに菊間琴美という生徒がいた。彼女は今、怪事件と共に噂される人気アイドル・Chiharuの親友だった。ある時からまったく連絡の取れなくなった親友の身を案じて行動を開始する琴美。その前に、異形の怪人・チェーンソーリザードと6人の仮面ライダー・ショッカーライダーが現れる。危機に直面した琴美を救ったのは猛だった。そして琴美は目撃する。本郷猛のもう一つの姿を—。
Chiharuには兄がいた。新進IT企業の若き社長・風見志郎だ。猛と琴美は志郎のもとを訪ねる。しかしその志郎もまた、別の姿を現す。ナノロボットにより体内改造され、圧倒的に高い能力を有するショッカーの改造人間。仮面ライダーV3。
V3は、ショッカーライダーたちと共に本郷猛に襲い掛かる。サイクロンを駆り奮戦する猛だったが、多勢の強敵の前に窮地に追い込まれてしまう。
そこにもう一人の仮面ライダーが現れる。かつては本郷猛抹殺の命を担いながらも、猛と共にショッカーに反旗を翻した男、一文字隼人であった。
「ショッカー」のシザーズジャガーは日本すべてを標的とした改造計画を実行に移すため、大量のナノロボットを日本に上陸させた。猛は、隼人は、この陰謀を叩き潰すことができるのか。志郎は妹・Chiharuの真実にたどり着けるのか。
すべてを決する戦いは、もう目の前に迫っていた。
原作:石ノ森章太郎
脚本:井上敏樹
監督:田崎竜太
出演:黄川田将也、高野八誠、加藤和樹、石田未来、森 絵梨佳、益子梨恵、 六角慎司、 未來貴子、 納谷悟朗 (声の出演)、 嶋田久作、 斎藤洋介、田口トモロヲ
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「私の21才の夏は二度と来んちゃもん!だけん、逃げないかんとって!!」
21才の夏は一度しか来ない。あたしは逃げ出すことにした。 軽い気持ちの自殺未遂がばれて、入院させられた病院から。逃げるのに思いつきで顔見知りを誘った。
24歳の茶髪で気弱な会社員。すぐに「帰ろう」と主張する彼を 脅してすかして車を出させた。東へ、そして南へ・・・。
おんぼろ車で九州の田舎町を駆け抜ける
ふたりの前にひろがった暑い夏の物語。
製作:牧 義寛
脚本:外間 伸子
監督:本橋 圭太
出演:美波、吉沢 悠 他
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オレの名前はアキ。渋谷を仕切ってる“ギルティ”のリーダーだ。この“ギルティ”の意味は……アレ? また忘れた(苦笑)。まあ、いいや。とにかくオレたち“ギルティ”の6人が渋谷を仕切ってるわけ。ほかのメンバーは、ケンカは弱いけど頭は超キレるカオル。渋谷で一番イケてるらしい、ダサいことが大嫌いなモデルのナオ。いつもヘラヘラしてるくせに見た目だけはすこぶるいいから、最強に女にモテまくりのジュン。たぶん世界で一番バカだけど仲間の数だけは異様に多い、オナニーに一生を捧げてるタケシ。そして、相撲部屋からスカウトされたことのあるちゃんこデブ、サトル。
オレたちには暗黙のルールがあって、それはドラッグとか窃盗とか意味のねえケンカには絶対に手を出さないこと。そんなことやるのは昔のチーマーみたいで超ダセえからさ。もっと有意義なことしなきゃ意味ねえっつうの。
で、カオルの提案でオレら6人は毎週木曜にミナミさんがマスターをしてる“PINK PINK”っていうバーを会場にして、ケンカの強えヤツらを集めてファイトパーティーを開催してたわけ。そう、ブラピの『ファイト・クラブ』みたいなやつ。もちろん、ヤクザとかは一切関わらせないでオレらの力だけで仕切ってた。もう、バカみたいに盛り上がるし、金もいっぱい入ってくるし、何もかもすげえうまくいってたんだよ。あの日まではね……。
あの日、バカタケシとちゃんこデブのサトルが“ギルティ”のルールを破ってモメごとを起こした揚げ句に、どこからどう見てもアヤしいボストンバッグを持って帰ってきてさ。中を見たら見たこともねえぐらいの大金がわんさか入ってたんだよ。で、調べてみたら予想どおり柿沢、桃井、折田っていうプロの強盗団が松谷組っていう関西ヤクザが経営するカジノからかっぱらったかなりヤバ〜い金で。ホント、マジで、全然笑えねえよ! そうこうしてるうちにオレらのファイトパーティーに目をつけてた、渋谷を仕切ってる麻川組の黒木ってヤツが出てきたり、あとになってわかったんだけど知らないところでエキゾチックなムード満載の南米マフィアまで関わっていて、気づけばオレらボストンバッグ争奪戦に巻き込まれてやがんの……! でも、このままジッとしてても最悪オレらは殺されるわけだし……どうする、オレたち!? 追い詰められたそんな時、ひらめいたある作戦。命に関わるヤッベー作戦だけど、やるしかないっしょ!
監督:片山修
脚本:サタケミキオ
原作:垣根涼介
出演:城田優、木村了、北川景子、小柳友、浦田直也、鈴木昌平、伴都美子、伊藤千晃、高岡蒼甫、パパイヤ鈴木、谷中敦、豊原功補、近藤芳正、松尾スズキ、細川茂樹、伊原剛志
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高校3年生の唯史は、クラスメートの公太に密かな恋心を抱いている。だが、本心を告げる事も出来ないまま、表面上は仲のよい友人として付き合っていた。そんな夏のある日、登校中のふたりに同級生たちが「おかま」と心ない言葉を浴びせからかい、それ以降公太は唯史を避けるようになってしまう。
失意の唯史は学校をさぼり、あてもなくひとり電車に乗っていると、そこには唯史が生まれて初めて目にするゲイカップル、宏毅ルと慎二が乗り合わせていたのだった。なにかに突き動かされるように、唯史はその後を追って歩き出すが、それをきっかけとして事態は誰も予想しなかった方向へと転がっていく‥‥‥。
監督・脚本・撮影・編集:今泉浩一
出演:村上ひろし/松之木天辺/川島良耶/堀江進司/柴田恵 ほか
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妻と2人の子供、幸せな家族4人。会社での地位も得て、順風満帆に暮らす48歳の中堅不動産会社部長・藤山幸弘(役所広司)は、今まさに人生の“円熟期”を迎えていた。だが、ある日突然、末期の肺がんと宣告される。
余命半年という医師の言葉に戸惑いながらも、藤山が選択したものは、延命治療ではなく、人生を全うすることだった。残りの人生が僅かなら、死ぬまで有意義に生きていたい・・・それは「死」を覚悟するという意味ではなく、「生」への執着。彼は残された時間に、今まで出会った大切な人達と直接会って、自分なりの別れを告げようと決意する。思いを伝えられなかった初恋の相手(手塚理美)、些細なことで喧嘩別れした高校時代の親友(高橋克実)、絶縁していた実兄(岸部一徳)・・・・・・言い残したことのある人達と再会し、自分が生きてきた時間を噛みしめる藤山。だが、妻・美和子(今井美樹)には、病気のことを話せないでいた。何と伝えればよいのか−−23年間ともに生きてきた妻だからこそ、話せないことは他にもあった。
家族には、大学生の息子・俊介(塩谷瞬)にだけ事実を話し、母親の美和子と妹・はるか(南沢奈央)を支えるように伝えてあった。だが、彼が会社で倒れたことをきっかけに、その病名は医師から妻へと知らされる。夫が事実を隠していたことにショックを受ける美和子。なぜ延命治療を受けないのかと問う彼女に、藤山は未来ではなく今現在を生きていたいと語る。美和子は思い悩んだ末、そんな夫のすべてを受け入れようと決意する。
会社も辞め、妻や子供たちとともに「今」を生きる藤山。そして、夫婦としてあらためて妻と向き合う中、彼は当たり前に過ごしてきた日常が、どれほど幸せなものであったのかを実感し、夫婦でいることの意味を知る。そして二人にとっての「今」が、忘れ得ない、かけがえのない時間となっていく−−。
監督:井坂聡
脚本:遠藤察男
原作:秋本康
出演:役所広司/今井美樹/塩谷瞬/南沢奈央/井川遥/高橋克実/白井晃/小市慢太郎/久遠さやか/益岡徹/手塚理美/笹野高史/伊武雅刀/岸辺一徳
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大阪・通天閣のふもと。
ひなびたアパート「パンション飛田」では、今日もいつもの音は響く。
イサオがちゃぶ台をひっくり返す音だ。幸江が作った食事が四方八方に散らばる。イサオは無口な乱暴者で酒飲み、その上ギャンブルに明け暮れている。
幸江の不運と貧乏は今に始まったことではない。宮城県、気仙沼で生まれた幸江は。物心つく前に母親が家出し、男手一つで幸江を育てた父・家康は、飲んだくれで借金まみれだった。生活は中学生の幸江の新聞配達や内職にかかっていた。
「幸せになれになれますように」神社でお参りするのが日課の幸江に、ある日、事件が起こる。家康が愛人と新婚旅行に行くために銀行強盗をして捕まってしまったのだ。パンツ一丁で連行される父の姿にボーゼンとする幸江。
さて、今日も今日とて、イサオのちゃぶ台返しは続く。折角作ったトンカツも、無理して大枚はたいて買った寿司も全てひっくり返された。しかし、見かねた隣に住む後家のおばちゃん・小春に別離を薦められようとも、「あんな奴と別れて、俺と一緒になろう」と、幸江は働く食堂・あさひ屋のマスターにしつこくプロポーズされようとも、幸江はイサオと一緒にいられるだけで幸せだった。
そんな時、ムショ帰りの家康が幸江の前に現れる。ソープランドであさひ屋のマスターと「ユキエ」という名のソープ嬢を取り合った縁で、あさひ屋の二階に居候する家康。ここぞとばかりに、父親に取り入ろうとするマスター。それでも何があろうと、幸江はイサオに尽くし続けた。
ある日、イサオは働きに出ることを決意する。心づくしの愛妻弁当を持って工場現場に向かったイサオだったが、昔のヤクザ仲間に絡まれ、暴力沙汰を起こしてしまう。これを機に、かつて世話になった組長から戻ってこないかと誘われ、イサオの心は揺れる。
再び、イサオのパチンコに明け暮れる日々が始まった。イサオが大フィーバーを出した同日、幸江は医者からおめでた3ヶ月であることを告げられる。喜んでイサオに報告する幸江だったが、それを聞いたイサオは黙って幸江の元から去って行った。「何かを得ると、必ず何か失うものがある」
数日後、身重の体で働き続ける幸江は、歩道橋から滑り落ちる。生死の間を彷徨う幸江の頭の仲では、過ぎ去った出来事が走馬灯のように駆け巡っていた。
幸せじゃなかった少女時代。独りぼっちの幸江をただ支えてくれたのは、同級生の熊本さんだった。彼女も幸江を同じように靴下は破け、教材費も払えず、学校の備品をこっそり持ち帰るような貧乏育ち。いじめられても堂々としている熊本さんといつしか親友となり、二人は誓いを立てる。
「近くにいても、遠くにいても、あなたのことは忘れない。嬉しい時も、悲しい時も、あなたと友達で
いる。ずっと友達でいる!‥‥」
そして中学卒業と同時に上京した幸江。その後は絵に描いたような転落人生が待っていた。夢も希望もなくなった幸江の前に現れたのが、ヤクザのイサオだった。子供の頃から自分を蔑み、愛を求めていた彼女を初めて心から愛してくれた男、それがイサオだったのだ。
そして目を開けた時、そこに見たものは‥‥。
監督:堤幸彦
脚本:関えり香、里中静流
原作:業田良家
出演:中谷美紀、阿部寛、遠藤憲一、カルーセル麻紀、竜雷太、名取裕子、西田敏行
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アレックス・ライダー(アレックス・ペティファー)は地味な銀行員である叔父と一緒に住む、普通のティーンエージャーだった…。
ある日、伯父のイアン・ライダー(ユアン・マクレガー)が謎の事故死をとげた事をきっかけに、実は叔父が英国諜報機関MI6の二重諜報員で、殺されたと知る。
MI6の特別作戦局のミスター・ブラント(ビル・ナイ)とジョウンズ夫人(ソフィー・オコネドー)によってMI6にスカウトされたアレックスは、伯父がアレックスに趣味を奨励することで、スパイになる準備をさせていたことを悟る。武道、外国語、スキューバダイビング、山登り、射撃とアレックスは完璧な10代のスーパー諜報員になれるものを備えていたのだ。これらの技と特別な武器を携えて、彼は最初のミッションへと旅立つ。
監督: ジェフリー・サックス、 アンソニー・ホロヴィッツ、 アンドレアス・シュミット
撮影監督: クリス・シーガー (イギリス映画撮影監督協会)
出演: アレックス・ペティファー、ユアン・マクレガー
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28歳のライター佐倉明日香(内田有紀)は、ある日目が醒めると、白い部屋で拘束されていた。そこは通称“クワイエットルーム”と呼ばれる、女子だけの閉鎖病棟内にある保護室だった。
見知らぬ場所、見知らぬ人──記憶がない!
担当医と、同棲相手・焼畑鉄雄(宮藤官九郎)双方の同意がないと退院できない!
逃げられない状態に陥った明日香の、めくるめく日々が始まった。
「食べたくても食べられない」入院患者のミキ(蒼井優)や、元AV女優で過食症の患者・西野(大竹しのぶ)をはじめ、個性的すぎる患者たちと少しずつ馴染み始める明日香。一報、患者を守るためという大義名分を振りかざし、なにかと規則で縛ろうとする、冷酷ナースの江口(りょう)たちに不満を募らせていた。
売れっ子放送作家・鉄雄の代わりに、鉄雄の子分のコモノ(妻夫木聡)が面会にやってきた日、ショックで蕁麻疹の発作が起こる明日香だったが、江口と婦長のルール至上主義を論破、勝利する。
うまくやっていける、そう思った瞬間、世界は音を立てて崩れ始めた──。
一番信頼していたはずのミキの哀しい秘密。さらに、鉄雄からの真剣な手紙を西野が勝手に朗読し始め‥‥‥。
明日香はその手紙で、全ての記憶が蘇り、ここに来た本当の理由が突きつけられ‥‥‥。
監督・脚本・原作:松尾スズキ
出演:内田有紀、宮藤官九郎、蒼井優、りょう、塚本晋也、平田満、妻夫木聡、大竹しのぶ
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1961年4月17日、アメリカの支援を受けた亡命キューバ人の部隊が、カストロ政権の転覆をもくろんみ、ビッグス湾に上陸。だが、CIA内部の情報漏れによって作戦は失敗、CIAは窮地に追い込まれた。3日後、作戦の指揮を執ったベテラン諜報員エドワード・ウィルソン(マット・デイモン)のもとに、1本のテープが送られてくる。録音されていたのは、 同封の写真の男女がベッドで交わした会話だった。何かに脅えている様子の男と、そんな彼を「私といれば安全」となだめる女‥‥‥。彼らの声に、CIAの内通者と敵側スパイの臭いを嗅ぎ取ったエドワードは、部下のレイ・ブロッコ(ジョン・タトゥーロ)を通じて、技術部にテープと写真の分析を依頼した。その結果が、自分と家族にどれほどの衝撃をもたらすかも知らずに‥‥‥。
監督・製作:ロバート・デ・ニーロ
脚本:エリック・ロス
出演:マット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリー、ロバート・デ・ニーロ、ビリー・クラダップ、ウィリアム・ハート、ジョー・ペシ、ジョン・タトゥーロ、マイケル・ガンボン、アレック・ボールドウィン
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トレーシー(ニッキー・ブロンスキー)はダンスとオシャレに夢中な女子高生。ボルチモアで最高にホットなTV番組「コーニー・コリンズ・ショー」を親友ベニー(アマンダ・バインズ)と一緒に見ることが日課だった。
夢はこの番組のレギュラーになって憧れのリンク(ザック・エフロン)と踊ること。
でも、彼女にはひとつだけBIGな問題があった。それは彼女のサイズがBIGだということ!
でも、そんなことは一向に気にする様子もなく明るく前向きな毎日を生きていた。
ある日、メンバーのオーディションが開催されることを知ったトレーシーは大喜び。母親のエドナ(ジョン・トラヴォルタ)の反対にあうも、父親のウィルパー(クリストファー・ウォーケン)に「夢を追ってBIGになれ」と励まされ、学校を休んでオーディションに飛び込み参加する。ところが、メンバーの中心的存在アンバー(ブリタニー・スノウ)のステージママであり、番組の実権を握るベルマ(ミシェル・ファイファー)に体よく追い払われてしまう。
一度は諦めかけたトレーシ−だったが、高校のダンスパーティーでコーニー・コリンズ(ジェームズ・マースデン)の目にとまり、見事、メンバーの座を獲得。
憧れのリンクに見初められたり、街の人気者になったり、Lサイズファッション店のイメージガールに抜擢されたりと、スター街道をばく進する。何よりTVで活躍する娘の姿に刺激され、外の世界に踏み出す勇気を得たエドナの変化が嬉しいトレーシーだった。
トレーシーとエドナの幸せが面白くないベルマとアンバーは、あの手この手でトラブルを仕掛けてくる。家族の絆や仲間たちとの友情によって何度も難を逃れるトレーシーだったが、ダンスを通じて親しくなったシーウィード(イライジャ・ケリー)やメイベル(クイーン・ラティファ)らとともに人種差別反対デモに参加したことから、ベルマの通報によって警察に追われる身となってしまう。
その頃、「コーニー・コリンズ・ショー」では人気投票による「ミス・ヘアスプレー」のダンスコンテストが行われていた。トレーシーが身を隠している間に、着実に票を伸ばすアンバー。しかも、コンテスト会場はベルマの策略によって警察に包囲されてた。だが、トレーシーは家族や仲間たちの力を借りて何とか侵入に成功!果たして「ミス・ヘアスプレー」の栄冠は誰の手に?
そして誰も想像できなかった最高にハッピーな結末とは?
監督:アダム・シャンクマン
脚本:レスリー・ディクソン
出演:ジョン・トラヴォルタ、ニッキー・ブロンスキー、アマンダ・バインズ、クリストファー・ウォーケン、ザック・エフロン、イライジャ・ケリー、クイーン・ラティファ、ミシェル・ファイファー、ブリタニー・スノウ、ジェームズ・マースデン
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<9.11>-あの日以降、今も続く、見えない敵との終わらない闘い
サウジアラビアの首都リヤドの外国人居住区─幸せな風景が一店、突如鳴り響く爆発音。自爆テロが勃発した。首謀者はアルカイダ・メンバーのアブ・ハムザと目される中、両国外交筋は穏やかな解決を望んでいたが、FBI捜査官ロナルド・フルーリー(ジェイミーフォックス)だけは違った‥‥‥死傷者300人を超える犠牲者の中に仲間のFBI捜査官も含まれていたのだ。直ちに操作に向けて4人の精鋭チームを結成。テロの黒幕の本拠地を突き止めるべく、ホワイトハウスそして国防省と交渉。たった5日という期限付きながら、サウジアラビアへの極秘捜査の許可を得る。砂漠の王国サウジアラビアに到着した彼らを待ち受けていたのは、アメリカの介入によって統治能力の弱さを露呈させたくないサウジ政府による拒絶と徹底した監視だった。しかし、同じ志しをもつサウジ警察のサル・ガージー大佐(アシュラ・バルフム)が捜査協力を申し出る。果たしてフルーリーらはアルカイダ・メンバーの本拠地へ、そしてテロ事件の首謀者に迫ることが出来るのか?
今、見えない的に挑む、想像を絶する壮絶な闘いが始まる───。
監督:ピーター・バーグ
脚本:マシュー・マイケル・カーナハン
出演:ジェイミー・フォックス、クリス・クーパー、ジェニファー・ガーナー、ジェイソン・ベイトマン、ダニー・ヒューストン、アシュラフ・バルフム
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二枚目俳優の草刈正雄(草刈正雄)は押しも押されぬ大スター。だがそれは世間をあざむく表の顔。真の正体は女王陛下の元で働く諜報部員、その名もコードナンバー”0093”だった!木を隠すなら森の中。敢えてマスコミに素顔をさらすことで、スパイである身分を隠すために始めた芸能活動だったが、意外にも天性の才能を発揮し、草刈自身も自分がスパイである事実を忘れかけていた。
しかしある日、20年ぶりに女王様からの指令が下る。新たにテレビ局を開局するIT企業社長の三輪嘉門(嶋田久作)が、英国の研究所から盗まれた洗脳信号ディスクを手に入れ、電波を通じて全国の視聴者を洗脳する陰謀をたくらんでいるというのだ。問題のCDを奪回し、悪による世界征服を防ぐため、三輪の元へ出向く草刈。そんな彼を、日刊スポーツの記者である霧島ハルキ(黒川芽以)が、スクープを狙って追いかけていた…。
一方、草刈の愛娘・草刈麻有(麻有)は父親の反対を押しきって女優を目指し、三輪の会社のイメージガールに選ばれていた…。愛する娘を守るため、そしてスパイとしての使命を全うするため、スターとして、スパイとして、父として、草刈正雄はたった一人で巨大な陰謀に立ち向かう!
監督:篠崎誠
脚本:加藤淳也
出演:草刈正雄/黒川芽以/麻有/嶋田久作/唐橋充/彩輝なお/和田聰宏/森田正光/水野晴郎
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国立孤児院にわけあって預けられている少年クンデルは、将来、詩人になりたいと思う多感な子供だったが、先生から怒られ、他の子供たちとも仲良くしようとしなかった。そんな場所を嫌ったクンデルは、孤児院を抜け出し、母親がいる町に帰ることを決心する。だが、家に帰ってみると、母親は見知らぬ男とベッドで寝ていた。
母親の愛を渇望しながらも、町の男たちと乱れた生活をしているる母親の姿に嫌悪したクンデルは、一人で生きて行く決意をして、町はずれの川べりに打ち捨てられた艀舟に住みつく。集めたあき缶や屑鉄を売って生活している彼に、町の大人たちは同情的なまなざしを注いでいるが、クンデルは頑としてほどこしを受けようとはしない。
そんなある日、艀舟で寝ていると一人の少女がクンデルの前に現れる。艀舟のそばにたたずむ裕福な家の子である彼女も、美しく賢い姉に対する劣等感や、誰にも愛されないと思う気持ちをアルコールで紛らわせていたのだった。幼い心に癒やされない寂しさを抱える二人は、お互いを気遣いあって絆を深めていくが、クンデルには悲しい現実が待っていた・・・・
監督・脚本・編集:ドロタ・ケンジェルザヴスカ
出演:ピョトル・ヤギェルスキ/アグニェシカ・ナゴジツカ/エディタ・ユゴフスカ/パヴェウ・ヴィルチャック
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昭和七年。柴原英賢の道場のもと、空手の修行に励む若き3人の男たちがいた。
その名を義龍、大観、長英という。
だが、師・英賢の突然の死により、継承の証である「黒帯」が残される。
時折しも、軍部が日々値からを増していった時代。
彼らの武術の高さに目を付けた憲兵隊本部は、早速、軍力に利用すべく3人に合流を名ずるが‥‥‥。
空手は争うためにあらず─そう言い残した師の教えを頑なに守り、ひたすら修行に励む義龍。
軍を利用し、次々と勢力を拡大していく大観。
そんな2人を見守り続ける長英。
激動の時代に翻弄されながらも、男たちは真の強さを求め、葛藤し、己の信じる道を突き進んでいく。
「黒帯」を手にするのは一体誰なのか?
そして、闘いの果てに待ち受ける彼らの命運は?
監督:長崎俊一
脚本:飯田譲治
出演:八木明人/中達也/鈴木ゆうじ/小宮孝泰/小須田康人/阿南健治/須藤雅宏/諏訪太郎/深澤嵐/近野成美/吉野公佳/大和田信也/白竜/夏木陽介
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